表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説

時間【200文字小説】

作者: 白波

 時間よ止まってくれ。

 そんなことを願ったことはあるだろうか?


 私はいくらでもある。

 いっそ、過去に戻りたいと思ったこともある。


 でも、時間は進む一方で絶対に戻らない。

 時計の針を戻しても時は刻一刻と過ぎていく。


 人間が浪費して後悔すべきなのは、お金でもモノでもなく時間だと私は思う。


 だって、こう考えている間にも授業は進み、風は教室を通り抜け、雲は流れていく。


 そう、私たちは、止まらない時の中で生きているのだから。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 自分が書いている刹那歌劇と似たテーマだからか、余計胸を掴まれました。 時よ止まれ。 そう、人間は、全ては、時間の中に生きるんですよ。 なんだか、そうかだよ。と思いながら心が高ぶりました。 …
2013/07/05 23:26 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ