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第四話

 木を引きずった話は、たちまち村の話題をかっさらった。


村人「本当らしいな。村長さんの目の前で、やったらしいぞ」


村人「こりゃ、大人になったら、岩でも簡単に持ち上げるかもな」


村人「けどよ、大丈夫か? だってあの子」


 椅子に村長は、腕を組みながら悩んでいた。


 椅子に座った。ユウコ。全然話そうとはしなかった。


村長「文字は読めるし、数字もできるんだよな。まあ、後で覚えるか」


 他の子よりは、運動神経は良いし、顔立ちは凛々しい。集団行動もできる。


 他の事が、どんどん先にできたため、言葉が遅れたのだろう。周りの大人は、そう納得した。


 誰かがドアをノックした。子供たちの賑やかな声が聞こえた。


村長「友達が来たようだな。怪我をするんじゃないぞ。行ってきなさい」


 ユウコは満面の笑みで頷き、ドアの方へと駆けていく。だが、ドアノブは、ユウコの背よりも高い位置にある。


 ジャンプをして、ドアノブを回した。簡単に開け、友達の輪の中に入る。


村長「いやはや・・・・・・」

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