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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第5章 終わりと再会と
44/50

再会

「ミシェラ、ミシェラ、、、」



「何処だ、、、」



「何処に、、、」



あの場を後にし、外に出てきた。

すぐにミシェラがいると思ったのだが、、、

そこには何もなく、閑散としていた。

まだ。

まだ、そんなに時間は経っていない。

離れたとしても、この近くにいるはず。

探そう。

、、、

、、



あれから数時間が経つ。

未だに合流は叶わず、時間だけが先に進んでいる。

打開策はない。

そう言い切ることが出来た。



「、、、はぁ、、、」



もう何も考えない方がいいのではないか?

ここでじっとしている方が気楽でいいだろう。

座り込む。

ポケットに固い感触。

普段使っているスマートフォンが入っていた。

何気なく電源をつける。

そこには。



今何してるの?

ご飯は食べたのかな?

おしゃべりしたいな。

早く会いたい。

私だけを見ていてほしい。

それ以外はいらない。



送信者は。

蒼井京子。

現代の唯一の友人。

だが、彼女に連絡先を教えた覚えもないし、

それに。

普段使っているスマートフォン?

僕はそんなもの持っていない。

なぜそう思ってしまったのか?

悪寒が走る。

何だこの感覚。

知らない。

これは、、、

頭が、、、



「見つけた、、そっちも探してたんだよね?」



振り返る。

そこには。

満面の笑みを浮かべた蒼井京子が立っていた。


**********


外に出るのなんていつぶりだろうか?

町の外観は何も変わっておらず、昔の名残も残していた。

かつての栄光もあり、

現在の堕落もある。

混合した世界。

そう。

ここは私の世界ではない。

現代に戻るのだ。

家族3人でまた暮らすために。



ユーランド城前まで来る。

以前ノイズが走り続けており、その濃さが増しているように見えた。

形が定まらないのか。

現代の世界で固定されるか。

この世界のまま固定されるのか。

猶予はない。

急がねば。



再び周辺を探す。

ただ景色だけが広がっていて、寂しい感じ。

その少し向こうに人の気配。

話声がする。

足を速める。

声が近くなる。

二人分の声。

言い争っている。

影から、顔を覗かせて。

見た。

健と、、、、

もう一人は、、、、?




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