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苦手な方はご注意ください。

12人の憑者神と神語り

世話焼き神様と社畜の恩返し。

作者:鳥路
修学旅行と言えば一回ぐらいは経験があると思う
なぜか売ってあるドラゴンが巻き付いた短剣のストラップ
俺はそれ・・・ではなく、その隣にあった健康長寿のドラゴンの置物をじいちゃんのお土産として購入した

それから数年後
当時中学生だった俺「巽夏彦」も立派な真っ黒社畜
定時を越して夜遅く、トドメに会社に泊まる始末
「もう辞めたい」と思いながら仕事をこなす中、俺に届いたのはじいちゃんこと「巽龍之介」の訃報だった
流石に慶弔関連の休暇ぐらいはきちんと取らせてくれる
俺はじいちゃんの葬式と遺品の整理をしに、田舎へと戻っていったのだ

そんな中、爺ちゃんの介護をしていた寅江さんより、俺は中学時代の修学旅行で購入した健康長寿のドラゴンの置物を預かった
じいちゃんが大事にしてくれていたようで、それは昨日買ってきたかと思うぐらい綺麗なまま

だからだろうか
例え、百年間大事にしていなくても
例え、職人の手ではなく、機械で作られた量産品であっても
「大事にされていた」という事実だけで「この子」はこの置物についてくれたのだろうか

拝啓、じいちゃん
貴方が旅立ってから一週間が経ちました
俺は、じいちゃんが大事にしてくれていたドラゴンの置物の付喪神を名乗る「りんどう」と共に暮らしています

(R3年7/9:1日目〜42日目内の「+)」表記部分と43日目以降を追加しました)
(R4年8/24:0日目を追加しました)
(ノベルアッププラスにも同様のものを投稿しています)
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
序章:付喪神との遭遇
1日目①:祖父の遺品整理
2020/12/19 01:38
2日目①:竜胆の花籠
2020/12/21 00:25
6日目②:付喪神パニック
2021/01/03 00:19
7日目②:巽家のお掃除会
2021/01/09 21:23
8日目:巽家のお料理会
2021/01/10 20:52
第一章:日常が壊れる予兆
21日目②:初めての対面
2020/10/14 16:49
第二章:神を宿す者たち
24日目:炬燵の対話
2021/01/21 03:04
26日目③:切り取る時間
2021/01/22 23:05
26日目⑤:思い出の品
2021/01/26 01:04
28日目③:巳芳覚の悲願
2021/01/29 05:12
34日目:雨の日の寄り道
2021/01/29 16:30
第三章:過去辿りと激動の35日目
買い物当日、忍び寄る影
2020/12/12 07:00
日常の終わり
2020/12/12 20:00
二つの目覚め
2020/12/13 07:00
現代の雪霞、過去の夏彦
2020/12/14 07:00
二階堂の河童
2020/12/15 07:00
御付の鈴
2020/12/18 07:00
貰い、貰われの関係で
2020/12/19 07:00
数年後の初夏
2020/12/19 21:17
花籠の神語り
2020/12/20 07:00
私ができること
2020/12/22 21:26
そして少女は神に成る
2020/12/23 01:00
お役目のお話
2020/12/24 01:00
初めてのお役目
2020/12/24 07:00
芽生えた後悔
2020/12/24 22:47
深夜の語り事
2020/12/25 01:00
神堕とし
2020/12/25 07:00
記憶の終わり
2020/12/26 01:04
迷い子の過去辿り
2020/12/26 07:00
一つ目の欠片
2020/12/26 17:10
二つ目の欠片
2020/12/26 20:41
それでも私は、貴方と共に
2020/12/26 23:32
二回目のお別れ
2020/12/27 01:00
第四章:太陽と山吹の約束
数時間ぶりの再会と共に
2020/12/28 02:00
神様からの贈り物
2020/12/29 07:00
37日目①:夏彦の神語り
2021/01/04 02:00
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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