第三話、波音
東京、某所、
????「フゥハハハハハ!!!『鍵』落してもうた...」
?????「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!なあんだってぇぇ!!!!!」
????「まぁまぁ、落ち着いてくださいカイオンジ首相、」
カイオンジ「これが落ち着けるのか?マジキナ君?」
マジキナ「...落ち着けませんね。」
????「ハハハ、すいませんでした...。」
カイオンジ「これでは波音計画が進まないだろうが、北村一秋省長、仮にも科学省最高責任者だろう。」
北村「しかーし!!こんなことも有ろうかと!!探知機を仕込んでおきました!!」
カイオンジ「でかした!!」
北村「......ありゃ?」
マジキナ「...うん?」
カイオンジ「...はい?」
北村「...探知機が水没したようです。」
カイオンジ「バッカモーーーーーーーーンンンンンッ!!!!!」
北村「大丈夫ですよ、最後の発信地点が、これです...嘘だろう。」
カイオンジ「よりによって、あいつ等の巣窟かよ!」
マジキナ「マイズル市...首相、私に行かせて下さい」
カイオンジ「しかし!」
マジキナ「私はただの専属の艦長ですから、」
北村「だったら俺も行こう、開発者本人も居た方がいいだろう?」
カイオンジ「...はぁ、分かった、軍令部の圧力などは俺が何とか対処するから、行って来い!!」
北村「ああ、アメリカとイギリスのオライオン計画、旧ソ連のコードネーム:ソユーズ、かつての大日本帝國のふじ計画も頓挫した、ある意味ここで成功させなければ、後戻りは出来ません、」
カイオンジ「分かっている、奴等に先を越されるなよ?」
マジキナ「任せてください、」
カイオンジ「任せた」
北村「大丈夫です、あいつも居ますから」
マイズル市、某所
ヤマモト「...日本は何時からこんな物騒に成った...!」
真っ黒の消し炭がそこにはかつて何かが有ったことを物語る、
ヤマモト「喫茶店も、奴等にとっては...。いや、そんなことよりも、早く、合流しないとなぁ」
そう言って、腕時計の画面を切り替えた、
すると、画面が黒くなり、町の地図と赤い点が浮かび上がる
ヤマモト「未だ生きてる、望みは未だ有るぞ!」
そう言うと、
家系に代々伝わる『二十六年式拳銃』と『日野式自動拳銃』を取り出す、
ちなみに、ポケットの中には未だ先祖代々の拳銃などが大量に納まっている、
ヤマモト「全く、火薬から弾作りまで自分でやらんとイカンとは、近々現代の弾や火薬も使えるように大改造するか...」
ため息を一つつき、
赤い点がある場所を目指し走り出した
マイズル市、某所
マサユキ「物騒すぎるだろう!!」
ハルナ「元からだろ!!」
ハルカ「ハワワワワワワ...。」アセアセ
ハタヤ「ハハハハハハ!!予備役だからって海軍軍人をなめるなよ!!!ガハハハハハハハハ!!!」
サクラ「ハタヤさん!!残弾数とか気にしていますか!!」
ハタヤ「気にするこたぁない!!撃って撃ちまくれ!!」
サクラ「貴方の無駄使いのせいで、このマガジンが、最後の一個ですが?」ニッコリ
ハタヤ「はい、すみません、反省しています」
サクラ「何で一人でその二丁を持ってきたんですか!!」
ハタヤ「備えあれば嬉しいな、っと!」
マサユキ「だからって、M240機関銃と」
ハルナ「M60機関銃...」キラキラ
サクラ「こら、女子でしょ...」
ちなみに、
ハタヤ以外は全員『クリス ヴェクター』をサクラから借用している
サクラさん、貴方って一体...
サクラ「チッ!!か弱い女子を相手に、H&K HK33を装備して、更に特殊部隊みたいな動きね」
黒ずくめ「いいから右だ、回りこんでやゴフゥ!!!??」
黒ずくめ「た、隊長!!ガハッ!!!?」
????・??「「...。あれ?一発の弾丸で二人も貫けるものなのか??」」
ハタヤ「オオ!!ヤマモト!!」
サクラ「キャーーーッ!!山本さーーーん♥!!」
ヤマモト・山本「「よう!待たせたな!!」」
マサユキ「山本先生!!?」
ハルナ「面白くなって来た~!!」
ヤマモト「ハタヤ!!?お前も巻き込まれていたのか!?」
ハタヤ「どうやら俺はそんな運命らしいな!」
サクラ「キャーーーッ!!キャーーーッ!!♥」
山本「お~い、ヤマモト提督、まともな奴と交代させてくれんか?」
ヤマモト「俺の艦隊の特殊戦闘要員は君たち二人しか居ないんだ!無茶言うな!!そんな事いう暇があったらさっさとこの岡部の使者たちを殲滅だ!!!」
マサユキ「ヤマモト提督?...あーーーーッ!!!もしかして!!」
ヤマモト「そうだ!!、第021(マルフタヒト)航空艦隊司令官のヤマモトだ!!」
ハルナ「マジか!?」
サクラ「マジです!」
ゴオォォォォォォォォォ!!!!!
マサユキ「あ、あれは!!『Su-47』!!?」
ヤマモト「それはベースとなった戦闘機だ、正式名は『九五五式多用途艦上戦闘機』だ!!勿論、陸軍も採用して居るぞ」
????『やっぱ飛行機は、嫌いだーーーーーッ!!!!!』
????『フゥハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!ヘボUVAも敵も全員吹き飛べぇ!!!』ポチッ!!!!ポチッ!!!!ポチッ!!!!ポチッ!!!!ポチッ!!!!ポチッ!!!!
ヤマモト「相変わらずあの科学省省長はチートだなぁ、そうだろぅ?ハタヤ君?」
ハタヤ「う、うん、そうだね、ヤマモト君...」
2295年に正式採用された『通称:九五五多艦戦』はその胴体内に納められたミサイルや、
翼下の爆弾をおよそ5分間にわたって落とし続けた
ハルナ「圧倒的だね」
マサユキ「...空だもん。」
ハルカ「うわぁ、博士まで...」
山本「離せってば!」
サクラ「いやだいやだ~♥」
ヤマモト「君たち結局仲良いじゃん...」
ハタヤ「お前、背負ってるのってまさか...」
ヤマモト「ん?これか、俺の愛銃、『AR-57』だ」
ハタヤ「全く、敵わんね~」
ヤマモト「ハタヤ、最近姿を見かけなかったが、何か有ったのか?」
ハタヤ「知りたいか?」
ヤマモト「ああ、」
ハタヤ「...すまん、今は未だ潮時じゃねんだよ、この町のためにもな」
ヤマモト「分かった、クソッタレ目、あの衛星あんなに遠いのに紅く光ってやがる、」
その空には、
1999年の恐怖の代魔王の如く、
そこに紅い輝きを放ち、居座り続ける人工衛星、
岡部建設グループは、何を考えているのか?
何を狙ってこの行動に出ているのか?
謎が謎を呼ぶ、
この町の一番星は、
紅い衛星だった、
作者:ついに!!
マサユキ・ハルナ:オオ!?
作者:岡部建設グループの真の目的が明らかに!!!
全員:ヒャッホーウゥッ!!!
作者:そして、ゲスト出演の方が多分、ドッと登場!!
全員:イヤッフーーーーーーウゥゥッ!!!!!
作者:では、
全員:また次回!!!!!!
作者:...皆興奮しすぎじゃない?