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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
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ブラックギルドにて、人見知りパワハラ上司をBL的カップリングさせてやる

作者: 冬木 朔
掲載日:2026/09/28

ε=ε=┏(・_・)┛[単発]


よろ。

「うんうん、様になってるじゃん」

鏡の前に立ち、私はうんうん、とうなずく。

憧れだったギルドの受け付けに就き、今日が初日。

『異世界』そして『転生者』の私。

田舎に転生し、それなりに育ち、今日が人生初の社会人、前の世界では社会人になる前に死んだから、本当に人生初です。

「じゃあ、行ってきます」

「行ってらっしゃい、サキちゃん」

「仕事頑張れよ」

両親に笑顔で手を振り、家を出ます。

早く一人暮らしできるように頑張らなくちゃ。


「来るのが遅い」

「…はい?」

「来るのが30分遅いと言ったんだ、皆はもう働いている」

「…いやいや」

真面目な顔(若干睨んできてやがる)のギルド長に、私は首を振り、

「むしろ早くないですかっ、10分前ですよっ。まだ仕事始まってないっ」

「…決まりだから」

「決まりって…」

まさか、ブラック企業!?

かけられていり時計を見る。うん、確かに10分前、遅刻した訳じゃない。ギルドの時計だから狂いはない。

だけど、皆は既に働いている。黙々と働いている。

『異世界転生して憧れのギルド受け付けになりました、だけどブラック企業でした』だと!?

「…明日からは気を付けろ」

メガネをかけた20代ぼい男性のギルド長は、言う(やっぱり睨んだまま)。

てか声小さいな、ぼそぼそ言いやがって。

すると、

「おい坊主」

冒険者らしきオッサンがギルド長に、

「お前、昨日はこの嬢ちゃんみたいに遅れたじゃねえか」

「それは…」

「でかい口叩くなあ。え?」

「そ、それは関係ない」


『でかい口を叩くのは、この口かい?』

『…』

『お喋りな口だなあ? え?』

『…』

『はっ、こんな口』

『っ!?』

ズギュウウン!

「…聞いてるのか、新人」

「ありがとうございます」

「何が」

ブラック上司にBLさせてやった、妄想でしかないのが悔しい。

「まあ、明日からは気を付けろ」

「はーい」

うざかったらまたBLさせよう、人見知りギルド長が。

怖いけどやけに美青年なんだよな、この人見知り。明らかにネコだ、性質的な意味で。

てか、昨日就任したの? じゃあ面接のときの人は前のギルド長だったりする?


ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ〈単発〉


聖女の話が2ヶ月くらい四半期のランキングに入っててビビる/(^o^)\


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