表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

日本シン書紀(読み切り版)

西東京最大の都市、八王子。

高尾山のある高尾も近く、今日も沢山の人々が行き交っている。

「出来れば何も起こらなければいいんだがな…」

流石に何も起きないことはないだろう。

何故なら今日は任務があって来たのだから…

「それにしてもこんな人混みの中に怨霊なんているもんなんですかね?」

「馬鹿野郎、人が多い分怨霊も多くなるもんなんだよ。」

「ほら、あそこに」

俺が指を指した先には怨霊がいた。

「うわぁぁぁぁ!」

「あんまり騒ぐな。早く祓うぞ」

「は、はい!」

見たところこいつは5級ぐらいだろう。新人に祓い方を教えるなら丁度いい。

その前に…

「範囲結界 封影」

よし、これで逃げられない…

「日守ー!祓っていいぞー!」

「分かりましたー!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

先輩から教わったこと。

目の前に意識を集中させる。

妖力を一点に込めて放つ。

それで…

「爆雷」

空気に僅かな揺らぎが生まれる。

そして…目の前に稲妻が放たれた。

よし、ちゃんと実践できた!

「ウァァァアァァァアァァ!」

すかさず相手も反撃をしてきた。

怨霊の拳が放たれる。

「おっとあぶない」

俺はすんでのところで躱した。

「避けてばかりじゃ祓えないぞ!日守!」

「分かっています!」

よく動きを見ろ。

隙が生まれる瞬間を逃すな。

こいつは闇雲に拳を奮っている

今だ…

「火炎爆雷」

唱えると目の前に稲妻が現れた。

同時に摩擦によって炎が発生する。

「ウァァアァアァァ…」

怨霊は稲妻と炎を食らい消滅していった。

―――――――――――――――

「どうか安らかに…眠ってください…」

怨霊とは言え魂はちゃんと供養しなければならない。

彼らも元々は、無念な死を遂げた魂なのだから…

「よくやった、日守。」

「ありがとうございます。」

「初の任務だったのにスムーズに祓えたな」

「そんなことないですよ。めっっっちゃ、緊張しましたし。」

「そうか…何はともあれお疲れ様。」

「ありがとうございます!!」

任務を無事に終えた俺たちは八王子駅の前にいた。

「これからどうします?」

「そうだな…」

特に行く宛ても無いのでどうするか…

このまま本部に戻ってもいいのだが、退屈だ。

「あ、せっかく八王子に来たんだし高尾山登りませんか?」

「おっ、いいなそれ」

最近山なんか登って無いし久しぶりに登るか。

「勿論!ケーブルカー使わずに!」

「そんなことだろうと思ったよ…」

この男日守陽平はそんな奴なのだ。

こりゃ明日筋肉痛だな。

そう思いながら俺は改札口を通り抜けた。

イカです。

小説書いてみました。正直自分でも色々と設定を練ろうとして色々と迷走しました。もっとシンプルな設定の方がいいのかな?そんなことを考えながら書いたこの作品、お楽しみいただけましたか?試しに読み切り版みたいな物を書いてみたんですが、やっぱり文を書くのには慣れませんね。行く行くは連載とかもやりたいですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ