悩ましきかなブックマーク
猫は、昨年12月までは、ユーザー登録せずに、所謂“読み専”であったのですが、いろいろあって、衝動的にユーザー登録し、現在、「なろう」で、思い付きと勢いだけの書き散らしをしております。
ユーザー登録をする前は、使えなかった機能があれこれあり、あぁ、これって便利だなと思った機能が、ブックマーク機能だったのですが、これ、要するに“栞”ですよね。
ユーザー登録する前は、閲覧履歴に頼って連載の続きを読んだりしておりましたが、ブラウザの調子等の都合でキャッシュクリアを行うと消えてしまったりで、再度、続きを読むために作品を探すのに、結構、手間がかかりました。タイトルが長いと、正確に覚えられていなかったり……。すみません。
で、ブックマークなのですが、純粋に“栞”として使っておりました。
連載中の作品はもちろん、既に完結済であっても、連載100話を超える作品などは、さすがに一気には読めませんし、3~4話読んで、ちょっと興味が惹かれたけど、時間があった時用に積ん読状態にしている作品もあります。
で、完結済かつ読了した作品からは、ブックマークを外しておりました。
だって、“栞”だもん。
何かが変だ、と気が付いたのは、登録1か月、いや1か月半後くらいです。
突然、あれ、これって……。
そう、ブックマークは単なる“栞”ではないことに気が付いたのです。
これ、作品にブックマークを付けて、楽しく読み終わって、“栞”として外すと、その作品を傷つけてしまう行為になるんでないの?
しかも、一旦、持ち上げて落とす行為、だよね。
ブックマークのページの下側に、運営さんの説明が付いているのですが、そんなことを示唆する表現は、見当たりませんでした。
遅いわ。もっと早く気付けよ! ええ、その通りでございます。
今回、ユーザアンケートなるものを運営さんが実施されていると知り、この、ブックマーク機能を純粋な“栞”として、作品評価とは分けて欲しいということを書きました。
字数制限のため、要望がうまくまとめられずに、アンケートを終えてしまった気もするので、もし、このエッセイ(というか、書き散らかし)の内容を読んで、賛同いただけて、かつ、字数制限など、モノともしない方がいらっしゃったら、要望として加えて欲しいのです。
1.作品を読了し、ブックマークを外す際、作品の評価を下げる形にならないように、読了ポイント(仮)を設定して欲しい。途中で脱落させず、連載終結まで、読み続けさせた証拠としてのポイントです。
2.機能を付け足すことで重くなるようであれば、せめて、ブックマークのページの下方の説明欄に、外す時の注意書きとして、評価のポイントの1部になっていることを明記して欲しい。
後で事実に気が付くと、何とも言えない後味の悪さが残るのです。
ブックマークの罠に気が付いてからは、ブックマークを外さず、読了済作品はカテゴリ移動させていますが、登録したばかりの新人ユーザーには、暗黙の了解のようなルール設定は、ちょっとツライです。
これまでの経緯がまったく分からないので、繰り返しのアンケートなどでユーザーの意向を踏まえて、ブックマーク機能が改善された結果が現在の形であるのだとしたら、猫の考えは、的外れなのだと思います。
ただ、読み終わったら、ブックマーク外したいんです。気持ち的な問題なんでしょうけど。
でも、楽しい時間を提供してくれた作品を傷つけたくもないんです。