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詩、あるいは詞

親愛なる君へ

作者: 僕

いつもいつも弱音ばかり吐かせてごめん

そういう心の弱い部分ばかり担わせてごめん

つらいことや苦しいこと、涙や怒りも全部君に押しつけていると思う

本当にごめん


君にばかりつらい思いをさせてごめん

君にばかり考えさせてごめん

僕が言いたくても言えないことを全部君に言わせていると思う

本当にごめん


僕はふがいない

そして頼りない

意気地がない

弱い


そして僕はそんな言葉ばかりを君に背負わせている

本当にごめん


僕は僕をやめるべきなんだろうか

やめて君になるべきなんだろうか

それとも君を殺すべきなんだろうか

あるいは僕を殺すべきなんだろうか


分からない


分からない


分からない


親愛なる君へ、

僕は君にとても迷惑を掛けている。本当にごめん。

僕は謝ることしか出来ない

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― 新着の感想 ―
[良い点] しみじみ良かったです。 謝ることしかできなくて、それもまた、謝罪へ繋がっている悪循環。そしてそれを受け入れているであろう「君」への深い感謝もまた感じました。 人によっては、謝罪が繰り返され…
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