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第六話、未来


東京、某所、


ヤマモト『手順はいいな?じゃあ、後は任せる』


ムギシマ「了解しました、突入用意だ、令状は持ったな?よし、ハタヤ司令官...、ハタヤ司令?応答願います」


ハタヤ『すまん、今お取り込み中だ!とりあえず突入して締め上げろ!』


ムギシマ「宜候!!、」


バン!!


ムギシマ「動くな!!この部屋に居るもの全員を逮捕する!!現時点を持って軍令部を凍結する!!」


ヒシイ「ムギシマ!!?まさか貴様ぁ!!!」


隊員「動くな!!」


ムギシマ「総長、遺憾ですね、まさか貴殿がこんな事に手を染めていたとは、」


ヒシイ「こんな事とは何だ!!これはれっきとした防衛計画だ!!」


ムギシマ「今回の計画はあくまでも実験が目的の筈です、貴方は少々先を行き過ぎたようです、」


ヒシイ「後悔するなよ」


ムギシマ「後悔はしません、」






マイズル市、


オペレーター「カルマン線突破まであと一キロメートル、突破、中間圏突入確認、加速します」


ヤマモト「ハタヤ、赤城と陽炎、雪風は任せた、ここから先は俺が責任を持って迎撃する、」


ハタヤ『自分はどうするんだ!?』


ヤマモト「最後の砦だ、ここであの衛星を受け止めてやるさ」


ハタヤ『しかしだなぁ!!』


ヤマモト「大丈夫だ、主砲の十門のうちどれかがあれを貫通すればいいだけの話だ、若いやつらを、頼んだぞ」


ハタヤ『...分かった、無理だけはするなよ』


ヤマモト「じゃあ、何時無理をするんだ?


ハタヤ『...今でしょ!!!!!』


ヤマモト「じゃ、決まりだな、」




ハタヤ「さて、俺たちも、この湾内を脱出しないとな、」


水兵「了解、両舷全速!!!」


水兵『よーそろー!』


ハタヤ「おーい、オペレーター、調子はどうだ?」


神谷『感度良好、いけます!』


水野『行けますとか行けませんとかじゃないんだよ、行くんだよ!』


神谷『...ハタヤ司令官、どうします?』


ハタヤ「よしッ!!行こう!!!」


神谷『了解しました、全艦全砲門開け、目標無人艦隊、エネルギー充填完了次第、各個撃破始め、』


ハタヤ「レーザーがただ直進するだけじゃ、つまんねぇだろ?」


北村「ハハハ、一回だけ軌道が曲がるこの試作レーザー砲、苦労した甲斐があったな」


ハタヤ「あんたはやっぱり、チートだったな」


北村「おっと、エネルギー充填がそろそろ完了するぞ?」


ハタヤ「神谷火器管制官、派手にやってまえ!!」


神谷『撃ち方始ぃ!!!』


真っ青なレーザー光が空中に飛び出し、

弧を描きながら一生懸命に直角に曲がる、

そして、そのレーザーは、目標に着弾するのである


神谷『目標弾着、外れ弾無しです』


ハタヤ「全初弾命中か、幸先がいいな!!」


北村「ああ、当然だな」


若久「司令官、天城が迎撃を開始します」








ヤマモト「全砲門開け、出し惜しみは無しだ、主砲もだ、充填始め!」


水兵『高射砲行けます!!』


ヤマモト「高射レーザー砲撃ち~方始め!!」


まるで弾幕を張るかのように、

次々とレーザー砲のレンズからレーザーが飛び出していく


オペレーターA「成層圏への突入を確認、衛星のロケットブースターは依然として稼動中」


ヤマモト「主砲未だか!!」


オペレーターB「エネルギーの充填が未だ終わってません!」


ヤマモト「未だ迎撃できていないのか!!」


オペレーターB「衛星のロケットブースターの影響で照準が曖昧です!」


ヤマモト「現在の衛星の到達地点は!!」


オペレーターA「間もなく対流圏に差し掛かります」


ヤマモト「そこまで来てしまったらあっと言う間に落ちて来るぞ!!」


オペレーターB「駄目です!!間に合いません!!対流圏に突入します!!」


オペレーターA「地表への距離、あと十九km、十八、十七...」


ヤマモト「クソ、命令無視で天体面を突破する前から迎撃しておけば良かった!」


オペレーターA「衛星が最終投擲体勢に入ります、地表との距離十をきります!!」


ヤマモト「南無三!!」


オペレーターB「主砲の充填完了しました!!」


ヤマモト「撃てぇぇぇぇぇ!!!!!!!」


太く力強い主砲のレーザーが青く輝き、

砲身を飛び出した


オペレーターA「あと六km!!」


オペレーターB「ヤバイ!!」


ヤマモト「クライマックスだ!!!」


オペレーター「もう駄目だ、御仕舞いなんだ...」


十本あるレーザーが一箇所に交差したその瞬間、

人工衛星は、貫かれ、内部の火薬と共に大空に大輪の花を咲かせた


ヤマモト「...(ジー)」


オペレーターA「...(ジー)」


オペレーターB「...(アセアセダラダラ)」


ヤマモト「闇と謀略の弾よ、永遠に」


オペレーターB「マウス トゥ マウス!!いただきマンモスー!!」


オペレーターA「やめて、脳みそどっかに落してきた?」


オペレーターB「大人なら分かる筈だ、」


オペレーターA「こっちに来て、」


オペレーターB「なになに、ゴフッ!!」


ヤマモト「煙草クサッ!!」


オペレーターB「吸ってないです」


ヤマモト「ほら、好きだろ辛いの。やっぱ辛いのがいいよね」


オペレーターB「水筒の中に七味入れないで下さい!!」


ヤマモト「良かったなー、次郎君、太郎君だったら危なかったよー死んでるよー絶対」


オペレーターB「太郎君でも次郎君でもありません、」


ヤマモト「...(水筒をチラリ)激辛かぁ、これこの前まで無かったよね、何か余計な奴が増えたって感じだよね、...俺はどうも苦手だな...君はどう?」


オペレーターB「水変えないとな~」


オペレーターA「...何この雰囲気?」


ヤマモト「フランスパンって訳にはいかなかったのか?」


オペレーターB「知りません、」











12月31日深夜、種子島、


マサユキ「これでお別れですか...」


ハルナ「楽しかったな!楽しかったな!」シクシク


ハルカ「また会えますから泣かないで下さい、時間はいくらでもありますよ」


北村「やっぱ、友情はええな~」


カイオンジ「いいですな~」


ヤマモト「微笑ましい限りだな~」


オペレーターB「萌えですな~」


オペレーターA「死んできてちょうだい」


ヤマモト「おいおい...バットで殴るのはマズイだろ、せめてフランスパンにしとけよ」


北村「ん?何の話ですか?」


ヤマモト「関係ない話だ、」


北村「そう言えば、山本君とか、サクラちゃんとかは?」


ヤマモト「あの二人は、機密情報なので、『カスピ海』近郊の国とでも言っておきましょうかね、そこに諜報活動に出かけている」


北村「第零部隊は?」


ヤマモト「カスピ海近郊の国を牽制するために、二人と共に地中海にて活動中かもしれません、表向きは地中海海賊退治活動、あの艦隊の指揮権はハタヤにしかないので、好き勝手にやってるのかも知れませんね」


北村「海賊さんもお手上げだな、」


ヤマモト「いや、最近の海賊は小口径のレーザー砲を持ってますんで、商船などには結構キツイですよ」


北村「...そのうち海賊連合が出来そうだな、」


ヤマモト「いや、実際アドリア海やエーゲ海では空賊連合がありますよ、使用機種は殆どが小口径レーザーを積んだ飛行艇、水上機が主流ですよ、一機の大型飛行艇を母機として複数の水上機で一団を形成してますのでね、今回の派遣も、この空賊対策が盛り込まれていますよ」


北村「世の中怖いね、賞金稼ぎとか居たりするのかい?」


ヤマモト「居るよ、民間警備会社とか、空軍のエースとか、」


北村「...」


ヤマモト「俺も何時か賞金を稼いでみたいなぁ」


北村「その時は顔を豚にしたら?」


ヤマモト「もし、のことだ、気にするなよ、」


北村「おっといけねぇ、縮退炉が俺を呼んでいる!!」


ヤマモト「ははは、皆元気いいねぇ、」


マサユキ「成功するのでしょうか?」


ハルナ「北村さんだから成功するよ、きっと、」


オペレーターA「カウントダウン、開始します」


オペレーターB「十、九、八、七、六、五、四、」
































































その日、

人類は大きな一歩を踏み出した、

縮退炉の起動に見事成功したのだ、





作者:次回が、


二人:いよいよ、


作者:マイクラです。


マサユキ:結局、第零部隊の実力全然書かなかったね


ハルナ:うん、それに、次回書くことあるの?


作者:すみません...


マサユキ:しっかりして下さいよ~


ハルナ:次回は?


作者:書くことが殆ど無いので期待しないで下さい


二人:はぁ...


作者:では、


二人:また次回!!

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