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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第4章 変化を求めて
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成し遂げたこと、心境

一瞬で片が付いてしまった。

こんなにも簡単なことだったのかと心底思った。

目の前のただ喋るだけの敵を薙ぎ払う。

辺り一帯は焦土と化し、何も残らない。

まさに今の自分の心そのものだ。

アレウスの首と胴体は永遠の別れを告げた。

血しぶきを浴びながら、首が後方へと飛んでいく。

落ちる。

その場に残った胴体は、司令塔を失い、信号途絶。

首を失っても、体はそのまま立ち続けるというが、まさにそれ。

そして、その現象が終わり、胴体も横たわる。


ブルームウッドは、汚れてしまった自分の手のひらを凝視し、噛み締める。

復讐に復讐を重ねて、成長してきたこの手。

もう役目の果たしたこの手。

かつては家族の温もりに包まれていたこの手。

今は、冷たさしかなく、ただあるのみ。

本当にこれが望んでいたことなのか?

こんなにも、こんなにも。

空しいのに。

アレウスの亡骸の横で、ブルームウッドが蹲る。

今は立てなかった。


****


「始まったか?」



「ええ、おそらくはあの人。気に入らないけど。」



ブルームウッドが先行して、中に入っている。

そういう作戦だ。

大勢で押しかけても、あまりいい結果を生まないだろうと判断したため。

今、話をつけているはずだ。

見張りの死角外から城の方角の見ている状況。

夜間で、音もなく、一人一人の息遣いが感じられる。



「寒くないか?」



「大丈夫よ。ほら、集中してると汗かくでしょ?今がそれ。」



「、、、そうだな。今は、先行したあいつを待つしかない。」


****


無限にも感じられる時間。

そんなものは存在しないけれど、今は。

それを忘れ、目を閉じる。

思考を始める。

何をすべきだったかを。

次の行動。

やるべき行動。

あの二人を呼ばなくては。

この快挙を伝えるのだ。

二人もそれを望んでいた。

望んでいた?

何を?

自分の傍らのアレウス。

もう動かない。

これを?

望んでいた?

二人との作戦は何だった?

俺が先行して、話を。

話を。

何だろう?

思考が崩れてきた。

まとまらない。

駄目だ。

まだ呼ぶのは。

この惨状を知った城の兵士が集まるだろう。

俺も早く逃げないと。


そういえば、最近ラノベを読まなくなったことに気づきました。

昔は、学校に持ち込んで読んでたくらいなんですけどね。

昔に戻りたいと今でも心底思います。

昔は良かった。

皆さんもそう思いませんか?

何はともあれ。

今回も読んでいただきありがとうございました。

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