表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/46

えぴそーどはっち

はい、みなさん。やはりエルザは凄いです。


揃えて貰った板を羽子板の形に加工しようと苦戦してたらエルザがサクッと作ってくれました。


ホント驚くほど簡単にサクッと。


板をポイッと上空に投げたと思ったら愛用のダガーですぱぱぱっと。落ちてきたときには完成です。


持ち手の所も綺麗に加工して皮まで巻いてくれました。素晴らしい出来です。


って、俺の出番がねーーーー!!!


リアーナの前で良いとこ見せようと思ったのにぃ!!!ちなみに、リアーナの尊敬のまなざしはエルザにたっぷり向けられていますよ?


エルザに。


まぁ、それはそれとしてエルザが素早く羽子板と羽根を作ってくれたおかげですぐ遊べる状況になったわけだけど…………


んー、なんか足りん!!!


何かわからんが何かが足りてない!!


なんだ???


「お兄様、これはどうやって遊ぶのです?」


「ああ、すまぬ。遊び方だったな。この板の表の面で羽根を打ちあうだけのシンプルな遊びだ。」


「表面ですか?えーと、どちらが表面なのでしょうか?」


はっ!!!

これだ!!!

裏面の装飾が足りてなかったんだ!!


「リアーナ!その通りだ!表面がこれではわからぬな。よし!エルザ、絵の具を頼む。」


「かしこまりました。落ちにくい物を用意いたします。」


流石エルザさん!なにも言わなくても用途をわかってくれたみたい。

そして素早い。あっという間に絵の具を用意してくれたよ。ホント数秒で。


「リアーナ、これらを使って好きな絵を描くと良い。絵を書いた方が裏面とし、絵のない方を表面としようぞ。」


「絵をですか?好きに書いてよろしいのですか?」


「もちろんだ。好きに書いて良いぞ。ふむ、そうだな。それぞれに書いてみようか。エルザ、バトラージュ。そなた達もこれに書いてみよ。」


「お兄様!それは名案ですね!わたくしもバトラージュやエルザさんの絵をみとうございます。」


「そうか。リアーナに喜んで貰えるならなによりだ。二人ともよろしく頼むぞ。」


「「かしこまりました。」」


てな訳で、優雅なお絵かきタイムですよ。

のんびりと四人で思い思いの絵を描いたのだけど……。


俺には絵心がなかったよ……。レオンハルト様も絵心はなかったらしい。

何かよくわからん動物が出来上がったさ。

なにを書いたかって?

一応ドラゴンの顔のつもり……

出来たのはへんな豚みたいな、なにか。


ちなみに、リアーナは庭に咲いた薔薇を素晴らしいレベルでかき上げてた。


バトラージュはどうやらお仲間だったらしい。と思っていました……。


緑とか赤とか様々な色を使った人物画。こう言うのってなんて言うんだっけ?抽象画だっけか?リアーナとエルザがしきりに褒め称えていたけど俺の絵と同じレベルじゃねの???


なにが違うか俺には理解できんぞっ!!!


俺の絵を見てエルザですら目をそらしたんだぞ!!レオンハルト様大好きエルザですら……。


俺の絵そこまでひどいとは……


で、エルザはてと。まぁ、予想通りだわな。

美化200%の俺。つまりレオンハルト様なわけだ。


ま、そんなこんなで絵の具が乾いて定着するまでほのぼのとルール説明をしながらティータイム。バトラージュがしきりに関心していた。


俺が考えたルールでも無ければ遊びでもない。日本古来からあるものだけどこの世界にはない。


だから、俺がというかレオンハルトが考えついた遊びになる。この世界で初の羽子板だ。

もちろんちゃんと落ちる絵の具も用意して貰って準備万端!!


四人でリアーナが遊び疲れる夕方まで遊んだよ。途中で食事と水分補給をしながら。おかげでリアーナとの距離がグッと縮まって、俺としては大満足なんだが……なぜかバトラージュまで『さすレオ』するようになった。


にしても、さすがは姫の執事を任されるだけの事はある。ゲームでは登場すらしないキャラなのにさ。ヤバかったのよ。


どんなふうにって?


作った羽子板で本気のエルザと対戦して夕方まで勝負がつかないレベル。なんてか、人外の動きしてたんだよね。

中央線だけ引いたルール皆無の無法プレイだからすさまじい動きしてた。

まぁ、二人が白熱してくれてたから俺とリアーナは平和に遊べたけどね。


バトラージュ恐るべしだよ。


最終的にエルザが一点決めて勝ち。

年齢を考えるとバトラージュヤバすぎなんだよねぇ。話によるとすでに1度引退してたって言うしね。


全盛期なら勝負の行方はわかんなかったってエルザもいってたし。


そんな二人が声を揃えて『これは、素晴らしいトレーニングです!明日から取り入れても?』ってさ。とりあえず、待ったをかけてこの四人の秘密のあそびにしておいた。


まずは商品化したいからね。


日本でもこの世界でもお金は大事なんだよ。


日本で新しい物を生み出すのは大変だけどこの世界ならね!日本にあってこの世界に無いものなんてたくさんあるから!俺が作れる物となるとけっこう制約かかるけどさ。


例えばドライヤー!あると便利だよね?


この世界にないよ?

じゃあ作ろう!

作り方わかんねーよ!!

ってこんな感じ。


「……さま?…ぃさまぁ?おにぃさまぁ??」


「ん?ああぁ、すまない、リアーナどうしたんだい?」


ん?あれ?今なんかしゃべり方が???


「いえ、特には……。その……また新しい何かを考えられていたのですか?」


「ああ、そういうことか。そうだね。新しい思いつきはあったんだけど形にするのは難しいなぁって。」


「ひょえー!さすがおにぃさまです!」


おいおい、ひょえーってなんだよ。あざとすぎるぞ!!


ウチの妹最強です!!


てか、そんなキャラじゃ無かったでしょ!

これも打ち解けたって事なのか???


「ちなみに、どのようなものなのです?」


お、おう……めっちゃ目がキラキラしとる!


「ええっとー、今思いついたのなら暖かい風を送って髪を乾かすものとかだな。」


「暖かい風で髪を乾かすのですか?」


「そうそう。髪を洗ったあととかにブォーッと乾かせれば楽だろ?そういう物があるとみんな便利じゃないかなって思ってね。」


ってってぇ!!俺普通にはなせてるじゃん!!

我とかソナタとか言ってねぇぞ!!

どうした?!おれっ!!


「暖かいかぜを……ブォー……ですか。んー。」


おおっ!リアーナちゃんが腕を組んで考え始めた!!


めっちゃ尊い!!


考える姿も可愛い妹マジ天使!!


「んー、こんな感じでどうです?」


おおう!優しく温かい風がとても気持ちいい。


「おおおお!すごい!すごいよ、リアーナ!!これでもいいんだけど、もう少し風を強く出来るかい?」


「もう少し強くですね?やってみます。」


そのリアーナの言葉を聞いた後、強烈な熱風に吹き飛ばされ俺は意識を失った。


8歳で人一人吹っ飛ばすほどの高威力魔法を使えるウチの妹はマジで天才だわー!

てか、これでドライヤーできんじゃね?


ぶっ飛んでる途中そんなこと考えてたら意識なくなったんだけどね!!

なんでか死ぬとも思わなかったし、結構余裕ありました。

過ごしやすい季節になりましたよねぇ。


この時期、体調崩しやすいのでお気をつけてー!


なんか、最近夏バテ以外にも秋バテや冬バテってあるらしいですよ?年がら年中バテる要素はあると思うとなんだか、言葉の濫用っていいのかなぁ?と疑問に思うことがあります。


そのうち、バテハラとか出てきそうですね。


いつも読んでくれてありがとうございます!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ