ある学校の先生の言葉
山井先生「何故?人間は、生きるのか?解る奴いるか?」。
比呂「先生!この世って地獄その物だと思います!」
裕「いや、慢性の地獄だな、言ってしまえば」
山井先生「以降先生と略」
先生「比呂と裕、もしもの話しだが、病気で君が、重症になったとしよう!」。
先生「もう何も動く事もできないと、諦める奴には、神様は、微笑まないんだよ」。
先生「もうダメだの状況で、歯を食いしばって前に歩く人、這いつくばってでも、前に進もうとあがく人に、神様は、微笑んでくれる」。
先生「それが、死ぬと解る状態でも、前向きに倒れて死ぬ人には、神様は、微笑む」。
裕「希望すらない、この世界に、期待するのかよ?」
先生「この世に希望は、ないけどな、希望すらない状況で、希望を持って、前へ進む人間には、希望の虹が、かかるんだよ」。
裕「3組の、Sなんて、この前、街で、からまれて、顔の形が、変わるまで、殴られたってさ、これは、救えんでしょうに、先生!」
山井先生「うん、救えない事だね!」。
比呂「救えない人もいるって事だよな」
山井「救われない状況であっても、それその物も、人生なんでも勉強なんだよ!」。
裕「ほう、良い事言うねぇ、先生!w」
山井「でもな、裕、比呂、人間その物は、罪人だけどな、ありがとう、と、ごめんなさいを言えない奴は、自分に悔いが、残るぞ!」。
裕「人間、その物が、汚れその物って事でしょう?」
比呂「汚れって、言うか、地球が、死ぬ勢いだけどね」
山井「比呂と裕、地平線の彼方に、いつか、結婚した相手と一緒に向かって行って見ろ!いつか、その時に、先生の言った事を、振り返って、くれれば、先生は、一番嬉しいぞw」。
キーンコーンカーンコーン♪
裕「比呂!屋上で、焼きそばパン食おうぜ!」
比呂「ほいほい」
タタタタッ「階段を上がる音」。
ギィィッ「屋上のドアを開ける音」。
裕が、焼きそばパンをもぐもぐと食べている
比呂が、青空を、見上げていた.
裕「比呂どったの?センチになっちゃって?」。
比呂「いーや…」。
比呂「いつになったら、人間は、あの青空に向こうに帰れるのかなぁって…この地獄の世界から、脱出してさ…」
裕「比呂、それは、みんな思っているけど、口に出しちゃダメじゃん…」。
裕「人間て、奴隷だけど、みんな黙って、おまま事してでも、生きているんだからさ」
比呂「それが、この世で一番、辛くて悲しい事なんだよ、だから、みんな泣いているんだし…」
裕「違うぞ、比呂、まだだ」。
比呂「そうだな、まだだ」。
そこに可奈が、タタタタッと階段を上がって来た。
可奈「比呂と裕!見つけたー!」
裕と比呂の妄想「神風よ、吹いてくれ!」.
…神風は、吹かなかった…
裕「比呂、神様も忙しい様だな…」。
比呂「ん、だね!」。
裕「可奈は、相変わらずかわいいな、比呂」。
比呂「ん、だね!それで良いんじゃね?」
裕「だな」。
可奈「また、なんか二人で、隠し事しているんでしょう!」
裕「違うよ!、青空を、比呂と二人で見ていたんだよ!」。
可奈「わぁ…本当だ」。
比呂「何が、本当?」。
裕「!!」。
比呂「虹ぃぃぃ!大きな虹が、かかっている!」。
裕「あいつ、いつも元気だなwなぁ?比呂」。
比呂「うんwあいつあいつw」。
裕「目立ち過ぎている事に気づかない事を祈るw」。
比呂「天然だからな、あいつw」wwww