明かされる真実
「蒼井京子、、、?」
「ええ。そうよ。」
「これは何なんだ、訳が分からない、、、」
「簡単なことじゃない、全ては。」
「いや、さっぱりだ。」
「しょうがないわね、何も理解していない健君に説明してあげるよ。」
「、、、ああ。」
「睡眠障害、増幅装置、そのスマートフォン。以上よ。」
「、、、あのな、、もう少し分かりやすく、、」
「、、、はいはい。」
「細かく言っていくわ。まず、貴方は睡眠障害に悩んでいた。それは幼い頃からのもので、かかりつけの医師にかかったりしても原因は分からず。まぁ、そりゃそうよね。全部そういうことになってたんだもの。睡眠障害自体は、もともと貴方が持っていたものだったの。でも、それは軽度で、本来なら障害なんて言うほどのものじゃない。つまるところ、原因は増幅装置。そう呼ばれているものにあたる。効果は対象が持つ特性の強化。実験していたのよ。その過程で見つかった。」
話が飛躍しすぎていて、全くついていけない。
自分の睡眠障害が、故意に起こされたもの?
増幅装置?
実験?
何処の世界の話なんだそれは?
でも、それをいったん呑み込んで。
「何が見つかったんだ。」
「貴方の脳の内部に他の人たちとは異なる部分が見つかった。睡眠中でも、本来の活動と同レベルに動いている部分があった。そこで、夢を見ていた。それも鮮明な。もう一つの世界と呼べるほどの。そこが何かはもうわかるでしょ?」
、、、、
信じたくはない。
訳も分からない。
だが。
その名は理解できた。
「ユーランド、、、、」
「そう、その通りよ。そこから実験はまた進んだ。貴方の夢がどうなっているのかという実験がね。これも解明された。まぁ、簡単に言ってしまえば、オープンワールド型のRPG。そう言って差し支えないと思う。そして、貴方は、この世界で王様という立場にあった。やたらと手厚い待遇だったのは覚えてるでしょ。」
「そこで次に持ち上がったのが、その夢にどうにかして入れないかということ。」
「、、、何で、お前が俺の夢に入ってくる必要があるんだ。」
「好きだから。」




