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悪夢2
後遺症も残っている。
人を誘うことが怖くなった。
自分が行っていることが正しいのかどうか不安になる。
そのために誰かを導くときに言っていることで誰かを不幸にしていないか不安になる。
仕組み的に大言壮語を吐かないといけない。
夢や目標にコミットしないといけないが、本気で信じているというか
それがしたい目標というわけでもないので、できたらいいなくらいの目標が課される。
出来ないことが多いわけで、そのために嘘が多くなる。
言うことで、言霊として残るわけなのだが嘘が増えるとそれが当たり前になり、
信用を失うこととなる。
保険の営業に近い。
ただし自己責任だし、自分の知り合いにあたらないといけないのですぐ噂になる。
僕は高校や大学にの知り合いとの関係はほぼ立たれた状態にある。
どの面さげて会えばいいのかわからない。
噂にはなっているだろうしね。
だれに許してもらうというわけでもないけれど、そろそろ本編に入っていく。
それは20歳の時だった。