光は影を探し始める
こ、更新しなきゃ…更新しなきゃ
昨日のお昼の時点でPV100越えユニークまでつけていただきありがとうございます
ありがとうございますありがとうございます
感謝してもしきれません(´;ω;`)
なんとか一月に1本はだしていきます(´・ω・`)
「さて…いいかげん行かなきゃな」
気持ちの整理がついた沙毅は立ち上がり服についた土をはらい
「それに何時までもいたらさっさといけって怒るだろうしな」
と言うとフィーに向かい笑いながら「行ってくるよ…またすぐに来るからな」
そうして沙毅はフィーに貰った転移用マジックアイテム「比翼連理の翼」を首にかけ床の魔方陣へと足を運ぶ
「フィー…行ってくる」
そう呟くと魔方陣に乗り転移される直前
「いってらっしゃい」
と聞こえた沙毅は転移の光に包まれていった
後には静寂とただ愛する者を待つ者のみが幻想的に照らされていた。
転移した沙毅がまずしたことはこの場所を隠すことだったんだ。
沙毅がフィーに記憶を封印される前フィーには身を守る術と少しの魔法を教わっていた。
そのなかに結界魔法も入っていたのだ
今回は空気中に含まれる魔素を取り込み結界を維持する魔法と隠遮魔法を使用する
どちらも魔方陣が必要なため少々時間がかかるが沙毅にとってここは他人に荒らされてはならない場所のためその程度の時間など気にもとめない。
無事に魔方陣の設置が終わると辺りは夜になっていた。
「やっべー…昼前ぐらいから書いたのにすっかり夜になっちまった」
ちなみにいっておくが普通は魔方陣を書くのにこれほど時間はかからない。
今回は沙毅が魔方陣にこれでもかと絶対的な意識と集中力を発揮し、それこそこの世界最強と言われるドラゴン種、それも最上位種が最低でも20匹は必要なほど強力な何かになっていたのだが
「ま、出発は朝にすっか」
と本人は気に求めていなかった。愛とは恐るべきものである。
朝になり出発の準備を整えいざ出発といった時に沙毅は気がついた…いや気がついてしまった
「どっちに街があるんや」
とorzになりうなだれていた。幸い(?)来た方向はわかっていたので
「とりあえずあっち行くか」
と来た方向と逆方向に向かい歩いて行った。
沙毅の目的はただひとつ「フィーを助けること」
それには自分の影を見つけ出さなければならない
故に沙毅は歩き出す、愛する者のため旅をする
今光と影の物語は始まる