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41 燈球探索10 炎岳2

「あの、何かできることは」


「消防活動は資格持ってない人がやると危ないらしいし、燈が収まるまで待機だとよ」


「そうですか」


 どうしようもなく不安が募ってしまう。


「大丈夫だ。キミハのことはちゃんと守る」


 そう言う端夜に笑い掛けたが、火はちゃんと収まるのだろうかという拭えない不安が消えない。



「くそ」


 消防隊の焦りを隠しきれない悲痛の声がその場に響く。


 どんなに、ホースの水をかけても、火の勢いが収まらない。


 真っ赤な炎が気高く空に灯っている。



 時計は夕方の5字を指した。


 刻一刻と明日が迫ってくる。



 こんなの、どうしろって言うんだよ。


 熱気が押し寄せる中、胸の奥に広がったいく絶望とどうにもできない自分への怒りが湧きあがる。



 私は、この世界とともに、死んでしまうのだろうか。


 滅亡したこの世界を知るものとして、神は私をこの世界に送ったのだろうか。



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