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7話

テストが終わりようやく書けました!

テストの結果は気にしません!気になんてしませんとも!


今回もあまり話しは進みません、戦闘は次の話しになると思います!


ではどうぞ!

「・・・・はぁ」


ギルド長との話を終え階段をゆっくりおりる


(まったく、こんなことなら槍なんて扱うんじゃなかったかな。)


そんなことを言っても始まらないだろうとは分かっ


ているが言わずにはいられない。王城に行くのは


一週間後、それまでに用意をしておかなくては


「・・・はぁ」


ため息しかでない、ん?


「妙に騒がしいな」


一階が妙に騒がしい、まぁ冒険者なんて荒くれが


多いから騒がしいのは珍しかないが、なんだ?


俺は一階に降りると、そこには二人の男がいた


受け付けで大声で話している。


急いで来たのか肩で息をし服に返り血らしきものが


ついている。


「お、お願いだ!子供たちを助けてくれ!」


と、わめいている。どういうことだ?


「なにがあったんだ?」


近くの男に聞いてみる


「げ!?狂槍....あぁ実はな・・・」


話によればあの男達の村はここから1日歩いた所に


ありその村が盗賊に襲われて村の女子供を拐ったら


らしいあの男達は村から走り冒険者ギルドに助けを


求めに来たらしい


「普通に依頼すりゃいいだろうに」


俺の近くいた女冒険者が言う、それは無理だろうと


俺は思った。村の規模は分からないが賊に襲われ


た、村を襲うほどの盗賊最低でも30人はいる


今回のような件だと依頼的には


[盗賊の討伐及び村人の救出ということになる。]


それだどBランクになるだろうが、問題がある。


命?アホ、命なんて冒険者やりだした時からほとん


ど人は賭けてんだよ。命以上の問題さ、?命以上の


モノがあるか?だと?今そう思った奴は余程の


あまちゃんか楽観主義者の馬鹿だな。命以上の


モノ、それはな"金"だよ。おいおいそんな白けた


顔や激怒した顔するなよ、冒険者は[なんでも屋]だ


動かすには金がいる。Cランクまでは安いが


Bランクからは額がヤバイ、もと世界風に例えるな


らCランクの報酬は自転車くらいの値段


Bランクは報酬は自動車くらいの値段、だな。


まぁもちろん報酬は依頼の内容によって千差万別


だが今回は間違いなく高い、男達の着ている服は


ところとごろ破れ汚れている。急いで来たからでは


ない、男達の住む村はそれだけ貧しいのだ


魔物の活性化で金はいくらあっても足りない


そのせいで最近また税があがった、地方の村は


貧しい村が多いだろう。男達にはBランク分の金は


出せないのだ。


この街の兵士の多くは今大量発生した魔物を討伐


しに二日くらいまえから出ている。無理だな


もしここに異世界から来たチート持ちの主人公様が


いたら躊躇わず助けに行くだろうが、俺は主人公


じゃない。


案の定金が無いなら依頼は受理できない、と断られ


た。酷いと思うだろうがこれが現実だ


「お願いだ!お願いだ!村の子たちを救ってれ!」


男達は一階にいる冒険者に向き涙しながら土下座し


何度もお願いだと言う


「分かりました!俺達がやります!」


と声が上がった、俺は声のした方に目を向けると


一五くらいか?ボサボサ茶髪の優しそうな顔をした


少年がいた、少年のすぐ後ろにパーティーメンバー


らしき二人の少女がいる、肩まで下ろした白髪褐色の


肌の活発そうな少女


もう一人は少年と同じ茶髪だが腰まで伸ばしている


癒し系のような少女その少女二人はまたか~みたいな


顔をしている二人とも男と同じ年くらいか


格好からみてDランク冒険者のようだ


「ほ、ほんとうですか!助けてくれるんですか!」


男達は少年に詰め寄る


「えぇ!任せてください!」


「...俺達には金はないですよ」


「お金なんていりません、助けを求めてるなら助ける。それが俺です!」


俺は苦い顔をした、たまにいる正義感の強い子供


現実を僅かしか知らずなんでもできると思い込んで


いる。早死にするタイプの人間。


男達は泣きながらありがとう、ありがとうと言った


少年パーティーと男達はギルドを出ていく


俺は気にするのを止め受け付けに行く


「何か依頼はないか?」


と受付嬢のローラに言う、空気読めとか思われる


だろうが俺はこんな空間早く出たいのだ


「・・・・」


「おい?大丈夫か?」


「は!すみません!なんですか?」


「いやなんかいい依頼あるか、聞きたくてな」


「あ、とま、待っててください!」


そう言ってローラは奥に行ってしまった。


どうした?いつもはあんな慌てる奴じゃないんだが


暫くしてローラは帰ってきた


「お、お待たせしました。」


「何かあったか?」


「え?」


「さっきの騒ぎから少しおかしかったからな」


「・・・実はさっき出ていった三人のパーティーに私の妹がいるんです」


「妹?」


あぁあの褐色の娘か、確かに言われてみれば似てる


「妹はリールって言うんですけど昔から元気がありすぎる子なんです。両親が死んで私が知らないうちに冒険者になってて止めても無駄だったんです」


「・・・そうか」


このまま少年のパーティーが村に行ったらまず間違


いなく死ぬ


女の二人はそれよりひどい目に合うだろう


そこでローラは何かに気がついたのか俺を見る


そして奥の部屋に連れていかれる。


おいおい勘弁してくれよ...


「ソウさん、お願いします!妹のパーティーを助けてあげてくれませんか!」


「いや・・・」


「ちゃんと依頼で報酬は私の全財産を渡します!」


「だから・・・」


「それで足りないなら何でもします!妹は私に残ったたった一人の家族なんです!お願いします」


泣きながら何度も頭を下げるローラ、


っくそ!


「お願いします!お願いします!お願いします!」


「わかったから頭あげろよ」


「お願い、え?今なんて?」


「わかったって言ったんだ、金は要らねぇよローラにはユエが何度か世話になった。その借りを返すそんだけだ」


ローラはそう言われると今まで以上に泣き今度はお礼


の連呼だ。妹が大事なのは俺にも分かる、もとの世界


には両親と妹残してきたし。


「すぐ準備する、ローラはさっきのパーティーを止めといてくれ。さっきの勢いだとそのまま村に行っちまう街門にいるだろう」


「わかりました!」


ローラはダッシュで出ていった。さて、と俺も準備


するかね。


「はぁ~たっく今日は厄日なのかね?」


俺はそういいギルドを出た。



どうだったでしょうか?感想誤字脱字まってます!

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