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頭の中には世界が広がっている  作者: 真っ赤なゴミ箱
第1章 睡眠と世界の関係性
10/50

頭の中で色々な事が渦巻いている

意識が次第に鮮明になっていく。

全てがはっきりと感じ取れるようになり、手も動く。

特に問題はない。

目を開ける。

壁を背にして、眠っていたようだ。

元の世界に帰ってきた。



「いつ眠ったんだ、、?」



そこはあまり覚えていない。

例のごとく、気が付いたら、眠っていた。

そんなところだろう。

母に忠告されていたことをまた破ってしまった形になる。

もう一つ。

あの世界でのことだ。

彼女は今、どうしているのだろう?

色々なことを考えながら、家に帰宅する。



「ただいま。」



奥から慌ただしく、母が出てくる。

血の気が引いており、顔には疲れの色が見える。



「何処にいたの!今何時か分かってる?」



「今?今は、、」



起きて初めて時計を見る。

時刻は、夜の9時を回っており、通常であれば帰宅しているはずの時間だ。



「、、、、またなのね、、?」



「?」



「寝てたんでしょ?どこかで。」



「いつなのか、分からない。ただ、、」



「ただ?」



「あれはやっぱり間違っている。誰かがあの世界を変えないと、上に立つ人間なんていらないんだ。みんな平等に。生きるための権利は皆同じなんだ。」



「どうしたの、突然。」



母の顔色は戻り、次は困惑しているようだ。

息子が何を言っているのか分からないといった様子。

考えてみれば、それもそうだろう。

いつも寝てばかりいる息子が、夜遅くに帰ってきて、突然訳の分からないことを喋りだしたのだから。

でも、あれはもう一つの世界だ。

例え、夢であっても、そこにいる人たちは生きている。



「遅くなったのは、ごめん。でも、僕のやるべきことが分かった気がする。」



「それは、本当?大丈夫なの?」



「睡眠だよ。これには、意味があったんだ。きっとそうだ。あの世界は僕を必要としている。」



「大丈夫なのね?」



「大丈夫。僕が必要とされているのが分かったから。」



昔から、母は僕の体質を心配してくれていた。

他の人より長い睡眠時間。

そのせいで、勉強なんて碌にしてこなかったし、交友関係も限りなく少ない。

今回の路上で眠るというのは、今までの中でも一番心配と迷惑をかけただろう。

その中で、母が昔から、一貫していることがある。

それは。

やりたいことを、好きなようにやらせること。

だから、今回の僕の意見も聞いてくれたのだろう。



「そう。好きにしなさい。」



僕が、この現代に見いだせなかったもの。

あの世界では、きっと見いだせるだろう。

タイトルをつけるのが苦手だったりします。

その話が、どういう物なのか。

どういう展開なのか。

一目見て分かればいいと思うんですけど、それが難しい。

つまり、何が言いたいのかというと、タイトルがうまい人は凄い。

以上。

読んでいただきありがとうございました。

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