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33 学校生活3
「輝羽。どうして、ヤイルと関わらない方がいいの?」
「だって、自分の事しか考えてないんだよ。好き勝手に思ったことを話して、言われた人の気持ちとか、全く考えないし」
確かに、ヤイルはマイペースだ。
だけど、人のことを全く考えてないというわけじゃない。
「そんなことないよ」
「確かに、自分のペースで好きなように話すかもしれないけど、ヤイルは励ましてくれたり、一緒に喜んでくれたり、人のことを考えてるよ」
虚を突かれたように、輝羽の動きが止まった。
「桜夜は、私たちよりも閃華の方が好きなの?」
「どっちって言うわけじゃないけど、ヤイルと関われないのは嫌」
元の世界の私だったら、嫌なんて言えなかったと思う。
我慢して、いいよだとか、大丈夫だとか。だけど、今回ははっきりと言った。
「わかった。閃華と話してみる。それでいい?」
「うん。ありがとう」
笑顔で頷いて、その場を後にした。




