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第五話、全貌


水兵「圧搾空気音!!浮上します!!」


轟音を立て、

目の前の海面に大きな滝が三つ出来上がる、

するとやがてその滝の中から大きな物体、いや、

"戦艦"が姿を現した


北村「フゥハハハハハハ!!!これが私が作った戦艦たち!!『輝野』!『赤峰』!そして、『覇龍=破龍』!!名付けて!!」


ハタヤ・北村『「第零部隊!!!」』


ヤマモト「お前!!何時の間に!!」


ハタヤ『大分前からこの北村さんと接触してたんだ、今日は晴れてこの艦隊の提督だぜ!!』


北村「その様子だと、最終調整がうまく行った様だな」


ハタヤ『あぁ、やっぱあんたはすげぇよ!!』


ヤマモト「コイツは科学省省長だぞ、それぐらいの腕が無いと今回みたいな『波音計画』なんて百年経っても実現できないぞ」


山本「...参謀は?」


サクラ「北村さん、チート過ぎでしょ...」


????『その参謀が俺だが?』


ヤマモト「はぁ、よりにもよって優秀な人材を、」


ハタヤ『いいじゃねえか、硬いこというなぁ~』


北村「いいじゃねえか、軍令部の言いなりにならない所に配属されたんだから」


ヤマモト「まぁ、そうだな、よしとしよう」


マサユキ「で、誰なんですか?」


ハルナ「良い男じゃん」


ヤマモト「紹介しよう、若久貴史参謀長だ」


若久『宜しく』』


マジキナ「えっと、この状況は、この湾内を脱出できる流れですか?」


ハタヤ『あったりまえよぅ!!今から俺が無双してくるから大人しく待っておれ!』


マサユキ「そうだ、ヤマモト提督、岡部建設の進める計画の本当の名前は分かったんですが、内容を教えてくれないのですか?」


ヤマモト「うむ、私よりあの二人の方が詳しいはずだ、なぁ?」


山本・サクラ「「はい、」」


ハルナ「何か、難しそうな話が始まりそうだから寝よ」


ハルカ「そうします」


サクラ「岡部建設グループは国内有数の大企業だという事は分かっていますね?建設業は勿論、造船、運送、自動車、バイク、航空機、コンピューター技術、更にはナノテクノロジーまで、社内での一括生産をやってのける位の大企業よ、そして、企業がでかければでかいほど必ず抱えるのが裏の顔よ、」


マサユキ「つ、つまり?」


サクラ「その裏の顔が今回の事件を巻き起こしているのよ、君たちがハルカを海岸で助けたあの日、政府のジャンボジェットが謎の墜落事件でマイズルの沖合いに堕ちたの、その際に投げ出されて運良く海岸に着いたのが彼女、そして、そのジャンボジェットが運んでいたものは、九州の研究所でおよそ二十年以上の歳月をかけて作られた、『人型知性』を持った『陽電子脳』、核をも超える『超エネルギー』、これらが有ってこそ成功するのが『波音計画』なの、」


マサユキ「え、じゃあ、もう海の底じゃないですか!、何故俺たちが狙われるんですか!?」


山本「海に沈んでなど居ない、今、お前たちの目の前に居る」


マサユキ「どう言う事ですか、」


山本「つまり、お前たちが助けた『ハルカ』が、『波音計画』の第一歩であり、岡部グループの狙いも彼女の特徴、ようするに不老不死の体の細胞が目的だったって言うわけだ、おまけに、この町に落される衛星は彼女のとてつもない自然治癒力を利用して、一般人を犠牲にしてまでも選別したかったのだろう、それに、彼女の体内に埋め込まれているコードネーム『超エネルギー』こと、対消滅機関は波音計画の第二段階だ、最終段階は、『縮退炉』を起動させる、この最終段階さえ成功すれば、自然と波音計画は達成されたと同じ、ただし、この波音計画は岡部グループの計画とほぼ同時期にスタートしている、やつらは、この町の人たちを実験のモルモットとしか考えていない、しかし、時期が過ぎるにつれ、波音計画がやつ等に嗅ぎ付かれると否や、軍令部との共同作業で妨害し、彼女が完成したと喜ぶと輸送用のジャンボジェットを撃墜し、彼女を横取りするつもりだったが、捜索に手間取り、君たちに彼女が保護されたって訳だ、」


ハルナ「しっかし、軍令部が何故に関係あるんだ?」


サクラ「寝てなかったのね...。まぁ、いいわ、私が説明する、軍令部も、この波音計画のある物が目的だったのよ、そもそも、この波音計画は艦隊計画でも無ければ、軍備補充計画でもないわけよ、『縮退炉』という時点で気付く人は気付くけど、アメリカとイギリスの代表される『オライオン計画』、旧ソ連の『コードネーム:ソユーズ』、そして我々の先代の大日本帝國の『ふじ計画』、これら全て、何の計画か、学校ではさらっと流しで習ってるはずよ、それにこの一連の計画はどれも、第一段階や最終段階で失敗している、分かるわね?」


ハルナ「?」


マサユキ「...まさか、宇宙開発計画なんですか!!?」


サクラ「そう、ご名答!!、今回の計画で作られたのが、『波音』なのよ、大きさは第二次大戦期の駆逐艦の大きさよ、軍令部の狙いはこの波音なのよ、軍令部は必ず、この実験艦を戦闘艦に改装するつもりよ、そして都合よく、同じこの計画が目的の岡部建設グループと手を組み、今回の件でハルカを奪うつもり、そして、波音はただの宇宙艦ではないのよ、ハルカちゃんの対消滅機関が起動機関であり、なおかつ、ハルカちゃんがあの艦の『鍵』なのよ、これで、私たちが狙われている理由が分かった?」


マサユキ「...未だ信じられません、」


山本「ゆっくりでいいんだ、少しずつ慣れていけ」


ハルナ「ハルカ...」


ハルカ「そんなしょんぼりとした顔しないで下さい、ハルナさんらしくないです」


マジキナ「...友情って、いいよな」


北村「...あぁ、」









東京、某所、


???「我々の目的は後一歩のところだ、ムギシマ秘書、あとは岡部建設に『鍵』と、伝えてくれんかね?」


ムギシマ「承知しました、ヒシイ総長、」


ヒシイ「あぁ、頼んだよ」


ガチャン、


ムギシマ「...。(ピピッ!)、あぁ、私だ、そっちは未だか?分かった、」




電話の向こうは一体!?









作者:次回は何と!!


全員:おお!!


作者:何と!!


全員:おおお!!!


作者:何とぉ!!


全員:おおおお!!!!


作者:第零部隊の実力が明らかに!


全員:ヒャッホーーーーーイィッ!!!


作者:では、


マサユキ・ハルナ:また次回!!


作者:皆テンション高めだね...。

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