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JDF  作者: 辰巳尚喜
16/17

政治家4

「ごちそうさまでした。また伺います。」


Jが女将と挨拶をしている。


村田はHの運転する車に乗りこんだ。


「どうする?」


「塩田の登場は予想外だったわね」


Jが乗り込み車は発進した。


「とりあえず車を変えるわね。」


「ナツは何処にいる?」


「予定通り向かいのドーナツ屋にいるわ」


近くの地下駐車場にキョウがマークXで待っていた。

「少し様子を見よう。最悪、俺はもう一度戻れるから」


Jは戻りやすいのは確かだが、危険も大きいと村田は思った。


「俺とキョウは近くで待つ」


村田はそう言うとマークXに乗り込んだ。


「回線はオープンにしておいて」


タイムリミットは12時だった。


尾山達は情報を確認し、その場でマスコミにリークする。


料亭と言う密室で全てが終わる。


「かなり塩田は怒鳴ってますね」


キョウが、盗聴を聞きながら言った。


水谷には巧妙に盗聴機が仕掛けられている。


村田のマークXは水谷が見える路上で待機していた。

ナツからの無線が入った。

「水谷の正面右側に廣田興信所の車が二台いるわね。レクサスとオデッセイ」


二台はすぐに確認できた。

用心しなければいけない。奴らに気付かられるのはまずい。


とりあえず塩田が帰らなければ動きがとれない。


中には塩田達、表には探偵

下手に動く事は命とりだ。

「K、俺がもう一度戻る」

Jがいらついたように言う。


「塩田が出ない事には戻ってもしかたかないだろう。それにJが行くのは危険だ」


村田には考えがあった。


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