進んだ結果・2
何かにぶつかり、ミナはつまずいたのが、ナタユには分かった。何かと思って
「誰ですか?」
と聞いてみた。
「覚えてないのかよ…」
「目が見えないから分かりません。」
「!?」
どうやら虐めっ子のようだ。
ミナは何も知らない。=ミナ「よし助けよう!!」
になるのは大体予想がついていたが、案の定そうなった。しかしスルー。
「お前、まさか失明したのか?」
「そりゃそうだ!!学校側から連絡来てないの!?来てるよね!?それどころか君虐めっ子のリーダー格だろ!?普通は一生記憶に残りそうなほどトラウマになるよ!?それを右から左にさらりと流すって君どんな精神してんの!?バカ!?」
「いや、ホントすみません。」
話についていけずに、ミナはきょとんとしていた。
「何話してるのー?」
「虐めっ子と話してんの」
「…(全てを悟った様子。)」
その後1時間くらい延々と話していた。
「…で、この人どうする?」
「知らん」
「いや、足をくじいたので、出来れば連れて行って欲しいんですが…」
「わかったー」
「好きにして」
というわけで、連れて行く事になった。ナタユは、幸先が不安になった。
投稿が遅れてすみません。