森へ行く
初投稿の初心者です。至らぬ点があるかもしれませんが、ぜひ見ていってください。
ナタユという少女がいた。幼い頃プールで目炎にかかり、失明してしまったのだ。働けなくなったナタユだが、それでも看護師になりたいと訓練も受けていた。
ナタユの助けをと、ミナという少女がいた。ミナは、ナタユに優しく接していた。
ナタユが薬草の名前と調合の仕方を大体覚えてきた時、ある依頼がナタユの元にやってきた。それは、以下の通りだった。
「日の草と月草を持って来て下さい。病人の病気に効く方の薬草を持って来てくれましたら、100000000円を差し上げます。」
ミナが読み上げた後、ナタユは不思議に思った。日の草と月草は使う人の体質によっては死に至る、危険な薬草だ。なぜ、そんなのを持って来させようとしているんだ?そう思ったので、ミナに伝えようとした。
「ねえ、この依頼、危ないからやめない?」
「何言ってるの。それに、お金こんなにくれるんだよ?行かなきゃ損だよ」
と言って、相手にしない。これはもう、行くしかないと言うのか?2人そろって戦い方を全く知らないのに、どうしてそう自信満々なんだ?目の見えない自分をおとりにして逃げるつもりなのか?そう考えて、ナタユは身震いした。本当にそうだったら…。そのうち考えるのをやめ、ミナについて行くことにした。