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JDF  作者: 辰巳尚喜
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政治家2

8時5分前に料亭 水谷に着いた。


赤坂の街中にでんと構える重厚な門


Hが運転のBMは車寄せで止まった。


「いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいさいました。検崎先生」


すぐに中から高そうな着物に身を覆った女将が番頭と仲居を従えて現れた。


「女将さんお世話になります。」


Jは爽やかに笑顔で挨拶をした。


日本庭園がよく手入れされている、


長くよく磨かれた廊下を案内されながら、村田は場所の確認をしていた。


村田達の通された部屋は奥から三つ目の鞍馬の間


尾山たちは一番奥の金閣の間だった。


Jと女将が世間話しをしながら、酒の注文をしている間村田は庭を見ていた。


感動すら覚える庭を眺めながら色々な確認はおこたらなかった。


「では、すぐにお持ちしますね。」


女将はそう言うと部屋をでた。


「いい庭だろう。」


Jが自慢げに言った。


JDFの幹部でありながら、デザイナーとしての才能は本物だった。


「Jはこっち一本の方がいいんじゃないの?」


ニヤリッと笑うと村田に座る様に示した。


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