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幻影道R 第八巻   作者: SAKI
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風の悪戯に従うお姫様「お嬢様のようなお姉さん」その4

 次の日、事件が起きました。


 当店一番人気を誇るドラセナちゃんが怪我をしてアヤちゃん先生五日間の休みを命じられたとのこと。


 店は二人で回る筈無く馬車馬の如く死ぬ気で働かないと接客が足りなくなる事態に陥りました。


 ボタンちゃんも疲弊しきって休ませましたがお昼は更に繁盛するお陰で私は目を回しながら接客しながら料理を作り運ぶのを繰り返していました。


 身体中汗だくで目眩が激しくなるくらい働いて漸く休憩になり一時的に店を閉めてカウンター越しの椅子に倒れ込んでしまいました。


「確か時計の針が八回回ったら締めるので・・・時間は・・・八時間ですか・・・はぁ」


 近未来区から買った時計という代物が発展途上地区にも導入されて光星の一日は二十四時間となっていて第三週間目になるとその週だけ二十五時間になるので商売業だけ勤務時間が伸びます。


 戦士や騎士団、冒険者は勤務時間が無い代わりに休みが少ないのでその週だけは皆して休んでしまうので安全性が下がるのでモンスターに襲われたら自衛するしか無いみたいです。


 近未来区は防衛魔法やモンスターを寄せ付けない特殊な魔法薬を散布するので被害は少ない。


 何もかも置いてけぼりされる私達の地区が物悲しいですね。


 脱線した仕事の話に戻ってシスターズに応援要請はしましたが役立たずのカス対応されたので本当にシスターズはゴミばっかで給料泥棒でそのクセちゃんと税金は掻っ攫っていくので騎士団の印象が下がる一方。


 八方塞がり状態に難儀してると窓を見るの見慣れた女の子のスカートが見えました。


 可愛らしいチェック柄のミニスカート、それを穿きながらお洒落重視の冒険者は一人しか知りません。


 私は死に物狂いで飛び出して彼女の名前を叫びながら助けて欲しいと悲願しました。  


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