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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第3章 ミシェラの気持ち
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大人になっていく子供たち

次は、あの人か、、、

正直あまり気が進まない。

なぜなら、母とはまさに対極的な考え方を持っている人だから。

初めて王様がここに来た。

ついてきた時に、一番批判を浴びた。

その時に、私を殴った人だ。


下層のエリア自体が狭いので、家と家は比較的近くにある。

家から出る。

右手にある階段を上り、

終わりまで歩く。

その突き当りの角を左に行くと、目的地。

簡単な位置関係で言うと、私が暮らしている家のほぼ真上に位置している。


扉をノックする。

すぐに扉が開かれる。

出てきたのは、その家に暮らしている子供。

何故か表情が暗い。

この家に暮らしていると言っても、大人は皆こもっているので、私が世話している子供と言っていい。

その子は、すぐに表情を歪めた。



「ミシェラ!もう平気なの?」



「そんな大げさに言わないでよ。ただ殴られただけだって。」



「でも、僕のお母さんがやったんだよね。そんなの、、、」



「子供は、そんなの気にしちゃだめ。ほら、下に他の子たちが待ってるよ。行っておいで。」



「何かあったら言ってね。僕たち、子供だけど何もできないわけじゃないから。」



階段を駆け足で降りていく。

その姿は、まさに子供のあるべき姿。

他の子たちといる時や、

遊んでいるときは、それ相応。

でも、今みたいに、私と一対一何て状況になると、途端にあんなことを言い出す。

あの子は、子供たちの中でも、一番年齢が高い。

きっとあの子なりに頑張っている。

私も頑張らなくては。



「今日は、お話があってきました。単刀直入に言います。王様ひいてはユーランドに対して、不当を訴える必要があります。」



「もうこんな暮らしはいけないんです。人間はみんな平等であるべきなんだ。そうでないといけない。」



「皆さん、協力してください。お願いします。」



頭を深く深く下げる。

数秒間。

頭を上げる。

違和感。

何故か何も反応が返ってこない。

それに一階と比べて、部屋全体が薄暗い。



「失礼します。」



歩み寄る。

布団を払いのける。

布団の色は変色している。

その中で、

人が死んでいた。




衝撃のラスト。

次回は?

今回は、少なめで。

読んでいただきありがとうございました。

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