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これ、うちの畑で取れたスライムです  作者: 林檎酢
バージョン2【歴史の暴走】
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スライムの運命は…

「よし、これだけいれば手応えがありそうだ」

 その数は推定5万匹。それはもう異常発生という領域ではない。しかし、そしてそれを止めるのも異常な存在。

「【種スライム:裏】!【地形ノ魔法(フィールド・マジック)】!」

 爆音があたりで響く。あちらこちらで光が散る。砂煙の中に見えたのは、残った5000匹ほどのスライム。

「あとは【地形ノ魔人(フィールド・ゴーレム)】ちゃん、ごー!」

 それはスライムを水のように溶かしきった。続いて第二陣が来たが、やはりそれのいつの間にか消え去った。

 その後現れたのは物凄い大きさを誇るスライム。しかしそれは現れた瞬間、

「【粘着王との絆(タッグオブスライム)】」

 まーちゃんのものになった。…といった感じでこの国は一人の英雄(怪物)によって救われた。

「まーちゃん殿、この度は本当に助かった。もしよければこれをやろう。力になれたら嬉しい」

「ありがとうございます」

 もらったのはスキルを獲得できるという本を3冊と、農家には似合わない紫の防具。

_____________________________________

完全未来理想図(アーコロジー)

自動治癒能力。回復量は使用者のレベル依存。


自己爆発(HPボム)

自身のHPを使用し、それに見合った量の爆発を起こす。消費HPは使用者の残りHPの90%。


【星屑ノ刃】

自身のHP消費量を宣言し、その量に見合った大きさの星を作る。その星は再使用するとはじけ飛び、対象へ向かって飛ぶ。

_____________________________________

「へー、で、装備は?」

_____________________________________

【命の兜】

【HP】+150


【命の鎧】

【HP】+150


【命のレギンス】

【HP】+150


【命の籠手】

【HP】+150


【命のブーツ】

【HP】+150

_____________________________________

「めっちゃ体力上げてくれるじゃん」

 この国では体力を増加させるものをたくさんもらった。それにより、まーちゃんは【DEX】をやばくしまくるか、【DEX】をやばくしつつ体力もあるやつになるのか選べるようになった。どちらにしろやばすぎて語彙力が低下するのは避けられないが。




「本当に感謝している。またいつでも来てくれ」

 王様と王子が手を振って見送ってくれる。それに手を振り返しながら、ダンジョンに戻った。

「よし、この前手に入れたスキルで魔改造だ」

_____________________________________

【改造】

自身を一定時間行動不能にする変わり、装備品の能力を上昇させる。行動不能時間は能力の上昇量によって変化。

_____________________________________

 このスキル、【DEX】が高ければ高いほど低コストで強化できる。それがこの結果を巻き起こした。

 装備すべてのHP上昇値はもとは750だったが今は何と2500である。いつも言っているようだがチートレベルである。ちなみに【自己爆発(HPボム)】を使用したときのHP減少量は2260である。これに見合った量の爆発、その威力が馬鹿げていることをまーちゃんは知らない。まーちゃんはこれ以上魔改造するのも失礼に当たると思ったのか、【改造】をやめ、ログアウトした。




「ついにイベントかー」

 今日は待ちに待ったイベントである。まーちゃんはリアルでの用事で忙しかったため、ここ1週間ほどログインしていなかった。しかしそれにより【DEX】が下がるということはないので、未だにチートのままである。

「えー、お集まりの皆さん、只今より第一回イベントを開催いたします」

「「「うぉーーー!」」」

 会場は熱気で溢れ、あちらこちらで歓声が聞こえる。そしてついに、リーグ表が張り出された。

「私はDリーグか。リンサーさん、ロックさん、さかなさん、覚悟してください」

 こうして第一回イベントが幕を開けた。

読んでいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] まーちゃんはこれ以上魔改造するのも失礼に当たると思ったのか、【改造】をやめ (これを見た時、飽きただけじゃね?と思ったのは内緒である。)
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