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Femto Boy  作者: 弘田宜蒼
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これから

 羨ましいって、マジっすか!? オレに言わせればユースケさんの方が羨ましいですけど。

 事務所をバックレた後、オレは日雇いアルバイトの派遣会社に登録して工場で働き始めた。イスに座って、ただひたすら朝から夕方まで仕事をし続ける。働き始めて1ヶ月が経ったある日の休憩中、専門学校時代に書いた脚本のことを、急に思い出した。それは1時間ドラマって設定で、卒業制作で書いたヤツだ。


 タイトルは『Wonderful two Person』。

 セックスフレンドの男女が主役で、欲を満たすだけの関係と割り切って付合っていたが、その内、2人はお互いを思いやるようになる……そんな内容だ。

 卒業してからずっと忘れていたが、その作品を小説にしてみたくなり、半年間、内容を再構成して書上げた。


 オレは小説っていう道を見つけはしたけど、現実にはまだ何も決まっていない。そういう点じゃあ、ユースケさんは放送作家を勝ち得た。人を羨ましいと思う人も、誰かに羨ましがられる。人間の世界は、そういう想いが十重二十重になって成り立っている。ってね。


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