えぴそーどさんじゅーきゅ!
え?面会の理由そんな理由なの?!
他に特になくて、俺に会いたいってミティさんが言ったから面会の申し出をした?
馬鹿かこいつ?
もしそうだとしても、なんか理由作るだろう。
ミティさんが会いたいと言うだけで、表向きの理由を用意せずに、面会の申し出するとかまじでアホすぎ。
「ふむ。ソナタは我に会いたかったと言うのは分かったが何故だ?」
聞いて素直に答えてくれるかわかんないけど…。
「そうだ!!なぜだ?」
って、お前も知らんのかーい。
マジか、クデール?!
もうね、ヤバすぎて笑えてくるわ。
ミティさんがなんで会いたいのかも聞かずに面会の打診するとかアホすぎてホントもう言葉が出ません…。
「ちょっと待て! お前、理由を知らなかったのか?!」
ちょっと待てとこの会話止めるのもどうかと思うけど、まあもう慣れた。
ちなみに止めたの緑髪のチャラ男君バルム?だったかな。
つか、そりゃちょっと待てってなるよな。いくら色恋で頭沸いてても、確たる理由もなく他国の王子に面会を求めていたと聞かされたら驚くわ。
「あ、いや、違う!俺はただ挨拶を…そう!! 同じ学友となるレオンハルト殿に挨拶をしたかっただけだ。」
いやいやいやいや、その理由、今更苦しくね?
その挨拶ってのは思いっきり手を握って喧嘩をうることなのか?と聞きたくなるが、ややこしくなるから我慢しとこうか。
「わかった。クデール殿は我に挨拶のために面会を申し込まれた。と言うことだな。
ならば、我はソナタらからの"挨拶“嬉しく思う。」
「お、おう。」
クデール返事!!もうちょっと取り繕えや!!
もうツッコむのも疲れたよ。
にしても、クデールのやつ、なかなかすごい表情になってんな。
別に挨拶なんてしたかったわけじゃないけど、そう言っておかないと面子も保てないし。って感じなんだろうな。
めっちゃグギギギギって感じの顔になっちゃってるよ。
「それでミティ殿。我に会いたかったと聞いたがそれは?」
「あっ、はい!ありがとうございます。
えーと…それは……」
何に対してありがとう?
つか、なんでチラリとクデールを見た???
何か確認する必要があったのか?
「あの、アシュクがとても素晴らしく感動しましたので、一度お会いしてお話を聞かせて頂きたいなと思いまして。」
「アシュク?ほぉ、もうそちらまで届いたのか。」
「はい!ですが、神聖王国ではまだ売り出されていないようで…」
「誰かさんの策略によってな!」
おおう?!クデール、お前話に入ってくんなよ。
しかも、懲りずに攻撃的だし。
面倒だわぁ。
「策略?そのようなことはしておらんよ。」
「ではなぜわが国では売っておらぬ!!」
わが国ではってアンタ。
うちの国に来れば買えるでしょが。
つか、アイシャの国とうちの国以外では販売してないのだから当たり前でしょ。
「はぁ~」
あ、やべ。ため息でちまった…。
「ソナタの国だけではない。販売しているのはわが国とカラッサ王朝だけだ。」
「なぜ、歴史ある神聖王国にことわりもなく、その2国のみでしか販売しておらん!かように優れた物は皆で共有するか我が国を通すのが流儀であろう?」
えーと???
え?
何いってんのこいつ?!
えーと、まったく理解できません。
「そのような流儀は聞いたことがないな。
それはともかく、元は我が国のみでしか販売する予定はなかったがアイシャが驚くほどに優秀でな。
彼女を雇いたいと思ったら対価に差し出せるものが、カラッサ王朝での販売権くらいしかなかったのだよ。」
「ふむ。ならば私が神聖王国で売ってやろう?それならばソナタの懐も増え私も国民に喜ばれる。いい話じゃないか?」
マジか~?!
なんでこいつに販売権渡さなきゃいかんのか。
利益が出ても嫌だな。
「いや、必要ない。アシュクはこの二国間のみとする。」
「なぜだ!!」
「先ほども言ったが本来アシュクはこの国でのみ発売するものだった。カラッサ王朝で今売られているのは、アイシャの能力があったからこそだ。
神聖王国に何がある?
我にはアシュクを対価に差し出してまで、ソナタの国に求めるものはないのだよ。」
「「「「きさまぁ!!!むけそわねさもわるさやた)わ」」」」
うお?!
さすがに神聖王国勢騒ぎ出すよね。
びっくりしたぁー。
クデール以外もいきなり怒り出すんだもん。
もう何言ってっかわかんね。
まぁ、仕方ないよね。挑発してるような感じだし。
つかさ、ここまで言わせたのあんたらの王子だかんな?
そこわかっとけ?
「みなさん!静かにしてください!!!」
おおう?!ミティさん?!
「「「「「だが、ミティ、すまなかりかもわはなまわるまわ」」」」」
だから、同時に話すな!わからんて!
「皆さんが言っていることも分かります。」
え?今のわかるの?!
マジで?!
「ですが、レオンハルト様もこの様に深く聞かなければお答えにならなかった内容。彼は侮辱したわけではなく、純粋に事実を伝えただけです。」
うん、その通り。
だって、メリットないもん。
それにクデールに任せるとか嫌だし。
アイシャに申し訳なくなるし。
「ですので!ここは私に任せてください!レオンハルト様に私が、いえ、ロマーニュが価値あるモノだと理解いただければ、アシュクの販売権も任せていただけるはず!!」
「おお!さすがミティだ!」「危ないからやめるんだ」
「ミティなら大丈夫だね。」「何かあれば僕を頼りなね?」「ミティは、なんて素晴らしいんだ」
えーと、なんでか聞き取れた……。
レオンハルト様の能力すげーーーーー!!
適応しちゃったよ。
てかさ、何この展開。めっちゃ乙女ゲーぽくて、嫌なんだけど。なんか、攻略キャラにされてる気しかしねぇ。
はっ!!これが狙いだったのか?!
嘘だろ?!
「レオンハルト様、私を下女としてお雇いください。我ロマーニュがアイシャ様についでレオンハルト様に貢献できる国だと証明してみせます!!」
なーーーーにぃーーーー?!
えーと、このルート入ると籠絡されていくレオンハルトの絵が見える。
なんで?!なんなの?!
「面白い女」とか言いそうなシチュじゃん!
「いいだろ!存分に示してみよ」とか言いそうなシチュじゃん。
ヒロイン怖っ!
めっちゃこわっ!!
魅了とかじゃなくて正攻法で運命力利用して殴りかかってくるとか…こっわ!!
なので
「え?嫌だけど?」
あ、自動変換も働かなかった……
いつも読んでくれてアリガトウゴザイマス




