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第三百十話 お家断絶の男爵家は幽霊屋敷

今回はヴェロニカたちがちょっと変態です。

 オフェリアの買い物に付き合っていたら間もなく夕方になろうとしていた。

 結局パティやマイも服を買い、私もきちんとした女物の衣服と下着を買い込んだ。

 もっとも、ドレスなどではなくシルビアさんが執事をしていた時に着ていたようなスーツスタイルであるが。


 屋敷へ帰るとヴェロニカが帰っていた。

 大方はエリカさんが事情を話してくれていたようで、彼女と鉢合わせた玄関ホールで立ち話になる。


「おい! おいおいおいいいっ!! マヤぁ!! 何なんだその姿はあ!!」


「見ての通りなんだけれど…… ハハハ」


「あのあの王女殿下……」


 ヴェロニカは私の両肩を掴んでガクガク振るう。

 馬鹿力でやられると痛いんだがね。

 彼女の取り乱しにパティはびっくりしている。


「ハハハじゃないだろ! 子作りはどうするんだ! これじゃ出来ないだろうが!」


「子作りって、こんな場所で……

 エリカさんから聞いてないの? 性転換魔法をこれから新たに作り直すって」


「それが出来るのはいつなんだ?」


「さあ…… エリカさん次第だから何ヶ月か、何年後か……」


「何てことだ…… 早く子供を産んで母上を安心させたかったのに……」


 ヴェロニカがそこまで子供が欲しいと思っていたとは想像以上だった。

 母上って…… まさか女王の政治的な思惑ではあるまいな。

 特にガルベス家に対して、王家が早めに私を取り込んでおきたいのかも知れない。

 まだ子供のリーナが相手でもあと四年もすれば婚姻可能年齢になるから、エリカさんの魔法研究が長引いてしまえばヴェロニカと同列になってしまう。

それどころか、ヴェロニカは私がリーナに目移りしないか危惧しているのかね。

 ちんちくりんのリーナがあと四年でどれだけ成長するのかわからないが、パティ以上のピチピチ少女になるのは間違いない。

 うーん、私の考えすぎかな。


「ヴェロニカ、それは後でゆっくり二人だけで話すとしよう」


「そうか……」


「で、後ろの魔族二人を紹介するよ。

 オーガ族のオフェリアと三眼族のマイだ。

 二人とも格闘には強くて、ヴェロニカの相手にとって不足は無いよ」


「なに!? 私はイスパル王国の王女、ヴェロニカだ。

 私は強いヤツが好きだ! 今から是非手合わせしたい!」


『へぇー それで今すぐ子供が欲しいほどマヤが好きなんだ。

 王女様、あたしもやってみたいよ」


 マイがずいっと前に出てやる気満々の様子。

 両手をパーとグーにしてパンパンと突き合わせていた。


「うっ 魔族の言葉か? 何を言ってるのか全然わからない……」


「ああ、ヴェロニカはまだエリカさんに翻訳魔法を掛けてもらっていないんだね。

 でも手合わせは早朝訓練の時にしてくれ。

 もうガルシア侯爵が帰ってくる頃だから、また集まらなければいけないんだ」


「うっ…… わかった。

 明日の朝を楽しみにしているぞ」


---


 いったんヴェロニカは自室へ帰っていく。

 程なくしてガルシア侯爵とフェルナンドさんが帰宅し、再び応接室へ招集された。

 この二人とゲストの三人、ヴェロニカ、アマリアさん、パティ、エリカさん、そして私の後にルナちゃんが控えている。

 エリカさんが侯爵らに翻訳魔法を掛けた後、エリカさんが復活挨拶と私について報告、三人の自己紹介を終えた。


「ふーむ、マヤ君が男に戻るのはエリカ殿の研究次第になるのか。

 パティや王女殿下の手前、なるべく早く魔法を完成させて欲しいのだがね」


「それには男性の遺伝子が必要になると思います。唾液か何か……」


「な、ならばエリカ殿! 私のではダメかね?」


「あなた! マヤ様に何をしようと考えているのですかああ!!」


「そうです! マヤ様をお父様の毒牙にかけることは絶対に許しませえええん!!」


「ひいいいっ」


 アマリアさんとパティが般若面のようになってガルシア侯爵に怒鳴り、侯爵は縮こまる。

 怖いよ怖いよお。

 もっとも、私がガルシア侯爵にぶっちゅーされるのは絶対お断りなのだが。


「それはマヤ君と相談済みで、ラミレス侯爵のご令息…… あいや、ご令嬢のセシリアさんにこちらへ来てもらえるようお願いするつもりです」


「そうなんですよお父様! とっても素敵なお方で、マヤ様とセシリア様だったら…… うふふふ」


 パティはこんなところで何を想像しているのだろうか。

 BL小説を読みすぎておかしな方向へ行ってしまうと私も困る。

 という私も、エルミラさんに言われるがままにセシリアさんとキスし、分身君を交差してしまったのだ。(第百二十一話参照)

 この世界に来て私の性的な体験はとても滑稽なことになっている。トホホ……


「わ、わかった…… 冗談だってば…… そちらはエリカ殿に任せる。

 セシリア嬢を呼ぶにあたって、尚更住居の問題が出てくるわけか。

 我が家は領主として最低限の広さでしかない。

 そこで君たちがアスモディアに行っている間、フェルナンドに頼んでいたことがあってだね」


 ガルシア侯爵がフェルナンドさんに目を向け、話を代わるサインを送る。


「はい、旦那様。実は以前からマヤ様が将来お使いになる屋敷を私が個人的に探しておりました。

 それから旦那様に命ぜられて、マヤ様が旅立って僅か三日後に以前から目を付けていた屋敷が格安で売りに出されたんです」


「ええ!? それはどこにあるんですか?」


「ここから歩いて僅か十分ほど、お家断絶したモンタネール男爵家の屋敷です」


「モンタネール男爵! あの大きな屋敷にお爺さまが一人だけで住まわれて、後継ぎがいないまま去年亡くなられてしまいましたね……」


「はい、お嬢様。使用人も片付けが終わると余所へ行ってしまったので、私たちがいる行政官庁で管理をしておりました。

 それでひと月前に管理の者が競売に出したようですが、今になっても全く買い手が付かず……」


「そこはいくらで出しているんですか?」


「金貨五枚分です」


「たったそれだけ!?

 こんなに安くて買い手が付かないなんて、何かいわく付きなんですか?」


「マヤ様…… ご存じなかったんですか?

 あの家はマカレーナでは有名な噂なのですが…… で、出るんですよ……」


 パティはすくんで身体を震わせた。

 この流れじゃたぶん幽霊屋敷なんだろうな。

 幽霊より君の大火炎魔法のほうが余程怖いと思うが。


「幽霊か何か出るんですか?」


「はい、女の幽霊が出るという噂です。

 何でも男爵が病死したのは、幽霊の呪いだと言う話も……」


「ひいぃぃぃ! フェルナンドさん! そんな怖い言い方しないで下さいまし!」


「ほっほっほっ お嬢様は小さな時と変わりないですな」


 フェルナンドが怪談のような話し方をしたので、パティが余計に怖がり耳を塞ぐ。

 思っていたよりお茶目な爺さんだったんだな。

 やっぱり幽霊か。

 漫画や小説でもよくある展開で、陳腐化している幽霊屋敷の話。

 安いのは魅力的だから、私たちが退治することになりそうだ。


「で、マヤ様。私どもが先に買い取っても良かったんですがやはりお帰りになった時に判断をされるほうが良いと思いまして。

 金貨五枚ですが如何なさいますか?」


「はい。私が買い取りたいと思いますが、その前に明日早速そのお屋敷を見せて頂きたいです」


「承知しました。明日の午後には案内できるよう手配しましょう」


「えええ…… マヤ様、本当にあの屋敷を買うんですか? ううう……」


 パティは怖がっているままで積極的にはなりそうにない。

 金貨五枚は魅力的だし、幽霊問題を解決させたほうが良さそうだ。


「まず見てからだよ。誰か他に見に行きたい人はいない?」


「あたしあたし! 絶対付いて行くよ! 幽霊なんてぶちのめしてやる!」


「私も行くよ。もし捕まえられたら研究してみたいし。むっひっひ」


 マイとエリカさんが名乗り出た。

 この二人なら怖い物無しだろう。


「他に行きたい人は……」


 応接室を見渡すと、誰も私と目を合わせようとしない。

 私とマイとエリカさんの三人だけか……

 あ、アイミは声を掛けた方が良いな。

 放っておいたら間違いなく怒る。

 一応、エルミラさんとスサナさんにも声を掛けておくか。


「パティは行きたくないの? お昼だから幽霊なんて出ないと思うよ

 将来の素敵な我が家が気にならない?

 何だったら朝のうちに、マルセリナ様にお祓いをしてもらうとか」


「――明日までに考えておきます」


 パティの顔を見ていたら、将来の素敵な我が家という言葉に反応したようだ。

 せっかくだからマルセリナ様にも挨拶をしておきたいし、午前はパティと大聖堂へ行ってみようか。


---


 夕食の時にアイミを誘ってみたら、察しの通りあの屋敷の探索へ付いて行くことになった。


「で、帰ってから今まで何してたんだ? また寝ていたのか? よく寝るなあ」


『何を言っておる。そいつ(ガルシア侯爵)が働いている所とカタリーナの実家へ行って道路補修の計画を聞いてから現場を見に行ってたのだ。

 おまえが思っているほど私は怠け者ではないぞ。

 アスモディア滞在は長期休暇みたいなものだったな』


「なああっ……」


 私はあまりの意外さで驚き、声を上げてしまった。

 邪神アーテルシアの時に悪さをしていたことの償いとして、神通力を使って道路整備などの建築を手伝っていたことは知っていた。

 勿論、神であることを隠して小さな天才魔法使いとして。

 まさかここまで勤勉だったとは知らなかった。


「アイミ君はすごいぞ。道路の舗装率は王都を越えて我が領地が国中で一番になったんじゃないかな。ハッハッハッ」


「へぇー やるねえ、アイミ」


 ガルシア侯爵がアイミを賞賛する。

 その侯爵をこいつ呼ばわりするのも酷いが、人間を超越した神なのだから仕方ないのか。


『明日は楽しませてもらうぞ。その幽霊とやらを捕まえたら私のおもちゃにしてやろう』


「ダメよ。幽霊は私の研究材料にするの」


「それよりエリカさんさあ、ご実家へ行って生き返った挨拶をしないの?」


「あ…… すっかり忘れてた…… えへへ

 まあ急に行っても、私こそ幽霊と思われてしまうじゃん?」


「仕方ないわね…… 明日はともかく明後日。

 私が付いて行ってあげるから、ご両親に会いに行ってあげなさい」


「え? いいのお? ありがとおアマリアさんっ」


 アマリアさんがエリカさんの実家ロハス男爵家へ付き添うことになった。

 エリカさんの復活についてはこれで完了するとして、私は明日の朝にマルセリナ様に会って女の身体になったことを説明しなければならないし、明後日にはラガへ行きグアハルド侯爵に女王の親書を届けなければいけない。


 今晩の食事のメインはスペイン風ビーフシチュー。

 マルシアさんの得意料理で肉がホロッととろけるほど煮込んであり、ガルシア家みんなの大好物だ。

 マイたち三人も口にしたとたん、目の色を変えてどんどん食が進む。

 オフェリアなど瞬間的に食べ尽くしてしまい、お代わりを所望したほどだ。


『何ですかこれは! ずるいです! 人間は毎日こんなのを食べているんですか?』


「毎日じゃないよ。アスモディアのアステンポッタみたいな肉だけれど高いし、肉は向こうで言うナムルドやガジラゴの肉を食べることが多いかな?」


 マルヤッタさんがシチューを食べて感激しすぎている。

 これから彼女がここで料理を覚えていくには意欲が湧いてくる料理だろう。


「ああアス? ナムる? ガジら? 君たちが魔族の国でそんな謎の生き物の肉を食べてきたのかい?」


「閣下、私たちが食べてる牛肉豚肉鶏肉とそんなに変わりませんよ。

 ああでも牛の顔をしたミノタウロス族や豚の顔をしたオーク族がいて普通に喋ってましたね。

 オークの調理人が豚肉料理を作ってましたよ。ハッハッハッ」


「あ、ああ…… アスモディアってすごい所なんだね……」


「ママぁ? 豚さんが豚さんを食べてる話なの?」


「うーん、ちょっと違うかな…… ホホホ」


 ガルシア侯爵がそれを聞いて苦笑いをし、カルロス君がアマリアさんにそんな質問をして、アマリアさんが困っていた。

 ミノタウロスがアステンポッタの肉を食べていたかは知らないが、オーク族が肉屋をやってることが多かったし、オレンカさんたちも普通に豚肉料理を食べていた。

 半人半妖みたいなものだから厳密には豚と違うけれど、地球でも猛禽類がその辺の鳥を狩ってると思えば不思議ではないか。


「そんな所だからこそ、あたしのような強い警官がいるんですよ。フフン」


「ほほお、君は警官だったのか! それは明日の朝が楽しみだ!」


「私もこのひと月の間、みっちり修行してきたのだ。成果を見せてやるぞ!」


 マイの言葉にヴェロニカが反応する。

 ヴェロニカは私たちがいない間、エルミラさんたちと修行を頑張ってきたそうだ。

 ただ人間レベルの修行でマイたちと対等の相手になるのか疑問である。

 ヴェロニカやエルミラさん、スサナさんは人間離れした強さではあるのだが……

 そんな会話を余所に、パティとオフェリアはバクバクと食を進めていた。

 アマリアさんがチラチラとパティを見ているので、また食事作法について注意されそうだ。

 ローサさんは小さなアベル君との食事に一生懸命で、あまり会話には参加していない。


---


 楽しく美味しい食事が終わり、結局マイとオフェリアは今晩のところ私の部屋で休んでもらうことにした。

 そして私はパティにバレないようにこっそりとヴェロニカの部屋へ行く。

 すると当然のようにエルミラさんが部屋へ遊びに来ていた。


「へ? この子って…… 本当にマヤ君なんですか?」


「ああ、認めたくはないが女のマヤだ」


「認めてくれよ。見た目だけ違って中身と力は男の時と変わらない。

 いや、私もアスモディアでマイたちを相手に修行してきたからね」


 私はそう言いながら、マイや爺じがやっていた太極拳のような型をヴェロニカたちの前でやってみせた。


「なんだその動きは? 初めて見たぞ……

 いや、スサナの双刀術に近いのか?」


「ああ、似ているけれど基本的に武器は使わない武術だね」


「もう一回見せてくれ! 次は筋肉の動きを見たいから服を脱いでくれないか?」


「ええ!? まあ、いいけれど……」


 私はパジャマを脱いで下着だけになる。

 アスモディアで買ったグレーの味気ないぱんつとブラだ。

 今日買ったのは着ける前に洗ってもらうから、これしか無かった。

 どうせ見せるならもっとセクシーなぱんつとブラを着けたかったな。


「ブラジャーも取れ」


「――わかった」


 ブラも外しファサッと床に落とした。

 ぱんつも脱ごうとすると……


「い、いや…… それはいい……」


 ヴェロニカは顔を赤くして目を背けた。

 こいつエルミラさんと仲良くなってから女に対して性欲が増してきたな。

 どうせ私がいない間も二人でイチャこらぱっふんしていたのだろう。

 私はグレーのぱんつだけの姿で、太極拳のようにゆっくり身体を動かした。

 ゆっくりな動きなので一見優雅であるが、戦闘時はもっと早く動くのでその威力を発揮する。

 どうせなら動物の…… 水鳥が舞う型でやってみよう。それから虎だ。

 待てよ。アスモディアには虎っていたのか?


 ――おっぱい丸出しなのが今になって恥ずかしくなってきた。

 ぱんつを脱がなくて良かったよ。

 脚を上げたら丸見えだ。


「す、素晴らしい…… なんて美しいんだ……」


「マヤ君…… 見とれてしまったよ。ひと月でこれを会得するなんて……」


 二人は私の筋肉を見たいので、すぐ近くでジッと静観していた。

 やっぱり恥ずかしい……

 でもどうやら私の演舞に満足してくれた様子。

 ぱんつだけでやってみた甲斐があった。


「もっと詳しく見たい」


「私もだよ」


「そうか。次は(ひょう)の型で……」


「違う。おまえの身体が見たい。エルミラ、いくぞ!」


「はい!」


 二人はいきなり私に襲いかかり、ベッドに押し倒された。

 そして二人のバカ力で押さえ付けられ、身動き出来なくなる。


「おおおい! おい!」


 ヴェロニカとエルミラさん、こんなに力が強かったか?

 パワーを上げたら振りほどくのは簡単なことだが、部屋が爆発してしまうかもしれない。

 それよりも、女の子に襲われるのは悪くない。むふふ


「うむ、見事な身体だ。無駄な肉が無く、且つしなやかさがあって美しい」


「そりゃどうも……」


「マヤ君いい匂い…… クンカクンカ…… これはいちごミルクのようだあ」


「ちょっとエルミラさん?」


「ああ…… スーハースーハー…… 女の私でもおかしくなりそうだ……」


「おい、後で話をする件はどうなった?」


「そんなの後でいい!」


「うわわわわわっ 二人ともどこの匂いを嗅いでいるんだあああ!!」


「マヤ君の脇の下…… 癖になりそうだ…… スゥーハァー」


「クンクン…… 下着越しでもつんつん来る。たまらないな……」


 ひぃぃぃぃぃぃ!? 二人がおかしくなったあ!!

 これもやっぱりアモールからのいちごミルクの匂いのせい?

 女も惑わす香りだと?

 何故かこの二人には効果が強すぎるから、早く男に戻らないとなあ……


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