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「本当に申し訳ございません！！！」
スラーパァは土下座で魔王に謝罪する。
魔王は来て早々この行為をしたのか分からないので、
「何があったか答えろ」
聞くことにした。
スラーパァは恐る恐る頭を上げて魔王の顔を見る。
「じ、実は、5人目を送る手続き中に、隙を突かれてそっちの世界にヤバいのが侵入しちゃったんです。はい」
「侵入だと？」
魔王の眉間にシワが寄る。
「仮にも神と自称する貴様が失態を犯すとは、どういうつもりだ……？」
怒りの感情がこもった質問にスラーパァは震える。
「ひいい！！？ わざとじゃないんです！ 本当にすみません！！」
再び土下座をして許しを請う。『真偽眼』で嘘では無いのは分かっているので、今はこれ以上責めても意味が無いと悟る。
魔王は溜息をつきながら、
「……侵入者の詳細は？」
「5人目の転生者の話ですと、どうやら敵対していた『異星の神』だそうです」
「異星の神、違う星に存在する神に匹敵する強者か」
「そうです。侵略を阻止した際に相打ちになったみたいで、彼の魂にくっついてきたらしく、こっちに……」
色々言いたいが、今はグッと堪える。
「名称は？」
「えっと、転生者の話ですとその侵略者の名は……」
「『機械仕掛けの神』だそうです」
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Next Chapter：『5神目 デウス・エクス・マキナ』
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お読みいただきありがとうございました。
次回より新章『5神目 デウス・エクス・マキナ』になります。
機械仕掛けの神の手により複製される有象無象の機械兵
そして死者の複製により、過去の『十二魔将』、先代の魔王達も現れる。
迫る脅威に魔王と『七つの冠』が動き出す……！！
お楽しみに。
※タイトルと前書きは文字化けテスターで意図的に文字化けさせました。
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