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14 燈球探索6 遊園地

 落葉が花びらのようにひらひらと舞い落ちていく。


 黄土色と赤色の葉が重なり合って、風に吹かれ、ざわめく音が囁くような音に変わっていく。



 端夜が持つ探査機は、四キロほど離れた地点を指さした。


 大きな敷地に囲まれた地点の中心に赤いランプが光る。


「ここは、確か最近できた遊園地じゃなかったか?」


「ああ。そうだな」


 ソルレア遊園地という、この国で一番大きな遊園地なのだそう。



 遊園地のゲートを三人で潜った。


 人の少ない遊園地というのは不思議な空間だった。


 もちろん他の炎狩人はいるが、てーめパーク特有のふわっとした非日常感がない。


 いつも通りの遊園地の景色。


 けれど、寂しい感じがする。



 そんな中でも、他の炎狩人さんたちは黙々と遊園地の隅々を探し回っていた。


 凄い集中力。


 私は、あんな風になれるのだろうかという、不安を抱いてしまう。


 必死に、一生懸命になれるのかという不安。


 小さく出たため息は静けさにかき消された。


「迅斗達は、あそこの迷路の中を頼む」


「了解」



 ソルレア迷路と、大きく書かれた看板を横目に迷路の中へ入っていく。


「今回は、迷路を解くわけじゃないから、全部の道を通らなきゃいけない」


 左右に気を配りながら、ゆっくりと進んでいく。


 そのスピードに耐えきれなくなったのか、「別行動の方が速いだろ」と、迅斗が言い、別行動になった。


「迷うなよ」



「さすがに、迷わないでしょ」


 冗談交じりに、笑って端夜と迅斗と分かれた。



 だが、笑っていたのも束の間、迷路に迷い込んでしまった。


 一応、燈の玉を見つけるためだから、隅々に気を配ってはいるけれど、同じような道ばかり通っているような気がして、不安でしかない。


 たかを括っていた自分が恥ずかしくなりながら、同じような道をぐるぐると回る。


「どこにいる」


 端夜の私を呼ぶ声が聞こえてきた。


「ここにいます。任務2の基地の近くです」


「わかった。動かずに待ってろ」


 よかった、そう、安心していたところに「わ」。


 迅斗が驚かすように大きく叫んで、、その後ろから端夜も顔をのぞかせた。


「バッシュ」


 迷路を出たとき、燈の玉が見つかったという通知が来た。






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