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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第4章 変化を求めて
32/50

クリエイターの創作物

早く寝なければ。

こうしている間にも時間は刻一刻と進んでいる。

布団に入り、目を閉じる。

後は、このまま。

10分後。

30分後。

先ほど目覚めたばかりで、中々眠れない。

意識が完全に覚醒している。

その頭の片隅で思い出し、ベット横の机の引き出しを開ける。

中には大量の箱が入っており、中身はすべて睡眠薬。

誰にも教えていない。

眠れないときの秘策。

毎回推奨している服用量の2倍から3倍は服用している。

体に悪影響が出てきてもおかしくない数字だ。

でも。

気にしない。

あの世界に行くことさえできるなら。



いつもの足音が近づいてくる。

一定のリズムで、的確に。

扉が開かれる。



「大丈夫?汗凄いけど、、、」



母の声。

普段よく聞く声だが、今は遠くに聞こえる。

余計な情報は遮断し、あの世界に帰ることにだけ集中する。

ミシェラ。

ブルームウッド。

今戻る。

待っててくれ。


****


ブルームウッドが去った後の室内。

殿下は一人で写真と向き合っていた。

今はもう遠い場所にいる家族。

私は虚像。

彼らは実像。

実像だった頃の私の姿を覚えてくれているだろうか?

このデータ化された体を。

今はもうゲーム内の一部となってしまったこの体を。



私達はクリエイターの創作物。

やや短め。

次回もお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

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