「お洒落は正義!」その1
エミちゃんを助けた次の日、私は身体中が悲鳴を上げていた、やはり動くのには療養期間を設けるべきだった。
ベッドから起きたくても睡魔と気だるさが伸し掛かり惰眠をむさぼるばかりで皆は無事なのかな。
もう少し寝たいと思ったその時、唇に熱を関した。
「んん・・・・」
口の中に何かが入って来る、柔らかくて私の舌を舐め取ろうとする。甘くてねっとりしてて幸せな気分にしてくれるユイさんのキス。
あっ、離しちゃった・・・もっと欲しかった、いつの間にか嫌がるどころかユイさんとのキスがいつシテくれるのか楽しみにしてる。
「おはよう」
多少の幸福感を抱きながら太陽の日差しを浴びて目を開ける、そこには瞳が死んだ超絶可愛い美少女が添い寝をしていた。
「おやすみ」
「こ、こら!!今日はエミとの約束でしょ!?」
えへへ、ユイさんが慌ててる、可愛いな。
「後五分間・・・」
「もう約束の時間過ぎてるのよ!?」
「ユイさん代わりに行って〜」
「ば、馬鹿!私じゃ何もできないのよ!ユカリちゃんしか頼れないの!」
その後反応に焦ったユイさんは無理矢理私を叩き起こして無理矢理エミちゃんの元へ歩かされた。
☆★☆★ エミ・プレアデスの豪邸
「ユイさんのご飯・・・」
「終わった食べさせるから頑張りなさい」
私はユイさんの肩を借りて移動するとあの豪邸に辿り着いた、そしてその近くに見知った顔が豪邸を見つめている。
「ノア先輩〜♪」
中腰程度の黄緑色の髪をした白を基調とする清楚の服装はやはりノア先輩だった。私は憧れのノア先輩に抱きつくとノア先輩は振り向いて抱き止めてくれた。
「おはようございます、二人とも」
私達は挨拶を交わすと豪邸を見返す、私は大きな家は初めてだから内心ワクワクしてるけどノア先輩はなんだよ懐かしさの余韻に浸ってる。
「私の家も少し離れますがこれくらいだったんです」
「ほえーご近所さんなんだ!」
「はい、私は自分の意志で人を移動させて目的の為に殺し屋に入りましたがエミちゃんはどうして借金なんか?」
確かに、こんなに大きいならさぞ裕福だっただろうに・・・それも含めて今後の活動も固めようかな。
「あっ、時間になっちゃいました、私は久し振りに見に来ただけなのでそろそろお店に戻らないといけないのでそれではまた」
ノア先輩はそう言って微笑みながらスタスタと帰ってしまった。
「さてと、私らも行こうか」
こんな所でいつまでも油は売っていられない、そう思ってユイさんと共に豪邸の扉を叩いた。




