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心の声を聴かせてみた  作者: もも野はち助


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4.心の声を聴かせてみた

ごめんなさい!(>_<)

今回ちょっと一話が長いですが、勢い削ぎたくなかったのでそのまま投稿します!

 そして三日後、その魔道具を試す日がやってくる。


 ハルフォードからピアスを受け取ったアメリアは、その日のうちにヴィクトリアに手渡していた。

 素直なヴィクトリアは魔法防御の付加があるピアスだと伝えると、何の疑いもせずにそのピアスを着けてくれている。

 ハルフォードのほうも、同じ言い分で上手くライオネルにピアスを着用させることに成功したようだ。


 この国の人間にとって『ピアス』という装飾品は、かなり日常的なアイテムである。

 その経緯には子供の健やかな成長を願い、三歳頃から魔除け効果のある石がはめ込まれた耳飾りをつけさせる風習があったからだ。

 それが時を経て耳飾りからピアスへと変化した。


 現在、平民の間ではそこまで重視されていない風習だが、貴族の間では未だに根強く浸透している。

 そのため急にピアスを渡されても、すぐに装着できる人間が殆どなのだ。

 アメリアも普段つけているピアスを外し、ハルフォードから渡された魔道具のピアスにつけ替える。


「大丈夫かしら……。辛うじて横髪で隠れるみたいだけど……」


 そう呟きながらアメリアは左右に首を振ってみる。

 一つはヴィクトリアとお揃いなので問題はないのだが、もう一つはライオネルと同じデザインのピアスなのだ。

 もしそのことにヴィクトリアが気づいたら、ショックを受けてしまうかもしれない。

 そんなことで主と不仲になるのは避けたいし、なにより一瞬とはいえライオネルとお揃いのピアスをつけることは不本意なのだ。


「どうせなら、ハルとお揃いがよかったなぁ……」


 そう呟きながら、今度は反対側の小花のピアスに軽く触れる。

 子供頃から小花のモチーフが好きだったアメリアは、よくそれらがデザインされた小物や装飾品などをハルフォードに自慢げに見せびらかしていた。


 そのことを覚えていたのか。

 あるいは小花のデザインであれば大抵の女性は喜ぶと認識してしまったのか。

 どちらにしても女性用のピアスが小花のデザインに決定したのは、アメリアからの影響が大きいようだ。


 ハルフォードが自分の好きなデザインで魔道具を作ってくれたことは嬉しいが、そこに特別な感情があるわけではないので複雑な心境である。

 そんなモヤモヤした気持ちを払拭するように、アメリアは鏡に映った自身に気合いを入れる。


「しっかりしないと! もし失敗したら不敬罪になるかもしれないのだから!」


 たとえハルフォードの魔道具実験の真意が発覚しても、あの優しいヴィクトリアが不敬罪に処するとは思えないが用心するに越したことはない。

 気を引き締めたアメリアは、午前中は同僚のミリッシュと共にビクトリアの身の回りの世話に励んだ。


 そして午後になり、恒例となったヴィクトリアたちの無言のティータイムがはじまる。

 いつも通り手慣れた様子でお茶の準備をはじめたミリッシュと違い、アメリアはかなり緊張していた。

 すると、頭の中にハルフォードの声が響く。


『アミィ~。僕の声、聞こえる~? 聞こえたら右耳のピアスを軽く触ってくれるかな?』


 その声の響き方は耳で聴きとる音と違い、とても不思議な感覚だった。

 とりあえずアメリアは、言われた通り右耳のピアスに触る。


『あっ、ガサガサ音がした! よかった~。僕の声、聞こえてるみたいだね~』


 念のためもう一度ピアスに触れると、ハルフォードが『よし!』と気合いの入った声を上げる。


『それじゃあ、そろそろ実験をはじめるよー。最初はヴィクトリア殿下の心の声が、ちゃんと僕らとライオネル殿に聞こえているか検証するね~』


 返事をするように再度アメリアがピアスに触れる。

 だが、ヴィクトリアの心の声は聞こえてこなかった。

 代わりに彼女の肉声を耳が拾い上げる。


「ライオネル、今日は護衛中に何か変わったことはあった?」

「いえ、特には。ただ昼時にレティシア殿下の飼われている猫がヴィクトリア殿下の部屋の前をうろついていたので保護したあと、殿下の専属護衛に引き渡しました」

「まぁ、フランがここに? この間、お姉様のお部屋に遊びに行った時におやつをたくさんあげてしまったからかしら……」


 最初の会話の滑り出しは毎回いいのだが、この後の会話がいつも膨らまない。

 だが、この日はそうならなかった。


『それってライオネルがフランを抱きかかえて城内を移動したってことよね……。ああ! 猫を抱きかかえて歩くライオネル、わたくしも見たかったわ!』


 急に頭の中に響いてきたヴィクトリアの声に驚いたアメリアが、一瞬だけ動きを止める。

 だが、それ以上に大きく反応したのはライオネルだ。

 わかりやすいくらいにビクリと肩を震わせた彼にヴィクトリアがすぐに気づく。


「ライオネル? どうしたの?」

「いえ……その……」


 急に目を泳がせて誤魔化すようにお茶を口にする護衛兼婚約者にヴィクトリアが不思議そうに首をかしげる。

 すると、また彼女の声が脳内に響いてきた。


『何に反応したかわからないけれど……今ライオネルが一瞬だけビクッとなったわ! 彼の動揺している姿は初めて目にしたけれど、なんて可愛いらしいの!』


 次の瞬間、ライオネルは口に含みかけていたお茶を噴き出しそうになり盛大にむせる。

 茶器を片づけていたアメリアも歓喜に満ちた王女の感想に笑いそうになり、必死に堪えた。


「ラ、ライオネル!? 大丈夫!?」


 急にゴホゴホと苦しみだした婚約者に駆け寄ろうと、ヴィクトリアが腰を浮かせた。

 だが、ライオネルは咳こみながらも片手でそれを制して辞退する。


「だ、大丈夫……です! ど、どうか……自分のことはお気になさらずに!」

「そ、そう? わかったわ」


 すると、今度は悲しげな声音のヴィクトリアの声が頭の中に響いてきた。


『そうよね……。わたくしなんかに近寄られたらライオネルは、ますます気分が悪くなってしまうものね……』


「なっ! ちがっ――!」


 今度はライオネルが盛大な音を立てて勢いよく立ち上がる。

 その予想外な彼の行動に表情筋が死滅しているはずのヴィクトリアが、微かに目を見開く。

 すると、二人の間にいつもとは違う気まずい空気が流れた。


「えっと、今のはですね……。自分のような者のためにわざわざ殿下が傍に来てくださるのは畏れ多いという意味で辞退しただけで……。そ、その! けして殿下に近づかれるのが不快という意味ではなくてですね! むしろ心配していただき、大変申し訳ないという気持ちだっただけで!」


 突然、言い訳をはじめたライオネルに困惑するようにヴィクトリアは不可解そうに今度は反対側に首をひねる。


「そう……なの? でももし体調がすぐれないのであればすぐに言ってね?」

「はい……」


 すると、またしても寂しそうなヴィクトリアの声が頭の中に響いてきた。


『ああは言ってくれたけれど……彼は優しいから不快に感じていても我慢をして、わたくしとのお茶の時間に付き合ってくれているのでしょうね……』


「うぐっ……」

「ライオネル? やはり体調がすぐれないのではなくて?」

「い、いえ! 問題ありません!」


 急に挙動不審な反応を見せはじめた堅物騎士に、お茶を注ごうとしていたミリッシュとヴィクトリアが不思議そうに顔を見合わせる。

 逆に状況を知っているアメリアは、茶菓子を用意しながら必死に笑いを堪えていた。


 どうやらライオネルにもしっかりヴィクトリアの心の声が聴こえているらしい。

 今まで不必要に彼女との接触を避けてきたことへの罪悪感に苛まれているようだ。

 そんな彼にアメリアが心の中で「ざまぁーみろ!」と悪態をついていると、再びハルフォードの声が頭の中に響いてきた。


『アミィ、聞こえる? どうやら僕だけでなくライオネル殿にもヴィクトリア殿下の心の声が聴こえているみたいだね~。それじゃあ、今度はライオネル殿の心の声がちゃんと聞こえるか検証するね~』


 すると、すぐにアメリアの脳内に聞き慣れない男性の声が響いてきた。


『どういうことだ!? まるで殿下が心の中で思っているような声が頭の中に響いてくる……』


 その瞬間、今度はヴィクトリアが不思議そうに辺りをキョロキョロと見回した後、ジッとライオネルに目を向けた。

 急に視線を向けられた騎士は、怪訝そうな表情を浮かべる。


「殿下? どうかされましたか?」

「えっ!? な、なんでもないわ!」

「そうですか……」


 再び訪れた気まずい沈黙の中、またしてもライオネルの心の声が三人の頭の中に流れて込んできた。


『今、殿下は周囲を見回していたよな? なにか気になるものでも室内にあったのか?』


 すると、珍しく大きく瞳を見開いたヴィクトリアが、やや前のめりになってライオネルの口元を凝視する。

 そのあまりにも大胆な様子にライオネルが少しだけ怯んだ。


「あ、あの殿下……自分の顔になにかついておりますか?」

「えっ!? そ、そういうわけではないのだけれど……」


 どうやら先ほどの声がライオネルが口を開いていない時に聴こえてきたので、不思議に思ったようだ。

 だが、その不思議現象はここから更に続いていく。


『殿下は急にどうされたんだ? そもそもそんなに見つめられると目のやり場に困る……。先ほどなんて、こちらに向かって小首をかしげてきたぞ? なんだ! あの可愛い生き物は!』


 その瞬間、ヴィクトリアがなにかを振り切るように突然立ち上がった。

 そんな奇行をはじめた主にミリッシュが恐る恐る声をかける。


「ひ、姫様……? 急にどうされましたか?」

「えっ!? あ、あの……わ、わたくし、その……」


 どんなに動揺しても表情変化が起こらないヴィクトリアは、真顔のままオロオロしはじめる。

 そして少しだけ落ち着きを取り戻すと、チラリとライオネルに目を向けた。


『ここでチラ見だとっ!? 殿下は俺の心臓を止める気か!! ダメだ……可愛すぎる! 今すぐ連れ帰って全力で撫でくりまわしたい!!』


「なっ……!!」


 立ち上がった状態のまま、ヴィクトリアが小さく奇声をあげる。

 一方、アメリアは普段涼しげな顔をした堅物騎士の煩悩ダダ漏れの心の声に噴き出しそうになり、茶菓子を準備をしているふりをしながらプルプルと震えていた。

 すると、この中では一番状況が理解できていないミリッシュがヴィクトリアを落ち着かせにかかる。


「ええと、何に驚いたかわかり兼ねますが……とりあえず一度、お座りになりませんか?」

「そ、そうね! ごめんなさい。ちょっと幻聴……ではなくて! か、風の音に驚いてしまって!」

「姫様……ここは室内ですよ?」

「そ、外よ! その外の風の音!」

「本日は雲一つない晴天で、ほぼ無風ですが?」

「お願い、ミリッシュ……話を合わせて」

「は、い……」


 かなり焦っている様子のヴィクトリアだが、残念なことに表情はまったく変化しない。

 だが、そのギャップがかえって彼女の無表情に愛らしさを与えているらしい。

 先ほどからライオネルの声で『かわいいかわいいかわいい……』の連呼が頭の中で続いている。

 そのかわいい攻撃に耐えるように席に着いたヴィクトリアは、両手でギュッと膝上のドレスを握りしめうつむいてしまった。


 そんな微笑ましすぎる状況に顔が緩まないようアメリアは必死に口元を引き締め、なんとか二人の前に茶菓子を出す。

 すると、またハルフォードの声が頭の中に響いてきた。


『ヴィクトリア殿下にもライオネル殿の心の声が聞こえてるみたいだね~。それじゃ、今度は二人の心の声を同時に聞いてみようかー?』


 なぜか検証開始時よりもノリノリな様子のハルフォードの声から、この実験が楽しくなってしまっていることが窺える。

 そんな幼馴染にアメリアが呆れていると、ライオネルの『かわいい』の連呼をバックにしながら再びヴィクトリアの声が脳内に響く。


『嫌だわ……わたくしったら、あんなにも取り乱してしまって。しかも先ほどから、ずっとライオネルの声でかわいいと言われているような幻聴も聴こえるし……』


 すると、ライオネルの心の声による『かわいい』の連呼がピタリと止んだ。


『あら? やっと幻聴がおさまったわ』


 その瞬間、今度はライオネルが小刻みに震えながら勢いよく立ち上がる。

 そんな彼をヴィクトリアが不思議そうにテーブル越しで見上げた。


「ライオネル? 本当に今日はどうしたの?」

「あ、あの……もしや殿下には……」


『俺の心の声が聞こえているのか!?』


 すると、今度はヴィクトリアがピシリと固まる。


『ええっ!? 心の声ってなに!? もしかして先ほどから頭の中に響いているこの幻聴のこと!?』


「やっぱり……。殿下のほうでも、しゃべってもいない俺の声が頭の中に聞こえているのですね」

「ど、どういうこと?」

「詳しくは、そこの侍女の幼馴染である魔道具研究所の変人に聞けばわかると思います」


 そういってギロリと睨んできたライオネルから、アメリアが視線を逸らす。

 すると、ヴィクトリアもやっと今の状況を理解したらしい。


「ま、待って! 今、『殿下も』って言ったわよね? そ、それじゃ、もしかしてライオネルのほうでも……」


『今までわたくしが思っていたことが全部筒抜けだったということ!?』


「はい……」

「そ、そんな!!」


 今まで感じていたことが全て婚約者に筒抜けだったことにショックを受けたヴィクトリアがパニックを起こし、心の声をダダ洩れさせる。


『そ、それでは先ほど彼を可愛いと感じて心の中で叫んでいたのも聞かれていたの!? 嫌ぁぁぁぁー!! 恥ずかしい!! こ、これではわたくしがライオネルのことを――』


「殿下っ!!」


 ヴィクトリアの心の声が大暴走を見せはじめると同時に、室内をビリビリさせるほどの怒声でライオネルが叫んだ。

 その声に驚いたヴィクトリアは動きを止め、彼女の心の声もピタリとやむ。


 すると、ライオネルは大股で彼女のもとへ向かい、その場で跪いた。

 そしてその手をとり、懇願するように見上げる。


「その先の言葉は心の中でも呟かないでください。それは……先に俺が声に出して殿下に伝えなければならない言葉なんです!」

「えっ……?」


 驚きで言葉を失っているヴィクトリアにライオネルが真剣な眼差しを向ける。

 その様子をアメリアとミリッシュは固唾をのんで見守った。


「俺……自分は騎士団の入団式の時に殿下の凛としたお姿に一瞬で心を奪われました。その後、陛下より専属の護衛任務と共に婚約のお話をいただいた際は、これは夢なんじゃないのかと思ったくらいです。ですが、護衛中に私に対して殿下が体を強張らせることが多かったので、怯えさせてはいけないと敢えて過剰に距離をとって接してきました……」

「ち、違うの! あれは……怯えていたのではなくて恥ずかしかっただけで!」

「そのようですね。先ほど聞いてしまった殿下の心のお声で、自分は嫌われていたわけではなかったと確信いたしました」


 すると、先ほどの心の声の内容を恥じらうようにヴィクトリアがうつむく。


「ですが、自分は情けないことに怯えられていることを理由に殿下へ気持ちを伝えることから逃げておりました。もうこれ以上、あなたに嫌われたくないと……」

「ライオネル……」


 苦笑しながら自分の気持ちを正直に語るライオネルをヴィクトリアが真っ直ぐ見つめる。


「ヴィクトリア殿下……。初めてお姿を拝見してから、憧れと共にずっとお慕いしておりました。どうか、この先の人生を自分と共に歩んでいただけませんか?」


 突然の告白に普段は殆ど表情変化がないヴィクトリアが、珍しく目を見開く。

 そしてその瞳からポロポロと涙をこぼしはじめた。

 すると、ライオネルが手を伸ばし、彼女の涙をそっと指で拭う。


「殿下……お返事をいただけませんか?」

「うっ……ふっ……。は、はい……。こ、これからずっと……わたくしは、あなたと共に歩み続けると誓います……」


 ヴィクトリアの返答にライオネルが、初めて柔らかい笑みを浮かべる。

 その様子を見守っていたアメリアも目頭が熱くなる。

 隣のミリッシュなど、やっと思いが通じた主の幸せに感極まったのか涙ぐんでいた。

 そんな同僚にアメリアがハンカチを差し出すと、彼女は遠慮なしに使い始めた。

 普段はどっしり構えている印象が強いミリッシュが、意外と涙もろかったことを知ったアメリアが苦笑する。


 そんな幸福感に満たされた室内の様子にしみじみしていたアメリアだったが……。

 ヴィクトリアに優しい眼差しを向けていたライオネルから、急に鋭い視線を向けられ、思わず姿勢を正す。


「アメリア・テノークス。君の処遇については殿下の判断にお任せするが……。一応、王族に対して虚偽に値する発言をしてしまったことは反省してほしい」

「はい……」


 ライオネルとは二つしか年が違わないはずなのだが、まるで父親に叱られているような気持ちになってしまったアメリアは、気まずそうに頷く。


「それと、ハルフォード・グラン! どうやら今回の件の主犯格は君のようだな。この件はしっかり魔道具研究所に苦情を入れさせてもらう!」


 すると、ハルフォードの不満げな声が頭の中に響いてきた。


『ええ~っ!? ライオネル殿、酷い! 僕たちのお陰で殿下とのすれ違いが解消されたのにぃ~!』


「それとこれとは話が別だ! まぁ……一応、減刑嘆願書は書かせてもらうが……」


『僕ら感謝はされても、苦情を言われる筋合いなんてないよ~!?』


「まず王族を騙して説明とは違う魔道具を使わせたことを反省すべきだろう!!」


『うぐ~……』


 先ほどまで感動的な雰囲気だった室内だが、ハルフォードとライオネルのやりとりで一気に緊張感が緩んでいく。

 そんな状況を楽しむようにやっと思いが通じたヴィクトリアは、涙を瞳に溜めたまま幸福そうに苦笑していた。

『聞く』と『聴く』の漢字の使い分けなのですが……。

一応、作中では故意にきいている(きかせている)場合は『聴く』を。

ただきこえているだけの状態では『聞く』で使い分けている感じです。

(使い分けできていないのもあると思いますが)

二種類使って読みづらいかもしれませんが、ご理解のほどよろしくおねがいします。

次回で最終話です。

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