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第二百四十話 マヤのフルリカバリー再び

 アイミとビビアナ、ジュリアさんは、ゆうべパティが土属性の魔法で作ってくれたテーブルで、朝食代わりにスオウミの人たちがくれたお菓子を食べている。

 お茶はパティが魔法で沸かしてくれたものを飲んでおり、さながらティータイムのようだ。

 その間、パティはスオウミの若い男性の一人と深刻そうに話していた。

 何か問題があるのだろうか?

 するとパティは話を終えたようで、今度は私に話しかけてくる。


「マヤ様。あのサロモンという若い男性の奥様が病弱で、私の回復魔法で助けてあげられないかと思うんです。

 サロモンさんのお宅へお邪魔してきますから、ここでお待ち頂けますか?」


「うーん…… それなら自分も行ってみようかな。

 スオウミの人たちがどんな暮らしをしているのかも興味があるし」


「ほんとですか? それなら一緒に参りましょう。うふふ」


 アイミたちにはそのままおやつを食わしておいて、私たちはスオウミの人たちと集落へ向かった。


---


 湖畔から歩くこと僅か三分余りで集落へ着く。

 周りは白樺(しらかば)が中心に生えている森になっており、木造で赤茶色の小さな民家の三件がそれぞれ多少の距離を置いて建っている。

 南欧風のイスパル、北欧風のスオウミの光景を見ると改めてここは本当に地球外の異世界なのかと思ってしまう。


 お菓子をくれた奥さんとその子供は自宅へ帰ったが、残った四人と私たちはぞろぞろとサロモンさん宅へお邪魔した。

 中は年季が入ったログハウス風だ。

 そこの一室に案内され、ベッドには若い女性が寝ていた。

 サロモンさんの奥さんで、血色が悪く病弱らしいが極端にはやつれておらず、他の女性と同様に美女である。

 彼女は私たちが部屋に入ると上半身を起こす。


『あら…… サロモン、おかえりなさい。

 皆さん朝からお揃いで、どうかされましたか?』


『リューディア、聞いてくれ。

 旅でたまたまこの湖に立ち寄って、ここへお連れしたイスパルの方々が魔法使いだったんだよ。

 もしかしたらおまえの病気を治せるかもしれないんだ』


『まあ…… そうなの?』


 パティは二人の会話を聞いて前に出る。

 奥さんは力なさげな目でパティを見つめた。


『初めまして。私はパトリシア・ガルシアと申します。

 こちらが私のパートナーでマヤ・モーリ様です。

 身体が弱いと伺いましたが、どんなご病気なのですか?』


『はい。生まれつき心臓から内臓まで全体的に弱くて、いつまで生きられるかお医者様からも言われてますし、子供は勿論出来ません。

 それでもサロモンは一緒になろうと結婚してくれました。

 街のほうからこの静かな土地に来て、皆さんにもよくしてもらいこうして生きながらえています……』


 サロモンさんは涙を流していた。

 深い話と察するが、後でパティに聞こう。


『そうでしたか…… わかりました。

 早速始めようと思いますが、今から使う魔法は大変珍しい魔法で、魔法使いの誰にでも使えるものではありません。

 ですからここから一切口外はされないよう約束して下さいませ』


『わかりました。リューディアが治るのなら……』


『俺たちも守る。みんなわかったな』


 名前は知らないが最初に話しかけてきた男が言葉を発すると皆がコクリと(うなず)いた。


「マヤ様。私はこれからフルリカバリーを使います。

 使う機会が無くて、今日が初めてなんです……

 だから何か不都合があればサポートして下さいますか?」


「わかった」


 フルリカバリーは瀕死の状態から回復させる究極の魔法だ。

 マルセリナ様でも一回使ったら数日は休まないといけないほどだが、パティなら私の力で十分な魔力量になっているから問題無いはず。

 あとはフルリカバリーの魔法書の記述通りに発動してくれるかどうかだ。


『それでは始めます。

 リューディアさん、また横になってもらえますか?』


 パティはベッドに寄り添い、再び横になったサロモンさんの奥さんの額と胸元に手のひらを当てた。

 そしてパティは目を瞑り念ずる。


「むー…… むむむ」


 パティの魔力がゆっくり上がっているのがわかる。

 皆が心配そうに見守っている。

 私自身も滅多に使う魔法ではないうえに、最初はパティやマルセリナ様には魔力量が増えてしまう謎の副作用があったから、パティは純粋にフルリカバリーを掛けられるだろうか。

 私の今のフルリカバリーは魔力量だけ上がる部分を分離させて、純粋なフルリカバリーを発動出来るようになっている…… はず。(第五十六話参照)


『あう…… く……』


『少し痛いかも知れませんが、治っている証拠ですから大丈夫です』


 この魔力ではまだミディアムリカバリーのレベルだ。

 パティは慎重にやっているからであろう。

 とにかく出力の仕方が難しい。

 周りの皆はハラハラだ。


 五分もするとパティの魔力はグッと上がり、フルリカバリーの域までになっている。

 サロモンさんの奥さんの顔は血色が良くなってきているので魔法が効いているだろう。


「はふっ ふう……」


 パティの方が苦しそうになっている。

 魔力量は十分だが、恐らく気力が持たないのかも知れない。

 さらに五分後、パティは目眩を起こしベッドに持たれるようにクタッと(うずくま)ってしまった。


「マヤ様…… ごめんなさい。

 やっぱり精神力が持ちません……

 フルリカバリーって…… 大変な魔法ですね……」


「おい大丈夫か?」


 私はパティの身体を支える。

 皆は不安そうにザワザワと何か言っていた。


「リューディアさんの体調を聞いてみますね」

『リューディアさん、身体の具合はいかがですか?』


 リューディアさんというのか。

 彼女は再びゆっくりと上半身を起こす。


『まあ…… 身体がずいぶん軽くなった感じです……

 呼吸も楽になっています』


『リューディア! それは本当か!?』


『はい。ただ…… せっかく治して頂いて言うには心苦しいのですが、目眩がしたりお腹周りの不快感が残っているのは前と変わらない感じです……』


『そうなんですか…… あまりお力になれず、申し訳ありません……』


『いや、前のリューディアと見違えるほどですよ!

 ありがとう! パトリシアさん!』


 サロモンさんはとても喜んでいたが、パティは納得いかない表情で落ち込んでいた。

 初めてならば無理はない。

 だが続きは私がやったらどうなるか、そう考える。


「パティ。次は私にやらせてくれないか?

 もしかしたらリューディアさんの調子がもっと良くなるかも知れない」


「大丈夫なんですか?

 アスモディアまで飛んでいく魔力量が不足しませんでしょうか?」


「今は魔力量が十分あるし、アスモディアまで数時間なら大丈夫だろう。

 万一足りなければアイミがいるし、そうでなければまたどこかで休むさ。

 それでサロモンさんとリューディアさんにお願いを聞いてもらいたいんだけれど、いいかな?」


「どんなお願いなんですか?」


「その…… 前にパティを抱っこしてフルリカバリーをかけてみたいに、リューディアさんを抱っこして……」


「むむむむむ…… どうしてマヤ様はそんなに女の人と仲良くするんですかあ!!」


 パティは急に立ち上がり、私の胸をポカポカと叩く。

 なんだ。元気あるじゃないか。

 サロモンさんたちは不思議そうに私たちを見ている。


「あのだから…… 抱っこした方がフルリカバリーをかけた魔力が相手に浸透しやすいから、もっと効果があるのかなと思って……」


「むー そうなんですか?」


「そういうふうに説明し欲しい」


「――わかりました」


 パティは渋々とサロモンさんとリューディアさんにスオウミ語で話す。

 それを聞いたサロモンさんは何だか不審そうな顔をしていたが、了解してくれた様子だ。

 サロモンさんはリューディアさんをベッドからお越し後から抱きかかえ、彼女を私に渡そうとしていた。

 リューディアさんは薄いピンクのワンピースパジャマを着ている。


「さあマヤ様、リューディアさんを抱っこして下さい」


「それでは…… 失礼します……」


 リューディアさんはコクリと頷いて、私は彼女を抱きかかえた。

 寝汗が乾いたニオイがふわっと鼻をくすぐるが、病気だと女性ホルモンが薄いのかな。

 エルミラさんやヴェロニカみたいな強い香りは危険なくらいだが。

 リューディアさんのおっぱいは控えめかな。

 いやいや、旦那が目の前にいるのに変な顔が出たらヤバい。


「パティ、これから始めますと言って欲しい」


「はい」


 パティが一言サロモンさんとリューディアさんに言ったのを確認してから、徐々に魔力を上げていった。


『ん…… ん…… はぁぁ』


 耳元で色っぽい声を出されてしまうと緊張するが、ここはポーカーフェイスだ。

 それにしても、背は私より少し高い位なのに腰はずいぶんか(ぼそ)く、軽い。

 やはり一気に魔力を上げるとリューディアさんの身体に負担が掛かるので、慎重にゆっくりゆっくり上げる。


『ああっ はぁぁ あん ふぅぅ』


 ひぃぃぃ そんな喘ぎ声はやめてくれえ。

 分身君が元気になってしまうと、膨らみがリューディアさんの下腹部に当たってしまう。

 だがまだ()めるわけにはいかないし、精神集中精神集中……


『はふっ ううん……』


 うわぁ……

 そんなに気持ちいいのかな……

 後にいるサロモンさんはどんな顔をしているのだろう。


『あふっ あん あん あっ あっ はひっ』


 あわわわわ 完全にアレをしている時の声じゃないか。

 私はこうしてフルリカバリーを掛けているだけのつもりだが、リューディアさんの身体の中でどんな変化が起こっているんだ?

 パティの顔をチラ見したら、はわわの表情をしていた。

 もう十分は過ぎたか…… もうちょっとかな。

 リューディアさんは声を出さなくなったが、私が抱きかかえなくても自分でしっかり立てるくらいになっていた。


 さらに五分後。もう良いだろうか。

 そっとリューディアさんの身体を離すと、やはり自分で立っており顔は桃色のようにとても血色が良くなっていた。


『ふぅぅ…… ふぅ』


「とりあえず終わりましたけれど…… 大丈夫ですか?

 あっ パティ。リューディアさんにそう言ってくれないかな?」


「はい、わかりました!」


 パティにそう伝えて、改めてリューディアさんの様子を見たら下腹部を押さえてもじもじしている。

 まだ治っていないのか…… いや、トイレに行きたくなったのかな。

 するとリューディアさんがサロモンさんに耳打ちでゴニョゴニョを言った(のち)、顔を真っ赤にして(うつむ)いてしまった。

 うーん…… 何があったんだろう。

 今度はサロモンさんが両手で私の手を取り、スオウミ語で何か言いながらブンブンと振って喜んで握手をしている。

 それから私を抱きしめて大泣きしてしまった。

 おおおい……

 いくらイケメンでも男にこうもギュッと抱きしめられるのは趣味じゃないんだが……

 上手くいったのか?

 先にリューディアさんを抱いてやれよ。


「ねえパティ。何があったのかリューディアさんに聞いて欲しいんだけれど……」


「はい。上手くいったようですけれど…… わかりました。ふふふ」


 パティは普通にリューディアさんへ質問してみるが……

 相変わらずリューディアさんは下半身や脚をもじもじ動かしている。


『リューディアさん。お身体の調子はすごく良さそうですが、実際のところどのようなものでしょう?』


『はい。信じられないほど元気になって、力がみなぎってきます。

 パトリシアさんとマヤさんには感謝してもしきれません。

 それであの…… 恥ずかしいのでお耳を……』


 リューディアさんはパティにもゴニョゴニョと話をしている。

 パティの顔がどんどん赤くなってきた。


『ええええっ!!?? あっ あの…… あの…… ええっと……

 リューディアさん、サロモンさん。

 今日はすぐにでもお二人でお医者様に行って確認してからにしたほうがよろしいと思いますの……』


『はい! ぜひそうします!』


 サロモンさんとリューディアさんはニコニコ顔でようやく二人で抱き合った。

 とても幸せそうで私もやってみた甲斐があったものだが、どうしてリューディアさんとパティはあんなに顔を赤くしていたのだろう?


「ねえパティ。それでどうだったの?」


「あっ あのそれは…… ここでは何ですから後でお話ししますね……」


「ああ…… うん」


 パティはこの場では(にご)したいようだ。

 私は気になって仕方が無い。


「それでマヤ様。魔力は大丈夫ですか? 飛行できそうですか?」


「うん。強い魔物が襲ってくるとかそういうのが無かったら問題無いよ。

 魔物なんてもういないから大丈夫だよね。ハッハッハッ」


 ――その安心が後で覆されるとは、私は知るよしもなかった。

 リューディアさんについては済んだので、少しだけ休憩させてもらってからアスモディアへ出発しよう。

 お菓子をくれたトゥーラさんの旦那は、ヘンリッキさん。

 もうひと組の若い夫婦はタハヴォさんとヴァルマさんという。

 パティと私はヘンリッキさん宅にお呼ばれして、軽く食事にとトゥーラさん特製のカレリアンラーピッカというライ麦のパイをご馳走になった。

 マッシュポテトが包んであって、チーズをのせて食べる……

 ライ麦の味は素朴だけれど、チーズのアクセントがあるのでコレは美味い。

 マッシュポテトの食感が田舎のコロッケみたいにゴロッとして……

 ああ…… たまらない。

 パティもニコニコしながら喜んで食べている。


---


 出発はリューディアさんも加えて、夫婦三組とヘンリッキさんとトゥーラさんの娘のアウリちゃんも見送りしてくれることになった。


『おーい、待ちくたびれたぞー!』


 アイミたちのことをすっかり忘れていた。

 アイミとビビアナがだらーっとしており、ジュリアさんがまごまごと困惑している。

 ――ん?


「アーーーーッ お菓子を全部食べちゃってますのーーーー!!」


 パティが大声を上げて落胆している。

 本当にあのお菓子の山を全部食ってしまったとは……

 俺はまだマリトッツォみたいな生クリームパンしか食べてないのに……

 間違いなくアイミとビビアナが食い尽くしたのだ。


「あー 美味かったニャー ゴロゴロ」


「す、すみません!

 この子たち、止めようにも止められないほどの勢いだったんでス……」


『お菓子だけで腹一杯になるというのはこんなに幸せなのか。げふっ』


「うぇーーん! トゥーラさんのお菓子楽しみにしてたのにぃぃぃぃ!」


 パティはべそを掻いているが、私がアイミたちを呼んでいる間に食べてなかったか?

 まあ、リューディアさんを治す前にパティの分は飛行機の中へ取っておいてある。


「パティの分は飛行機の中に隠してあるから大丈夫だよ」


「え? そうなんですの? それを早く言って下されば…… うふふ」


 パティはお菓子が残してあるのがわかると、ケロッと態度が変わりニコニコ顔。

 食い物の恨みは怖そうだから気を付けよう。


『オホホホ。もし帰りに寄って下さればお菓子ぐらいいくらでも作りますよ』


『そうだよ! ママはいつもお菓子をたくさん作ってくれるから私も楽しみぃ!』


『そうなんですか? それならお言葉に甘えさせてもらいましょうか。ふふ

 リューディアさんの経過も見たいですから。

 恐らく一ヶ月後になると思います』


『わかりました。楽しみにしていますね』


 パティは何やら約束をしているように見えるが、適当なことではないと信じよう。

 さて、飛行機に乗るとするか。


『マヤさん、パトリシアさん。この御恩は一生忘れません。

 何も無いところですが、いつでもいらしてください。歓迎しますよ』


『ありがとうございます。皆さん、こちらこそお世話になりました』


 何を言っているのかわからないが、サロモンさんとリューディアさんが握手を求めているので私も手を差し出し握手をした。

 サロモンさんにはしっかり抱きつかれたし、リューディアさんと抱っこをしたときの喘ぎ声が耳から離れなくて、今晩のおかずになるかな。

 おっと、俺もますますヤバい男になってきた。


---


 皆が飛行機に搭乗する。

 出発前に、客席でパティにあのことを聞いておく。


「パティ、さっきのリューディアさんの話は一体何だったの?」


「あれはその…… マヤ様がフルリカバリーを掛けている最中に下半身がムズムズして仕方がなくなって、赤ちゃんを今すぐにでも作りたい気分になったそうです……」


「ええええ!?」


「さすがマヤ様のフルリカバリーです。

 あんなにお元気になられて、私はまだまだ修行が足りませんでしたね。うふふ」


『いっひっひっひ。マヤ君の力ってまだまだ不思議なことがたくさんよね。

 ペンダントになってもマヤ君と一緒だと本当に楽しいわ』


「うわっ エリカさん!?」


『全回復どころか発情までさせてしまうなんて…… ぷぷー』


 飛行機を降りてからずっと沈黙をしていたエリカさんが急に喋ってきたから驚いた。

 黙っているといつも存在を忘れてしまうからそのままいろんなことをやってしまう。


 魔力量増強を抜いても、まだそんなものが残っていたなんて。

 ああ…… マルセリナ様やカタリーナさんにフルリカバリーを掛けた時、変な声を出していたのもそれか……


 リューディアさんがそうなったからサロモンさんが大喜びした理由がわかったよ。

 子供が出来ないって言ってたもんな。

 思わぬことでめでたしめでたしだ。


「それで一ヶ月後の帰りにまたここへ寄ると言ってしまいました。

 勝手にごめんなさい…… 美味しいお菓子も食べたかったので……」


「ああ、それはいいんだ。

 リューディアさんのその後がどうなるか気になっていたところだから」


「ありがとうございます。ふふふ」


---


 皆が席に着き、外でヘンリッキさんやサロモンさんたちが大きく手を振っている。

 彼らと一緒にいたのはたった数時間なのに、何だか何日も滞在していた気分だ。

 帰りも是非立ち寄ってみたい。

 パティは取っておいたおやつを早速座席のテーブルに広げ、食べながら手を振っていた。

 皆をなるべく驚かせないように飛行機をゆっくり上昇させ、スオウミの小さな集落を後にした。


---


☆スオウミ国集落の人々

◆ヘンリッキ

◆トゥーラ お菓子をくれた奥さん

◆アウリ 娘


◆サロモン

◆リューディア 病気の奥さん


◆タハヴォ

◆ヴァルマ


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