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fish boy,fiction girl

作者: 朝永有
掲載日:2015/03/22

少女が駆けていく

スカートは跳ねて

黒髪が揺れて

その姿に目を奪われた


水飛沫上げるように

靴紐を結んで

君を追いかける

僕は魚みたいだ


知らない海に迷い込んで

その美しさに触れたから

巻き込まれたわけじゃない

きっとそういうことなんだろう


立ち並ぶビルは

無造作な珊瑚のよう

その間を潜り抜けて

少女の影を捜す


夕日に照らされた

街は燃える海みたい

飽きることなく探す

僕は魚みたいだ


知らない海に魅せられて

その美しさに出会うため

きっとこの場所を選んだんだ

気付かないうちに


少女には会えない

あれは幻だったのか

これが答えなのか

でも諦めきれないんだ


少女が教えてくれた

その美しさを知ったから

どこをどう探しても

残像が打ち寄せる


知らない海に迷い込んで

その美しさに触れたから

水飛沫上げるように

僕はまだこの街を行くよ

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 夢の中で、海の底のような街を駆け抜けていくみたいで、想像するときれいでしたo(^-^)o 少女も、現実には存在しない夢の中の人物なのかな、と思いました。
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