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世界は君で満ちていた。  作者: 結城あいは
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5.大好きな君へ。

拝啓、神崎咲良様

俺はまぁまぁ元気です。

君は元気ですか?


大切な人、って想像して、わざわざ未来の俺に手紙を送ってくれたんだね。

君の大切な人になれて嬉しいよ、ありがとう。


未来の話はしないでおきます、それが君にとっていいことか悪いことかもわからないし、

話されてもつまらないだろ?笑


未来は、君が自分で生きてください。


突然君から手紙が届いて、とてもびっくりしました。

のん気かって言われたらどうかわからないけど

仲のいい友達も出来て、一応充実した日々は送れていると思う。


音の聞こえない世界は相変わらず退屈で、誰かの声も聞こえなくてうんざりする。

だけど毎日ちゃんと生きてるよ。

だから安心してください。


君が過去で幸せに暮らせてるなら、俺も安心です。

期待が重いだなんて思わないよ、ちゃんと信じてくれて嬉しい。

君の文字がすごく好きだなって改めて思った。

手紙を書いてくれてありがとう。


俺も大好きだよ、ずっとそばにいてください。


瀬戸遥斗。

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