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にじゅーはっち

えーーーッと、翌日…。

昨日アイツら来たよね?その次の日ね…。


いや、翌日の説明してどうする!


翌日っていや、わかんだろが!!

そうじゃない!そうじゃない!


いや、俺絶賛パニック中。

えーと、何で2人はここにいるのか…。


朝起きて、ジークフリードから書類に目を通してサインが欲しいと言われ、執務室に向ったんだよ。


で、ペタコーンペタコーンと書類に目を通してハンコを押しながら仕分けていたら、クリスがやってきました!


「レオンハルト様!おはようございます!」って元気に敬礼したと思ったら、書類を見ることもなく机の横に仁王立ち。


えーっと…え?ってなったよね。

意味わからーーーーんとなりながら、ペタコーンペタコーン。


数分後に今度はアレスがあらわれたよ。


「レオンハルト、おはよう!」

そう言うとクリスの逆サイドに仁王立ち……。


もう!意味わからなくね?!

なんでこうなった?!


さすがに意図はわかるよ?

わかるんだけど…わかるんだけど……。


なんでこうなった?!


えーっと、これどうする?

どうするってどうすんだ???


たぶん…オレの護衛だよな?

そのつもりよな?


めっちゃ近衛兵みたいなってるし…。


いや、こんなとこでボケっと突っ立ってるより街づくりしてほしいのだが???


そんな事を考えながらもペタコーン、ペタコーン♪


とりあえず、キリがいいとこまでペタコーン、ペタコーン。


部屋に響くのはオレのハンコの音だけ……


息苦しいわっ!!!!


はぁ……


ペタコーン、ペタコーン


ペタコーン



ふぅ、終わった。


「アレス、クリス。」


「「はっ!」」


元気よすぎん?!


「お、おう…。えー…。護衛ご苦労。」


「いえ!私共の職務を果たしたまでです。」


クリスが答えてくれてアレスはサムズアップ…。

アレスさんや…もう君には何も言わんよ。好きにしてくれ。

あ、思ってるだけで言ってないか。


「ふむ。礼を言う。ありがとう。

しかし、この後からは街を造り、民を守ることにその力を使ってほしい。」


「?!」

目を見開くクリスさんと笑顔のアレス。


「さすがはレオンハルトだな。自分のことより民のことかよ。わかった。俺たちに任せてくれ。」


えーと、なんかアレスがわかった気になってるけど、そこまで交友ないよね?


距離感の詰め方が軽くホラーなんだが…。

てか、なんでそこまで俺の事を信頼してるの?


「アレス様には、レオンハルト様の素晴らしさをしっかりとお伝えしたありますので、ご安心ください。」


エルザーーーーーーー!!!


何やってくれてんの?!


いや、ありがたいけど!

俺その報告聞いてないからね?!

普通に怖かったわ!!!


だけど、エルザが関わってるなら納得できてしまう俺も相当毒されてるわ。


それなら、立ち位置しっかりしとくか。


「御心のままに」


エルザさんから御心頂きました~。


「アレス、ソナタを代表として聞くが、今後我に仕える気はあるか?」


今度は目を大きく見開くアレスに、首を縦にカックンカックン振るクリス。


「もちろんだ!」


「ふむ、なら…そうだな。国としてソナタらを配下に持つわけにもいかぬ…。時が来るまでは我、私設部隊として働いてくれるか?」


「私設部隊?」


「ああ、給与、報奨も出そう。レオンハルトではなく、レオの仲間して働いてほしい。時がくればソナタらを国として正式に雇い入れると約束する。」


「わかった!それでいいぜ!この国のみんなの為に働けるのなら喜んで!

それに昨日も言ったが俺達が忠誠を捧げるのは、お前だ。

お前がそう望むならそれで良い。」


うん、めっちゃいい笑顔。

アルスの信頼があつくておどろくよね。

つか、ここまで盲目的になる程どうやって洗脳したのか…


なっぞ!!!


ただ、今回に関してはエルザさんマジグッジョブ!!

俺の死亡フラグもこれで大丈夫そうだしな!


まあ、レオンハルト様の死亡フラグが確定の主人公と決闘コースが回避できたと考えられるだけで、まだまだあるんだけどね…。


立場的に恨まれてたり、無能とみなされ排除されたり、弟にその座を虎視眈々と狙われてて暗殺されたりと…。


レオンハルト様ってまだまだあんだよなぁ。


「ありがとう。ソナタらの忠誠を受け取る。エルザ!」


「はっ」


呼ぶとスッとあらわれるエルザさん。

二人ともビックリしてるのが新鮮な反応でとても楽しいです。


ティアナもリアーナもアイシャも慣れちゃったしね。

そいや、ジークフリードは驚きもしなかったな。

あれはあれで驚いてたのか?


てなわけで、さっさと書類を二部用意してくれる、しごできエルザさん。


パパッとサインしてアレスに渡す。

このサインももう慣れたもんだよ。


「契約書だ。魔法によって縛られる契約となる。ちゃんと内容を読んでそれにサインしてくれ。仲間の了承が必要なら相談して決めても良い。」


「ん?いまここでしなくていいのか?」


「かまわん。お前の仲間まで含む内容だ。しっかり話し合って決めるが良い。納得できなければ明日にでも聞く。変更来てほしい部分があれば考慮しよう。まずは相談するが良い。」


「そんな?!それほどまで私共に配慮してくださるなんて……」


と、口の前を手で隠し涙目になるクリスさん。

んー、感動してくれたらしい。なんかわからんがよかった。


いや、ほらだってさ、契約した後聞いてないとか言われたら面倒じゃん?アレスが納得しても他メン納得してなくて裏切られてプスりとかやじゃん?


そんな感じの意図だったんだけど、都合よく誤解してくれて、俺の株上がったみたいだからよしっ!!


そして、そんなチャンスには最大限乗っかる、おっれっ!!


「ソナタらは既に我の仲間だからな、最大限便宜は図るに決まっておろう。」


「レオンハルトォォォ!!」


ぶお?!お前もか!!


暑苦しいぞ、アレス!


「レモンバルドじゃまー」


誰だよそれ?!もう既に俺じゃなくなってるよ!


「わかったなら2人は皆のところへ行き相談してくると良い。護衛はこのエルザがおるゆえ気にせずとも良い。」


「わかった!だけど、答えは1つだ!少し待っててくれ!」


アレスの言葉にウンウンと頷くクリスの腕を引いて、部屋を出ていこうとするんだが……、この辺の礼儀はこれから教えないとな…。


あっ、そうだ。


「ソナタらの部隊は"プラチナムナイツ“と名付けるゆえ、そのあたりも一緒に話し合ってくれ。」


「プラチナムナイツ?!おおおお!!!わかった!!聞いてくる!!!」


まっ、ゲームの中でアレス達が自称するグループ名だから難なく認めると思うけどね。


さて、俺はもう一仕事…。


「シラガ。親父殿に隠す気は無い。早々に報告しておけ。おって正式なものを出す。」


スッと部屋の隅からあらわれるシラガ。

出てくるところ予想してたから驚きはしないけど。


「御意」


一言残してさっぱり消えましたっと。

流石だわ。


てなわけで、その数分後アレス達全員で俺の執務室に現れたのは計算外だったが…。


「心より忠誠を誓う」って言葉を全員から頂き、プラチナムナイツが結成されました!


ふふふ!馬車馬のように働いてもらおうぞ!!


そんな中、立つことがままならないほど大きく揺れた。


地の底から低く叫ぶような轟音が響き、大地は揺れ続ける。数分揺れは続いたが洞窟の中はびくともすることなく、音と揺れだけだった。


さすが不壞属性の洞窟だけあるわ。

欠片すら落ちてこねぇ。


にしても、ここに来てなんのイベントだよ?

最近イベント多すぎやしませんか?立て続きすぎだって!もう少しゆっくりさせてほしいわっ!


と、そんなこと思ってたら飛び込んでくる、兵士。


お仕事お疲れ様です。


で、報告は?

どっか崩れたとか?


「レオンハルト様! 表に出られていたリアーナ様、アイシャ様、そしてティアナ様が、地割れに巻き込まれ、落下されました!」


ふざけんなよっ!クソ運営っ!!!!!

いつも読んでくれてありがとうございます!

もう10月も終わる…今年もあと2ヶ月っすねー。


はっやっ!

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