エミちゃんの超マジヤバの羽ばたいている的な素敵なシャイニングデイズ☆「可愛い服は正義、お洒落も正義!」その2
エミちゃんに突き飛ばされて数時間後、いつの間にかエミちゃんの部屋で豪華なベッドで寝ていた。
「ゆかりんさっきはごめんねー!!すぐ起きる!?」
恐らくは昼過ぎなのかなカーテンから垣間見える日差しがより煩く輝いている。
ベッドから起きるとエミちゃんは突き飛ばしたことを謝り自分が無自覚に着ていたことを知らせてくれた。理由は可愛からお洒落だと思って改造して作ったらしい。
「アタシ・・・あんまり気にしなくてさ、お詫びというのも図々しいけどゆかりん達の服をさ良かったら作らせてくれない?」
エミちゃんはいじらしい程頬を、赤くして提案をしてきた。ちょっとだけ意地悪しようかな?
「服だけ?」
「あっ、いや!謝りたいのは本当なんだ!服だけなんて助けてくれた命の恩人を仇で返すなんて駄目だよね!!それなら服も武器も装飾品も全部タダで作るよ!!これで許してくれない?」
意地悪したのに逆に謝られてしまった、私は首を振ろうとしたのが逆にエミちゃんには思ってることとは別個にしてしまった。
「分かった!アタシなら何でもしてもいいから!」
「エミちゃんごめんね、冗談というかなんていうか」
「え、エッチだって学んだから!料理は出来ないけど出来る限り頑張るから怒らないで!」
「あっ、別に最初から怒って――― 」
「今から全裸で謝るから!」
「だから少しは私の話を聞きなさーい!!!」
どうしてこうも私の仲間達は身体で接待しようという自暴自棄になってしまんだろう、取り敢えず脱ごうとしたエミちゃんを全力で止めて冗談だと分かるまで励ますことに徹する私であった。
☆★☆★ 三十分後
「落ち着いた?」
水を少し飲ませて漸く落ち着いてくれたみたい。
「冗談だとしても命の恩人には変わりはないから取り敢えずはさっき言った仕事はするけど・・・」
ん?どうして私を見つめている?
「えっとさ、依頼というか聞きたいことがあるんだけど」
「服の素材は私達がやるし布製が欲しければキリちゃんの錬金術で作れるよ?」
私の提案は決して悪くないと思うけどエミちゃんはそうじゃなくてと言葉を濁す。
「あのさ、皆のスリーサイズ測ってくれない?」
エミちゃんからのお願いは想像の斜め上を行っていた。




