第二十ニ話
お久しぶりです。こっちもようやく更新していきます!
「んじゃ、俺ももう落ちるわ」
「おう、お疲れ」
「じゃあね、トゥルー」
「おう、さっさと寝ろ寝ろ」
「うっさいわね。 あんたもさっさと寝なさいよね」
「わーてるよ。 あんたは俺の母親かよ」
「なんかいった?」
「イエ、ベツニ」
「よろしい」
「ま、ハヤッターに投稿だけして俺も寝るとするよ」
「そう。 ならいいわ」
そう言い残して最後に残っていたバトとサーナがログアウトした。正確には、最後に残っていたプレイヤーの二人だが。
「それでは私もそろそろこの辺りでお暇のほうをさせて頂こうと思います」
「えぇ、本日は来てくださりありがとうござました」
「こちらこそ大変貴重な光景を見させていただきました。 大会やイベントがない状態でソロランカーが全員揃う光景なんて滅多にありませんからね」
「基本的に自由奔放な奴らですからね」
そう言いながら俺はハハハと笑った。こんなことを言うと、ラール辺りから文句を言われそうだが、そのあいつはいないので言い放題だ。それを聞いている黒山羊さんは何も言わずにニコニコしていた。その後、コホンッとひとつ咳払いをした後に口を開いた。
「時にトゥルーさん」
「なんですか?」
「我々運営はあなたに期待しているのですよ」
「そんなこといつものことでは?」
「確かにそうですね。 では、言い方を変えましょう。 より、強く期待しているのです」
「というと?」
「ソロランカー一位の保持者が、ランカーを引き抜かずに新しく一から作ったギルドです。ここからどうなるかを、私を含めて運営陣は期待半分、面白半分で見ているのですよ」
「そうっすか」
「そうっすよ。 なので、これからも励んでくださいね」
「まぁ、もちろんやるからには目指しますよ。 一番上」
「そうですか。 フフ、そういうと思ってました。 それでは私はこれで」
そういうと、北チコ同じ方法で帰って行った。俺は全員が帰ったのを確認した後、自分もログアウトした。
「さーて、ハヤッターに投稿っと」
俺はスマホを操作し、ハヤッターに自ら新たなギルドを設立したこと。その設立記念パーティをしたこと。その時に撮った集合写真(全員に掲載許可済み)を投稿した。
「さーて、寝るかー」
俺は体を一度ググッと伸ばした後、お風呂に入った。その後、明日の学校の支度だけ終わらせてからすぐに就寝した。
「まぁ、うん。 分かってたけどさ」
朝起きてスマホを見ると、鳴り止まない通知と、俺関連のトレンドが複数、ネットニュースにとどまらず、朝の情報番組で紹介されるほどの社会現象が巻き起こっていた。
「オレハ、ナニモ、ミテイナイ」
俺はそう言いながら家を出て高校に向かい出した。




