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えぴそーどよんじゅーなな

朝からティアナさんのお出迎えがあって、テンション上がるわぁー。ホントめっちゃテンション上がるわぁー。

わぁー

わぁー

わぁー


……で、これなに?!


なんで向かい合って睨み合ってんだよ。

まさに一触即発って感じだし。


「おはよう、ティアナ。それで、これは?」


「はい。アレス様がクデール様にミティ様への態度を改めるようにと声をかけられ、言いあいへと発展しこのような状況になっております。」


「ふむ。アレスはなんと声を「だから!!話しかけるな、なんて言っていないだろ!ミティが困った顔をしている時があるから気をつけろと言ってるだけだろ!」」


「貴様!!貴様程度のものがミティを呼び捨てにするな!!!


それに、ミティは困ってなどおらぬ!!何をバカなことを言っている!!」


ふむ。うん。これは無理だわ。


てか、アレスもいらんことしてんなよぉ。妙に刺激せずに、そのまま放置で帰ってもらえりゃ良かったのにさーあ。


まあ、アレスだもんなぁ……。自国の王子にも噛みつく狂犬だもんなぁ。まっ、レオンハルト様に非があるんだけどね。自己的だし、暴力的だし、ナチュラルモラハラーだし。


……レオンハルト様、糞だな。


しっかし、ミティに関してはわかんねーのよ。

自分から望んでその地位について、逆ハーレム作ったわけだろ?その現状で迷惑???


なんで?


んーーー、意味がわからん。


でもさ、アレスのセンサーってめっちゃ高性能なんだよ。ナチュラルにハーレム築くだけのことはあるの。まあ、これも主人公補正なんだろうけど、女性が困っていることを察知するのはピカイチなんよ。


ゲーム上でも九割のイベントが女性関連だし。


んで、そんなセンサー持ちのアレスが反応したとなると……ミティさん、マジで困ってんだろな……。

困ってる理由が不明すぎるけど…。


つかね、俺、いつ死亡フラグ立つかわかんないのっ!!面倒事起こして欲しくないの!フラグの警戒してたいのっ!!!ストーリーブレイクしてる状態だから、どこでどうフラグがたつか予想もつかないのっ!!


ハァハァ……ちょっとスッキリしたわ。


さて、こうなれば放っておける理由もなく……。


はぁ、アレスを部下に取り立てたし、俺の責任になるよな???いや、学生だからワンチャン本人責任でいいのか?


いや、ダメだ……。


シラガ見てるだろうし、放っておくとオヤジ殿に報告される。

オヤジ殿の報告が行くとストーリーブレイクがより大きくなりそうだし、上手く収めないとダメな気がする……はぁ…。


「お前達、朝から何をしている?」


「レオンハルト!!」

「ちっ、レオンハルト殿…。」


おいこら!クデール!ちってなんだ?ちって?聞こえてんぞ!あほ!!


まっ、心の中だけで自制するけど!!!


「何をしてるか聞いている。」


「レオンハルト殿、そなたの部下が我々に言いがかりをつけてきたのだ。」


「言いがかりを?アレス、どう言うことだ?」


「ミティさんがずっと困った顔をしていたから、ちゃんとミティさんを見ろと伝えただけだ!!」


えーと、スマン。アレス、ド正論だわ。いやまて、ちゃんと見ろと伝えただけで、これほどのことになるか?ならんだろ?別の何か言ったに違いな……うん?ティアナさん見たら顔を横に振ってる?


そのまま伝えた感じ?


うんうんって頷いてくれとる。

えーと、まじか。アレスに非がなさ過ぎね?


そいやさっきも「気をつけろ」って言ってただけだし。


つか、ティアナさん、心の声聞こえるのね。


………


無反応かーい!


「クデール殿、アレスが伝えたことを聞く限り、彼に非はないように思うのだが?他に何か言われたのか?」


「ふざけるなっ!!!我等がミティの事を見ずに話していると思っているのか?!侮辱もいいところ!!」


侮辱?いやぁ、恋は盲目ってこの事なのか?いや違うだろ!盲目すぎるわっ!


いやさぁ、もう少し相手のことを見よーぜ?

ミティさんいつも困った顔はしてるだろ?なぜかわからんけど。

自分から望んで舞台に上がって困るとか謎すぎる。それなら舞台に上がるなよ!と言いたい。


「ふむ。クデール殿の言い分はわかった。しかし、アレスに侮辱の意図がないことも我にはわかる。ゆえに、お互いの言葉のいき違いとして、ここは双方、拳を収めてくれぬか?」


「……レオンハルトが言うなら……」


おお?!アレス!!!なんて素直なの!超良い子!!


「ふざけるなっ!!!このような侮辱を受けて、おめおめと引き下がれるか!!」


は?嘘だろ?なんでそうなんの?!

アレスは納得したのに!


てか、え?取り巻き止めろよ。

そうだそうだと囃し立てんなって。


つか、腹黒!!!アイツ脳筋だったか?あの見た目で脳筋だったか?


なんで王子に白い手袋渡してんの?俺の記憶じゃ白手袋は最悪なんだが?


お前んとこのバカ王子がそれ投げつけるとほんとに最悪なんだが!!!


マジでやめろ?やめろよ?ホントやめろよ?

ダチョウ的なクラブでブイブイ言わせてるあれじゃないけどやめてくれよ?


「決闘だ!!!」


投げやがった!!!


そして、騒ぎ立つ教室。


あー、マジか。


考えろ!!考えろ!!!考えろ!!!!


こいつ、宣戦布告になるってわかってねーよな?

んなことしたら戦争になるってわかってねーよな?


お前王太子なんだぞ!!

行動に責任伴うの!!


て、わかってねーからやれるんだよな。


アレス拾うなよ!マジでやめろ?


て!!ぎゃーーーーー!!あのバカ!!


拾おうするんじゃありませんっ!!!


「拾うなっ!!」


っぶねぇー!

アレス、拾いかけてたよ!

止まってくれてマジで良かった。拾ってたらホントヤバかった。


つか、このバカ王太子マジで何考えてんの!

あほか?あほなのか??ホントマジでもうちょっと色々考えろや。


「レオンハルト!!貴様、神聖な決闘を汚すのならば許さんぞ!!」


こんのアホがぁ!!!!!!!


「クデール殿、そなたの立場。我の立場、アレスの立場を考えてほしい。それを受ければどのような結果で終わったとしても、続くのは戦争だと理解しているか?」


「なっ!?貴様、戦争をちらつかせば私が引くとでも思っているのか?」


「なぜそうなる。ソナタが敗れればそなたの国が我らを許すまい。そして、アレスが敗れたとなれば我がソナタらを許さぬ。

決闘の勝敗を決めるのは、どちらかの死だ。

先に命尽きた方の負けとなる。

そうなるとソナタだけの問題ではなくなる。」


「ぐぅ……」


「理解してくれたようでなによりだ。しかし、このままではソナタもアレスもその溜飲が下がるまい?」


「……。」


おい、なんか言えっての。


「今月末に学園の武術大会が開かれるのは知っているか?」


「ああ…」


「そこで、勝利者の言い分を賭けたエキシビジョンマッチを開催するというのはどうだ?もちろんルールは武術大会に則ったものとする。」


「……小賢しい……、だが、わかった。その話に乗ろう。」


「アレスはどうだ?」


「レオンハルトがそうしろってんなら、それで。」


「わかった。では、我が学園に掛け合い、この話を結実させると誓おう。


して、2人は何を望む?

教室の者たちに聞いてもらい、証人となってもらおう。」


「俺が勝ったら、ミティさんをよく見てやれ。嫌がっていないか。ちゃんと彼女を見て話かけろ。」


え?アレスさん、そんだけでいいの?え?

それ要望なの?


「わかった。では、私が勝てば我々への一切の干渉は辞めてもらおう!」


「了解し「ちょっと待ってくれ。」」


「なんだ?!きさまっ!」


「すまぬが、その要望は叶えられない。」


「なっ?!なぜだ!!」


「そのままソナタの要望を叶えてしまえば、ソナタらが我が臣民に手をあげたとしても、助けることがかなわなくなる。

ソナタらがそのような事をする人間でないことは重々承知しているつもりだが、他の者に不安が波及することを認めるわけにはいかん。


そこで提案なのだが、助けを求められない限りソナタらには干渉しないとしてくれぬか?」


「ふんっ!それでいい…いや、そうだな……。

この勝負、レオンハルト貴様が受けろ!それならば、その条件で納得しよう。」


「ふざけるなっ!レオンハルトは関係ないだろう!」


おうおう、みんなありがとよぉ。

アレスの言葉に周りが同調してくれたよ。ありがたいことですわ。


つか、そこレオンハルトは弱いとか言わないでね?傷つくからね?アレスがクデール殺さないためにはありかもとか聞こえてきたけど、確かにそれはあるね。


でもって、クデール君。教室から大多数の批判にたじたじじゃない。つか、涙目なってんじゃん。


まあ、でもここで引くって選択肢はないいんだよねぇ。

んなことしたら、おやじ殿に何言われるか。つか、何されるか恐ろしいわ!


なので


「わかった。我が受けよう。」


おうおう、みんなありがとうね。心配の声多数で嬉しいよ……。


つか、俺ってそんなに弱いと思われてるの?!

なんか妙にショックなんだが……。


まあ、勝てるかわからんけど。

皆さん読んでくれてありがとう。

それにしても寒い。寒すぎる……。

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