後悔、告白
それからの毎日は再びの連続だった。
彼のいる場所に行きたい。
役に立ちたい。
その思いが募っていった。
何もしなくても彼の様子が気になる。
気が付けば、全てをそっちのけにして、没頭していた。
部屋に引きこもり、原因を究明する。
気を紛らわせるために、ネットゲームにも心酔した。
頭部から右耳にかけて、装置を付け、
制御するゲームである。
このゲームには、一種の落ち着きというか。
催眠というか。
その手の作用もあるらしく。
よく眠ることもできた。
そういえば。
彼にも、そんなのがあったな、、、、
一瞬の疑問は、すぐに氷解し、消えてしまった。
何気ないものに答えがあったはずなのに。
ここで選択肢を間違えていなければ、きっと。
彼は、、、、
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そうして、戻ってくる。
場所は、アスタ市場の構内。
今回は、ユーランドの方ではないようだ。
「やっと、目が覚めたのね、、」
すぐ近くにミシェラがいた。
ミシェラの顔が真上にある。
膝枕されているようだ。
周りの目線が痛々しい。
「あれって、、王様でしょ、、、?」
「なんであんな薄汚いのと一緒に、、、」
言葉も冷たさを増していく。
それでも、ミシェラは離れない。
「、、、おい、、ミシェラ、、ここは離れた方が、、」
「、、、守るって言ったわよね、、?」
「、、、ああ、そうだが、、、」
「だから、一緒にいる。」
「、、、どうしたっていうんだよ、、、あんなに毛嫌いしてたのに、、、俺のこと、、」
「、、、、じゃない、、」
「、、、?」
「きら、、、じゃない、、」
「、、、何だよ、、」
「嫌いじゃないの!好き!」
ミシェラの顔が真っ赤になる。
体で誘ってきた時とは違う恥ずかしがり方。
嫌な反応ではない。
紛れもなく態度に表れていた。
前半部分の京子のシーンはかなりの重要シーンです。
物語の根幹ですので。
後半の告白シーンは完全に趣味で入れました。
楽しんでいただけたら幸いです。
読んでいただきありがとうございました。




