どうしてこうなった!!
小説家になろうに投稿するのは初めてなので、変な所があるかもしれませんが、そこら辺は許してください。
それでは、読んでいってください。
・・・私は何故こうなってしまったのだろう。最初はこうじゃなかったのに・・・。
私は何処にでも居そうな平凡な人だった。学生だったので仕方なく学校に通って暇さえあれば、本を読んでた。特に仲の良い友達も居るわけではなかったので、いつも本ばっか読んでいた。時々クラスメイトが話しかけてくれたが、私は無視をし続けていたので声をかけてくる人はいなくなった。私は何とも思わなかった。むしろ、本を読む時間が増えたので嬉しかった。
・・・そのせいか、教室に居るとあからさまに私を避けたり堂々と悪口を言ってきたりされ始めた。最初はほとんど気にしなかった。けれどそれはどんどんエスカレートしていった。暴力を振るわれたり、私の物を壊したりされた。それに伴ってどんどん追い詰められて遂に、爆発してしまった。必死に押さえつけていた物があふれ出してしまった。それでも抑えつけ、何とかギリギリで『それ』は止まった。
・・・でも、それでも、止まらなかった。それどころかもっと激しさを増した。『それ』が出ようとするたびに私は死ぬ気で堪えて、堪えまくった。何をしてでも『それ』を出さない様に、していた。クラスメイトがやめてくれれば、その必要はないけれども、そんな事はクラスメイトは知らない。例え、言ったとしても信じてもらえないし、大体、私の言う事など聞いてもらえなかったと思うから、これは仕方ない事だったのかもしれない。
ある日『それ』が話しかけてきた。
(何で私を抑えつけているの?)
・・・反応、出来なかった。それでも、『それ』は私に問いかける。
(何で私を出さないの?)
・・・それは、自分を傷付けないため。この生活を保つため。お前が出たら、全部壊されてしまうから。そのつもりなんでしょう?だから私は今もいつでも、お前を出すつもりはない。
(・・・そうなんだ。でも、ずーっと耐え続けるの?自分自身を抑え続けるの?いつまでもそれを続けていたら、その内私を抑えられなくなるよ。そこまできたら、私は出るからね?)
・・・わかっている。・・・わかっているけど!だって、お前を出したとしてもその後がどうしようも出来ないんだよ・・・。
(・・・そんなにも私は信用できないの?)
・・・信用できない。
(何で?自分自身なのに?)
自分自身だからこそ分かるんだよ。一度始めたらもう、止まらなくなって全部壊してしまうのが分かるから貴方は出せない。
(確かに貴方は、止まらなくなるよ。けれども私は、止められる)
何で!?同じじゃないの!?
(確かに同じだよ。けれども、違う。貴方から私は生み出されたけど、全て同じではないの)
・・・。
(それを踏まえて聞くけど、私を出すの、出さないの?)
・・・今の話は、本当なの?
(本当に決まってる。貴方に嘘をつく意味はないでしょう?)
・・・そうなんだ。じゃあ、お願いしてもいい?
(わかったよ。じゃあ、貴方は眠っててね)
そう言われると私の意識は眠りについた。
目が覚めると、凄く興奮状態になっている、『私』がいた。どうやら、終わったみたい。だけど、そこまで興奮されっぱなしだと、私も釣られてそうなってしまうので、止めてほしい。
(仕方ないじゃん!やっと、やり返し出来たんだよ!どんだけ我慢したと思ってんの?!ああ、凄く気分が良い!!もっとこの感覚を味わいたい!!もう少しだけ、痛めつけてきていい?)
駄目に決まってるじゃん!!てか、興奮し過ぎ!私までそうしたくなってきちゃうから、お願い落ち着いて!
(え?!本当?なら、尚更落ち着いていられないじゃん!!むしろ、更に興奮しちゃうよ!)
・・・・・・ヤバい、凄く、クラクラする。頭が、動かなく、なってきた。このままだと、アイツの言いなりに、なってしまう。でも、もう、体が、言う事を、聞かなく、なって、き、た、・・・・・・。
ふと、目が覚めた。周りを見渡すと、さっきより色んなものが更にグチャグチャになっている。間違いない、アイツがやったのだと思う。手加減しろよ!!こんな光景見たって嬉しく感じるどころか、逆に気持ち悪くなるに決まってるって!
(そんな訳がないよ。むしろ、満足できるよ!)
・・・え?聞き間違いだよね。満足できるわけがない!
(本当だよ。周りのにおいを嗅げば分かるよ)
少し近づいてにおいを確かめたら、良い匂い・・・って、え?・・・もう一度確認しても、変わらなかった。認めたくないけど、何故かお腹が空いてきた。・・・これを食えと?
(そうだよ!!何、遠慮してるの?ほら、誰も見ていないから、食べ放題だよ!!)
・・・・・・うん。わかったよ。食べるよ。でも、ひと言言わせて欲しい。どうしてこうなった!!
どうだったしょうか?最後の方が、強引になってしまいました。上手くしめる事が出来なかった・・・。
私自身、書いている内にいつの間にか、変な方向に向かって行っていたので、直そうとしたのですが、上手く出来る気がしなかったので、諦めました。すみません。
もし、よろしければ感想を送ってくださると嬉しいです。
その内、黒歴史になっていそうな気がする・・・。