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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第1章 睡眠と世界の関係性
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プロローグ

世の中は日々動き続けている。

それは、確定した事実で、

当たり前のこと。

明日が、来なければいいのに。

思ったところで、無意味。

最善の行動としては、ただ受け流す。

そして、受け入れる。

これも。当たり前のこと。


その当たり前のものの中に、三大欲求なるものがある。

食欲、睡眠欲、性欲である。

食欲は、お腹がすいたら、

睡眠欲は、眠たくなったら、

性欲は、人間が持つ本能的なもの。


その中で、僕が最も重要視しているのが、睡眠欲。

とにかくたくさん寝て、その末に起きる。

この過程が気持ちいい。


そして、今日も。



「健!いつまで寝てるの!早く起きなさい!」



階下から、響く母の声。

いつものことであり、この家では当たり前のこと。

繰り返されてきたこと。


既に不可解なことが起こっている?

どんな?

寝ているはずなのに、何故母の声を聞き取ることが出来るのか?

何だ。

そんなことか。

答えは、簡単だ。



睡眠欲を極めた。



こう言っていいと思う。

つまり、自在にコントロールすることが出来るということ。

俺が今、意識に割いている割合は、以下の通りになる。




現実:夢=2:8




夢の方が大きい。

うん。

まぁ、夢は大きくって言うしね。

それに、影響されたのかな?

これも、突き詰めたら、きりがない。

とりあえず、置いておく。




単刀直入に言う。

寝すぎたせいで、夢で過ごす時間が長くなってしまった。

数値で言うと。5:5が基本。

現実が、夢を超えることはない。

家族は、どうしているのか?

全部、知っていると答えておこう。




何故なら、皆で会いに行ったから。




皆っていうのは、、、

夢の世界でできた仲間たちのこと。

俺は、そこの副リーダーを務めている。




「できるんじゃない?いつもあんだけ寝てるんだし。」




そう言ったのは、夢の世界でできた仲間の一人。

名前を、ミシェラという。

年齢は、俺と同じくらい。

比較的小柄で、明るい。

その明るさと、青い髪。

それも相まって、輝いて見える。

そして、やってみた。

何をやったかって?




現実と夢の世界を自由に行き来すること




俺は、そんな馬鹿なと思った。

ミシェラは、笑っていた。



そこから、俺の生活が始まった。

他の人から見たら、歪。

俺からしたら、当たり前の生活が。



これは、睡眠を極めた男が、日々の暮らしに変化を求めていく物語。






読んでいただいている方、お久しぶりです。

初めて読んでいただいた方、ありがとうございます。

新作書いていきます。

また宜しくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

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