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えぴそーどよんじゅーろく

ほんと今朝はハードだったわ。

なんつか、精神的に?


それまで、平和だったんだけどね。平和だったからこそ?イレギュラーが輝くって言えばいいのか?


目が覚めたら寝間着姿で薄着の女の子が、黒装束に馬乗りになって拘束してるとか意味不明でしょ?

しかも、顔見知り。


いや、正確には知らないことになってんだけど知ってるもんは知ってるしさ。


あの後、何も起きることなく、朝の準備を済ませて登校してきたけどね。今日はこれ以上何も起きてくれるなよ?とか思ってる……。


たださ、ここで俺がこうやって語ってるってことは、この後何か起きるに違いないよね?


だって物語ってそんなもんだろ?


「先輩!おはようございます!」


ほら来た。

もうね、声でわかるよね。


そう。


プリウスだよ。


後ろか声をかけられてもわかっちゃうよね。


振り返れば……ほら、プリウス。


「おはよう。」


「先輩。今朝はその従姉妹…プリメラがご迷惑をおかけしたようで……」


迷惑ってか不法侵入だけどね。

一応、守ってくれたって功績もあるし、エルザがわざとやってたから不問にするけど。


「迷惑?いや、命を助けられたと記憶してるが?」


「そっ、そうなのか?!レオンハルト様は朝の件をそう受け止められているのか?」


うん?テンパりすぎてね?

妙に挙動不審だぞ。


まーあ、王子の寝所に忍び込んだとなると、大きな罪だけどさ。うちのメイドがわざとそうさせてるからね。プリメラは責められないよ。


「うむ。プリメラに礼を伝えておいてくれ。」


「わ、わかった。ほんとにそれだけなんだな?それだけで大丈夫なんだな?」


ん?あー、罰さられるとか思ってたのか?

いやまあ、たしかにそりゃ大罪だけど。


てことは、後ろからの声かけも偶然を装って待ってたかな?いや、それともメイドの話を気にきてるのか?

んーーーー、普通なら罪を気にすると思うけどこの世界だしなぁ。あの脚本だしなぁ…。

世界設定ガバだしなぁ……。


素直に聞くか?いや、少しカマかけしたほうがいいか?

んー、カマかけはちょっと悪趣味か?んーーーー?

素顔に話すか。


「それだけか?と問われると他にもあるにはあるのだが…。」


「なっ?!やはりそうなのか?!その……、プリメラだけで済むのか?」


あ、これは罰の方だな。

まあ、まともに考えればそっちだわな。


「何を勘違いしてるのかわからぬが、今朝プラメラにも伝えたことだ。返事を聞く前に去ってしまってな。

ちなみに、内容は我のメイドとして働かぬか聞いておいてほしい。


我が専属メイドたる、エルザがプリメラを気に入ってな。彼女を鍛えたいと申し出てきた。


その事を伝えて確認してもらえぬか?」


「なっ?!その話は本気だったのですか?!」


おーい、ボロでちゃってるよー?口調も声も巣に戻ってるからね?あなたの立ち位置、スパイ行為の達人設定でしょ?


「その話?」


「あっ、いや。その、プリメラから少し話を聞いて……」


声小さくなってってるよ!つか、こいつマジで大丈夫か?捕まった瞬間、持ってる情報を吐かなくても空気でわバレそうなんだが?


まっ、今それはいいか。


「そうか。それなら話は早いだろう。その話は事実だ。ゆえに、返答が聞きたい。プリウスには迷惑をかけるが聞いてきてもらえぬだろうか?」


「え?あ、はい!もちろん!ただ、あの…」


「ん?何か聞いておきたい事があるのか?」


「その学園はどうなるのかなと…」


あーーー、そうだよね。学園に通えないとなるとプリウスって立場が危うくなるもんね。プリメラは架空の学園通ってる設定だもんね。


「ふむ。我に仕えるなら、文武共に必要だ。その為、学園にも今まで通りに通ってもらう。学園が終わった後エルザのもとでメイドとしての修行を始め、学園卒業と共に正式に雇用する。もちろん、修行の間も給金は出す。


そうだな…あとは…


ああ、そうだ。

プリメラは学生だ。修行を行うとは言え重要なのは学業。そこに負担がかからない範囲で修行するものとしよう。


わかったな?エルザ!」


「イェス、マイロード!」


そっと後ろに控えてたエルザさんから元気のいい返事をいただきました!つか、プリウスびっくりしてるから。急な大声やめたげてね?


「と、言うわけだ。あとは本人のやる気次第。プリメラの上司にあたるエルザには、学業を優先させる指示は出したが、普通の学生よりも厳しいものになるだろう。

それで良ければ、我はプリメラに仕えてほしいと思う。


プリウスよ、よろしく伝えてくれ。」


「はい!喜んで!!」


どこの居酒屋だよ!!

返答がまんまそれだったよ。


とりあえずこの反応ならエルザの要望に応えられそうだな。


にしても、今日は朝からプリメラ関連のイベントが進むわぁ。まーあ、これをイベントと言っていいのか?とか思うけど。


ただ、これってどっちなんだ?正規のストーリールートの裏側なの?それとも、ストーリーブレイクして軌道修正を運命力さんが諦めた形なの?


んーーーーーーー、わからん!!


ゲーム上だと、レオンハルトの暗殺イベントはもう少し先になる。だから、主人公の視点では語られない、物語の裏側だと言われても納得はできるんだが……。


そいや、こいつ、アレスと出会ったのか?

出会いイベントがあったにはあったが、アレスに跳ね飛ばされただけで、出会いって意味では有耶無耶になってた気がするんだが?


て!!!


なんでコイツ俺の半歩後ろ歩いてんだよ?!

昭和の嫁かっ!!!


まだ雇用もしてないし、横歩けばいいのに。

つか、すでにエルザの教育が始まっている?!


んなこたないな。


エルザはエルザで気にした様子を見せてないし。

まあ、面倒だから何も言う気はないので、良きにはからえ。


そんな訳で

二人で登校……エルザは学生じゃないからね、カウントしません。


学園に入ったら「先輩!先ほどの件命に変えてもプリメラに伝えますので!!」って言って去っていった。


いやね、そんな簡単なことで命かけなくて良いから。

ホント、マジでやめてほしい。


んで、教室着いて早々にティアナさんが迎えてくれました。「ああ、レオンハルト様。お待ちしておりました。」って。


今までこんな出迎え方された事なかったんだけど!!

めっちゃテンション上がる!

超嬉しいんすけど!!


今日頑張った俺へのご褒美か?!とか思って教室入ったら修羅場でした。


ウチのアレスさん陣営とクレール王太子陣営がバチバチに睨み合っとる!!


マジ何やってんだよお前らっ!!!!




雪ゆってきた!!

寒いですねぇ……。

風邪には気をつけて!

読んでくれありがとう!

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