6話
テスト勉強中ですが息抜きで書いてみました!
話しはあまり進みませんが!どうぞ!
what's?なに言ってのこのギルド長?その残った
少ない髪引き抜いてやろうか?一本づつ
「なんかさらっと恐いことを言われた気がするんだが」
「いや、気のせいだと思いますよ。ところで俺の聞き間違いかも知れないですけど。俺に勇者のお守りやれって言いませんでした?」
「お守り、じゃなく指導の一人だな。お前も知ってるだろ?勇者を召喚するのはこれで三度目。いいまでの勇者は魔王を倒してきた、それで今回も呼ばれた訳だが」
「はぁ、それで?」
「異世界から呼ばれる勇者は学はある、ただな武が
まったくない。特殊な力はある、だが来るのは皆
剣も持ったことないやつばかりだ。」
まぁ仕方ない、俺が昔勇者のことを調べたが出身は
なんと、全員日本人、しかも中学生から高校生が
呼ばれている。理由はさっぱりわからなかった。
「それで?なぜ俺を指導役に?」
指導役、まぁ教師みたいなものだ。だが考えても
みてくれ。指導役だが"勇者"の指導役だ。
勇者は皆特殊な力を持ってこの"世界"に召喚される
勇者の力を使えば小国を落とすことも容易い、と
言われるほどだ、それに勇者に関わるのは大変
名誉なことらしい、そんなの金と名誉に目がない
貴族連中がほっとくか?自分の娘を指導役にし
あわよくば勇者の子供を孕む、この国は元々
初代勇者が建国した国だ、三公爵と王族のものは皆
初代勇者の子孫にあたる、勇者の子もまた特殊な力
を持っている。勇者の子供を孕む、それは公爵にる
れることを意味する。勇者の子を他国に渡せば
勇者の強大な力が自国に向く可能性がある。故に
王家は勇者の子孫を全員監視できるようににする。
と言っても初代勇者以降公爵になった者はいない
二代目勇者はどうなのか?、だと?
二代目勇者の子孫は絶対にいない。何故かって?
二代目勇者は"ホモ"だったのだ。
おいおい引くなよ、趣味は人それぞれだろ?
もし俺が二代目勇者のいた頃にこの"世界"に来てい
たら生暖かく見守るさ、なんでも当時の王城の兵士
半分とヤったらしい。
とっ話が逸れたな、だから貴族連中は今回の勇者に
期待している。それなのにAランクとはいえ平民に
指導役なぞ任せるか?
「理由はな、勇者の一人は武器に槍をとったんだ」
「・・・それで」
槍使いなら騎士団なんかに腐るほどいるだろう?
なぜ俺なんだ?
「槍使いは珍しくない、だが勇者に指導するとなるとそんじょそこいらの奴にはやらせられない。
騎士団 団長、副団長は剣と弓、槍使いはいない」
「そこで狂気の槍使いと言われるお前に役が回ってきた訳だ」
「・・・貴族の中にも槍を使う人はいるでしょ?」
「半端な技術を教えて勇者が死んだら、指導役のせいにされることだろうよ。それで貴族連中はだれ一人として指導役になろって奴はいない。」
ッチ!これだから貴族は、いかに傷を負わず利益
を得るかだけを追及してくるクソどもが!
俺は正直言って断りたい、なにが因果でフラグ大量
の主人公のお守りなんぞしないといけない。
槍には自信があるが教えた奴がマヌケだったら
意味ない。
それに俺にはユエがいる。勇者の指導役になるって
ことは王城に住む可能性だってある、ユエも学校が
あるこの街から王城がある王都まで馬で三日かかる
当然ユエとかは離れる、首都にも魔法学校はある
だろうが王都の学校は今以上に貴族連中がポンポン
いる。二世三世の貴族、親の力を自分のだと錯覚
する。そんなとこに同年代から頭1つでて可愛い
ユエは直ぐに貴族連中が寄ってくる。
俺もAランクに上がって貴族の子を守ったりなど
"貸し"をつくっているが全員にじゃない、それに貴族
は金と権力で攻撃してくる厄介だ。
もし腐れガキ貴族がうちのユエに手を出そうとする
なら全力で一族一人も残さず皆殺しにしてやる。
と、また話が逸れちまった。
・・・よし、断ろう❗
「せっかくの話ですが「因みにこれは"王命"だ」」
なに?"王命"読んで字のごとく王様からの命令
この国に住むに当たって王命は絶対。いくら自由が
売りの冒険者でも王命までは逆らえん。
逆らったら捕まり処刑されるだろう...
「・・・・・・」
ギュウ!と手を握りしめる
俺は沈黙する、状況は最悪に近い。王命である以上
逆らう訳にはいかない、だがユエはどうする?
置いていくわけにもいかない、連れてって!と
言い続けるだろうし、無理にでもついてくる
ユエには俺が槍の技術を学校で魔法を、一人で王都
までくるだろう。まいった。
・・・決めた。ユエと共に王都に行く、王都にある
魔法学校か最悪俺の助手として一緒に勇者を指導
するか。クソ!俺にもっと知恵があれば!こんな
案しか浮かばねぇ。...いやこれで行くしかねぇ❗
今までどうり守ってやる。
「わかりました、この件受けます」
どうだったでしょうか?
誤字脱字教えてください❗質問なんかも受け付けます!