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幻影道R 第八巻   作者: SAKI
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「元お姫様を仲間にしよう!」その5

 ユーゴ君を引き連れて未踏の地図と呼ばれる迷いの森へと来た私達、街から離れて一時間で来れたのだが・・・


「あれ、キリちゃんは?」


 私達の自称天才錬金術師が見当たらない、もう迷子にかと思ったらユイさんから手紙を受け取った。


 ・ユカリちゃんに頼まれた錬金術の仕事で素材が足りなかったので代用品を調合するからやっぱり行けないから頑張って〜!


「そんなの後で良いのに」


「基本適当だけど錬金術に関しては真面目過ぎるから変な性格よね」


 普段のお仕事もそれくらい精を出してくれなら言う事無しなんだけどな〜!!


「ま、一人欠けても問題無いさ、気にせず進もうぜ」


 ユーゴ君はそう言ってるどんどん侵入する。


「ま、待ってよ〜!!」


 私はすぐに後を追い本当に迷わないように宝石店から【発光石】を貰ったのを辺りに散りばめる。


 発光石は夜になったり視界が暗いと虹色に光り、冒険者では別名:導石、帰路石とも呼ばれている物だ、安く買えたから沢山持って来ちゃった。


「用意万端ね」


「沢山持っていけるように服の場所にポーチだらけでお洒落はかなぐり捨ててるけどね」


 私は皆と会話をしながらエミちゃんを捜索する、だがいくら時間が経っても人形すら見えない。


「ユーゴ君、その情報本当に合ってるの?」


 なんだかスカしたような気がしてユーゴ君に苦言するも彼も少し困惑していた。


「んーおっかしーな、聞いた話だとこの近くにい――― ちょっと待て」


 私はユーゴ君の強張った表情を見て辺りを見回しても何も無い、だがユイさん、ゼーナちゃん、ユーゴ君は武器を各々引き抜く。


「やばいな、囲まれたか?」


「分からない、けど人じゃないわね」


「大方予想は付いていますが結構手強いモンスターかと」


 えっ、えっ!?どうしたの皆?私は声を掛けようとしたその時――― 


「ユカリ伏せろ!!」


 ユーゴ君の大声と共に私の後頭部を下げられた、その瞬間斬撃のような物が髪を掠って消えて行った。


「な、何なの!?」


 状況が把握出来ない、何がどうなったの!?


「ちっ、皆様お怪我は!?」


 訳の分からない事態に私は大慌てだ、私の代わりにユイさん達が問題なしと頷く。


「ユカリちゃん下がりなさい、危ないわ」


「あの・・・私、戦闘員なんですけど?」


「主様、足元にお気をつけを!」


「だから私戦闘員―――― 」


「三人で何とかなるのか!?」


 わ、私・・・戦闘員として数えられてないの?結構頑張ってるのに??うぅ、凹む。


「ってわぁ!?風刃!?」   


 私は背後て項垂れているとどこからか風刃が飛んできた、それは木を一発で斬れる程の威力だった。


「せい!!」


 反応が遅れて斬られる直前だったがゼーナちゃんがギリギリ刀で受け止めてくれた。

 

「ゼーナちゃんありがとう♪」


 私は去り際に言うと何故かとても嬉しそうにこくりと頷いた。


「は、はい・・・えっと、お任せください」


 多少緊張が解けたゼーナちゃんは一呼吸をして一気に吐き出して鋭い眼光で辺りを見回す。


「・・・・・・・・・・・・・・・・そこぉ!!!」


 すると次の瞬間、横の茂みが動き一切見えない速さで私の喉元目掛けて何かを振り下ろしたがゼーナちゃんの居合抜刀によって叩き落とすことに成功した。 

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