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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第2章 不穏な影
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打ち明ける

初めて違和感を感じた。

いつもは城の方で覚醒していたからだと思う。

横になっている場所。

周りの空気。

音。

匂い。

全部知らない。

ここは、何処なんだ?

もし、自分の身に何かあったのだとするとまずい。

下手に動かない方がいいだろう。

目線だけをゆっくりと動かす。

奥の方から物音がしている。



洗い物がだいぶたまっている。

あいつはひとまず置いておいて、これを片付けよう。

気を抜くことの出来ない毎日。

油断は死を招くといっていい。

だから、これが実は唯一気の休まる時間といっていい。

食器をただただこする。

この動作にここまでの価値を見出しているのは、俺ぐらいだろう。



水の音。

何かがこすれる音。

食器を洗っている?

人数は一人か?

武器を持っている可能性は?

背後を向いている?

考え方が一瞬で攻撃的なものに切り替わる。

油断はできないが、それは相手も同じはず。

今なら、背後を取れる。



食器洗いに集中。

そして。

ユーランドを裏切った。

それらが重なり、疲労を増幅させていたのだろう。

本来ならば、ブルームウッドほどの戦士が気づいて当たり前の気配。

それに気づけなかった。



健は相手を視界に入れると、すぐに組み付いた。



「お前は誰だ?」



健は耳元でそう囁く。



「もう目が覚めたのか?」



「随分と落ち着いてるんだな、いいから早く。この首へし折られたくないなら質問に答えろ。」



「お前が知ってどうなる?あくまで俺はお前をここまで運んできただけだ。あのままにしとくわけにもいかなかった。」



「何があったんだ?」



「お前、まるで倒れるみたいに眠っちまったんだよ。死んだかと思った。」



「眠った、、、」



それだけで分かる。

現代では、いつも起こっていたこと。

それが、この夢の世界でも起きてしまったんだろう。



首を絞める力が少し弱まる。

今なら抜けるか?

考える。

やはり、あの眠りには何か秘密が?

護衛するうえで、それを知ると守りやすくなるのでは?

色んな選択肢が、頭を回っている。

少しの思考。

すぐに結論を出す。

話した方が早い。




「分かった、全部話すよ。ああ、大丈夫だ。危害は加えない。保証する。これを聞いたら分かってもらえるはずだ。」





エアコンがぶっ壊れた環境で執筆してましたが、今度新しいやつが来ます。

これで快適になるかな?

皆さんも暑さにはお気をつけて。

では、次回に。

読んでいただきありがとうございました。

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